2013年05月26日
犬と暮らす…「里まちの家」完成しました。
5月下旬、相模原市緑区名倉地内
住宅街の中にポツンと空いた南北だけが開放された土地。
ここに少し変わった自然住宅(人と犬の共存住宅)が完成しました。
(創和建設では、昨年から3軒目のペット共存住宅)
タイトル通り、里山を臨みながら街中に住む「里と町の家」。
南北の建物の内外がストレートに抜けて、ある意味家中ドッグラン!
「どうなってるの、この家?」の感じが、余計にお洒落な雰囲気を醸し出す。
回廊型の間取りも、とても住みやすそうだ。
1階と2階の空間は大きく繋がり、人と人、人と愛犬との繋がりも素晴らしい。
南の隣接地にはとても綺麗な里山が広がり、大きなプライベート庭園に見え、
これからもさぞや気持ちの良い暮らしが出来そうです。
南北に風の抜ける開口部、そして東西は大壁面…これはどこでもカッコいい。
東西の開口部の少なさが、より風の通り道を確保してくれる設計。
(どこもかしこも開口部だらけは、心地いい風が抜けていかないんですね)
1発でこの土地を選ばれたお客様のセンスの良さには感心します。
こうやって、景色を生かした家が出来ると、土地のポテンシャルもアップ。
特にキッチンから見渡す景色はやたら素晴らしい。
周囲がもともと開放的で美しい場所は、それなりに高額な割に駅まで遠い。
今回完成したこの家は、借景は南サイドのみという悪条件を間取りで解消。
焦点が定まった住宅と言っていいかもしれません。
言い方によっては里と街の境目にある美味しい立地…まさに「里まちの家」
既存鉄骨も残し、これから良く考えて活用の予定です。
ここは施主・建築家の自由な発想がこれでもかと発揮された「遊びの場」です。
地域型ブランド化事業の長期優良住宅ですが、
それを感じさせない無垢な質感が、耐震・断熱住宅の角を削ってとても柔らかい。
外装…ガルバリウム・白洲そとん壁・杉板
内装…楢床材・漆喰壁・杉板張り(薪ストーブや電気温水器そして藤野電力も)
もちろん、相模原市(旧津久井)木材利用の地産地消の地元密着住宅です。
当然セルロースファイバーの断熱・防音が役にたってくれます。(ウッドマイスタ―)
それでは「犬と暮らす家」改め「里まちの家」です。外観は外構完成後にお披露目!
☆リビングから見えるこのあたり↑が里と町の境界線☆
もうひとつの風の家
「ここもまた、裏通りのためせっかく楽しい住宅なのにあまりに目立たない!」
と、いつものように創和のスタッフは嘆くのでした。
2013年05月25日
「日野・三沢の家」の今…こんな感じです。
東京都日野市三沢に建築中の「自然住宅・日野の家」
上棟から約1ヶ月経った現在の施工状況です。
平面計画・空間計画ともに豊かな自由さをもつ住まいになっています。
素足で柔かな無垢の質感を感じ、座っても、ゴロンと寝転んでもアリ。
ほぼ100パーセントに近い自然な材料により空気も心地よい。
この、昔ながらの手間ひまかけた家づくりを、
創和建設の若い中村クンを棟梁に3人の大工さんが一生懸命頑張ってます。
毎度のことながら、なが~い家づくりです。
こちらの現場に来る途中に見かける新築工事の現場では、
既に足場が取れて思いっ切り仕上げ工事に入っています。
基礎着工はたいして変わらなかったのですが…。
ここで、人数が3名から2名にはなりますが、
柱・梁が化粧で見える納まりのため、造る職人さんもちょっと大変。
(昔の日本建築は、ほとんどがこんなんでしたね)
まだまだ先ですが、出来上がりが楽しみな1軒です。
もうひとつの日野市につくる自然住宅「日野・高幡の家」の設計も順調。
こちらも消費税アップ?には、間違いなくセーフ!
「日野・三沢の家」の大工さんが、完成を待ってそのまま移ります。
↓現在の「日野・三沢の家」です。建前したばかりではないですよ(笑)
(都市部でも、こんな家づくりを望まれる方ぜひ創和建設へ)
木材エコポイント&地域型住宅ブランド化事業も前向きに…。
2013年05月24日
毎年恒例の「藤野・陶器市」…ぐるっと!2日間の「住宅見本市」です。
もうこんな季節…今年の陶器市はどんなんだろう。
出展数も増えて、またパワーアップしているようです。
初日の創和の見学はいつものコース以外に
里山長屋の初参加を含め4か所顔だしに…。
しかし良く考えると、毎年「陶器」を真剣に見ていない自分がいます。
陶器市は、毎年私の中では「良質な住宅見本市(いち)」なんです。
立派な経年変化をしている良い設えの住宅が盛りだくさん。
20年の年月を経ても…良いんですね建物が。建物が良いと、景観にもプラス。
大きな街には必ずと言っていいほどあるメガ住宅展示場ではない、
実際に生活している地に足付いた住まいそのままを見学できる。
建物がその人の人となりを表して、面白い家には面白い人が住んでます。
家の中にキャッツウォークが渡っていたり、回廊型や通り土間があったりと、
藤野には移住された方や芸術系の方の住まいも多いので、仕掛けも楽しい。
そこには、これでもかの「自由さ」が溢れています。
こんな感じで、ぐるっと散歩で、建物と美味しい空気で楽しい1日を過ごしました。
そしていつものようにたくさんの知人と再会!
それにしてもここの町は変なところ。東京まで1時間という通勤圏なのに、
便利なメイン通りに近くない、とても不便な目立たない山の中に行くほど、
恐ろしく良い住宅が建ってます。(庭に狸とか普通に遊びに来るようですが(笑))
オープン前の「フォレストマーケット」の様子。
2日目は、篠原地区の陶器市へ顔だししてきました。
たぶん日本でも稀な分散型の陶器市だと思います。
2013年05月23日
「きらめ樹・家づくりプロジェクト」へ行ってきた!…久しぶりの登場、原です。
5月12日(日) 相模原市緑区綱子(森の音楽スタジオの裏山)
トランジション藤野・森部の方々のお声かけで、
「きらめ樹・家づくりプロジェクト」の一環、創和建設を代表して
わたくし原が伐採のお手伝いに行って来ました。
地域の大切な資源である森を蘇らせ、自分たちで伐採し運び出す。
そして最後にその木を活かして自分たちの家をつくる。
私たちのように、建設業や製材業に従事している方ではない
一般の方々が真剣にたちあげたプロジェクト。
私たちでもそう簡単ではないこの伐採作業。
この正真正銘の地元の木を利用して「日連の家」が形になっていきます。
「じぶんで手を入れた森の木で家をつくるために…」
創和建設一同…尊敬の一言です。
軽い乾燥したとても素晴らしい木でした。(感動)
雑誌でとり上げられた「若者が集う町・藤野」という記事がありましたが、
その若者たち(心も含めて)が、このような世界を切り開いていきます。
地域活性化の三種の神器(よそ者・わか者・ばか者)
この方たちは…もちろん ワ・カ・モ・ノ に違いない!
2013年05月21日
チーム・ウッドマイスター「上溝の家」完成!
創和建設が加盟する神奈川・地産地消ブランドのグループ
「チーム・ウッド・マイスター」
国交省の補助金を有効活用した長期優良住宅を、
神奈川県相模原市と東京都八王子市にて建設しています。
1社、最大5軒というリミットがありますが、弊社はめいっぱい枠を
使わせていただき、5軒の地域ブランド住宅を造っています。
5月20日(月)
その1軒目の「相模原・上溝の家」がこのたび完成しました。
ほぼ似た感じの家が並ぶ住宅街の中に造るガルバリウム
と杉板の家…ちょっと目立つと言えば目立つ。そんな家です。
(八王子の恩方の家・上野原の高台の家と似ています…目立つガル)
弊社で利用する事の多いガルバリウムのメーカー「チューオー」さん、
他社のガルに比べ彫が深く、ラフでとくに男性に人気があります。
聞いたところ、サイディング最大手「ニチハ」ともうすぐ合併するそうです。
「みんなくっついて生きていくんだな~」とひとりごと。
国交省地域型住宅ブランド化事業の長期優良住宅「上溝の家」
神奈川の森の木を神奈川の人が伐採し運びプレカットする。
そして私たち神奈川の設計士と工務店が描きつくる神奈川に住む方の家。
相模原と書いてはおりますが、ほとんどが旧津久井4町の材料です。
職人さんも、相模原(藤野・城山)・八王子・上野原・川崎がメインです。
この家は、セルロースの吸音性・防音性の高さを利用して、
リビングが高性能の楽しい音響ルームになっています。
素敵な音楽や映画をご家族みなさんで楽しむために…。
「創和建設の地域ブランドの長期優良住宅」は、
この先(名倉)⇒(牧野)⇒(八王子)⇒(日連)へと続きます!
チーム・ウッドマイスターの家(残り4軒)も、あと少しで終わります。
次は林野庁の木材利用ポイント制度の活用に向います。
さらに「地産地消・地域活性化」を考えた試みになっているようです。
東京・神奈川・山梨の方、60万ポイント目指して無垢な家づくりへ…!