2013年05月20日
チーム・ウッドマイスター「牧野の家」…珪藻土塗ってます。
今月末のお引き渡しを目指して、最後の追い込みに入っている
国交省(地域型住宅ブランド化事業)の3軒目「牧野の家」は、
現在(北海道)産の珪藻土の工事に入っています。
東京・五反田から来られている職人さん2名が丁寧なコテさばきで、
壁・天井・収納の中に至るまで塗り込んでいます。
天然素材の珪藻土は純白にはならないのが欠点ですが、
施主様の希望もありその中でも最も白い色をつくり、
少し凹凸感のあるテクチャ―で仕上げています。(白くなされたい場合は漆喰に)
フラット感も出しやすい漆喰と双壁でこの珪藻土と白洲壁が
創和建設の塗り壁・自然素材の選択肢になります。
どれがいいかは、お好み次第…どれでも良いです。
相模原市緑区牧野という場所は、
空も広く、日あたりも良い土地が多く(水利が?の場所はありますが)、
温泉・芸術の家・アートギャラリー・直子の台所と楽しげな場所もたくさん。
そんな開けた中でも閑静な場所に出来る
シルバー・ガルバリウムと杉板のちょっと変わった住宅になります。
南側には大きなウッドデッキがあります。弊社の大工さん製作です。
シンボルツリーや植栽(冬樹庭園さん)もやられるとの事なので、
緑の配色が加わって、シルバーガルバリウムの硬さ・冷たさはやわらぎそう。
さあ、もうひと頑張り…↓まずは珪藻土の工事中の写真です。
ここも、ガルの柔軟剤としての役割の他の部材の使い方が勝負です。
ここ牧野の家は、杉板・植栽・ウッドデッキがその役目を果たします。
2013年05月19日
「八王子・みつい台の家」…西山棟梁ガンバってます。
八王子市に建築中の「みつい台の家」
ガルバリウム&杉板という、創和建設では「そとん壁」と並んで多い
外装の仕上げでつくる住宅です。
八王子市は、どちらかというとガルバリウムが少ない街です。
(サイディングや吹付けが大半を占めています)
ここ「みつい台の家」は
ガルバリウム・杉板・ミモザ・珪藻土の素材だけでも十分ですが、
この家の凄いのは「バカでかい吹抜け」…ほんとに大きい。
空気の流れもちゃんと考えています。
ご家族が、増えた場合には、吹抜けを少しつぶして一間つくることも。
玄関の天井の低さから解放されたようなリビングの圧倒的な開放感。
意外性の楽しみもある家になります。大胆な意外性ってヤツ!
個性的で、遠くからみてもかなり目立ってます。
擁壁と基礎を兼ねたコンクリート打ち放しもきれいで、
4ヶ月後(?)の完成が楽しみな無垢な都市型デザイナーズ住宅。
「街に暮らす、そして木の家に住む」…第2段です。
棟梁は、「土間のある家」「里の家」でも腕をふるった八王子から
来ている西山クン。とても丁寧な仕事をする大工さんです。
↓それでは、現在の(みつい台の家)~ここも「地域型住宅ブランド化事業」
を利用したセルロースファイバー断熱の長期優良住宅です。
この家の材木やパネルも、八王子の隣の相模原市青根の材木です。
神奈川県産材のパネルとともに、ほとんどが地産地消住宅です。
津久井地区の材木は、まだまだこれから~たくさんあります。
八王子の方をお呼びして、プライベート完成見学会も考えています。
そのためにも、
現在「和室」の仕上げも色づけの無垢杉にと悩んでおります。
古民家カフェの様相に…1部屋だけちょっと遊びたいな~と。
来週あたり、施主様のご意向を確かめに行ってこよう!
このブログを読んでくれるといいのですが、
千本格子のワーロン組込みの建具に…ぜひお願いします。
2013年05月18日
「ウナギの寝床計画」…やります!…たぶん?
相模原市緑区小渕地区
JR藤野駅に近いウナギの寝床(長方形の土地)に、
ちょっと素敵な2軒の住宅を計画しております。
変形地形を逆手にとって、価値のある住宅をつくる。
コストパフォーマンスも◎二重丸。お財布にもたぶん優しい。
まずは、いつものようにメールにてお客様を募ります。
田舎暮らしとは少し違いますが良い土地です…ここもお楽しみに。
2013年05月17日
直前のお知らせ「藤野ぐるっと陶器市2013」…5月18日(土)~19日(日)
今年も恒例の(フジノ・陶器市)の季節がやってきました。
いつもの「フォレス・トマーケット」などのイベント会場に加えて
今年は初参加のスペースもいくつか。
スタジオ・フジノ、里山長屋、AIKO美術館、傍島飛龍さんの工房など。
どれも楽しそうなところばかり。
それぞれに距離がありすぎて、1日では足りないかも…。
もちろん創和建設スタッフ(特に女子部隊)は、行く予定でいます。
私たちオジサン部隊は、健康・リハビリも兼ねて歩いて行こうか?
この陶器市は、民間主体なので、つくられた感がまったく感じられない、
(町じゅうにばらけた)ちょっと不思議な陶器市です。
そして、私たち建築屋はそこにある建物を見るのが異常に好きなんです。
ほんとにこんな山の中に素晴らしい建物が建ってます。
そこには、やはり縛られないホンモノの自由さが満ち溢れているのです。
芸術系のなんでもあり精神が、プラスに働いているのだと思います。
創和建設にとっての「藤野・陶器市」は、楽しい住宅展示場巡りのようです。
「何十年経っても、こんな家でこんな暮らし方をすると素敵なんだ~」
「人が集まって家なんだ~」と毎年のように感じて帰ってきます。
「自然住宅」で凝り固まった自分の頭をリセットできるような、
そんな「自由住宅」やら庭やらで、とてもとても勉強になります。
せっかくのイベント…お天気が心配です。
売ってるモノだけでなく、景色とその建築物も見てね。
全部見るには、当然お車で。
2013年05月16日
「陣馬の山に抱かれた平屋の木の家」…「澤井の家」もうすぐ着工です。
相模原市緑区と八王子に接し「陣馬山」という山があります。
相模原・八王子の子供たちは必ずと言っていいほど遠足で登ります。
遥か昔の戦国時代に武田氏と北条氏の戦いのさいに、
武田軍が陣を張ったことから陣馬と名付けられたと聞きます。
そんな陣馬の麓の大自然の中、
杉板とガルバリウムの自然住宅「澤井の家」がもうすぐはじまります。
この集落は、ほんとに素朴な空気に満ちています。
長い長い歳月をかけて、この風景になったと感じさせてくれます。
藤野の中でも、独特の空気を持った場所です。
映画「トリック」のイメージです。(ロケ地だったようです)
ありがたいことにお客様が創和建設の扉を叩いていただいて約1年半…
施主様と私たち創和建設の強い想いがもうすぐカタチになります。
平屋であること・無垢材でつくること・メンテナンスが楽なこと
などなどたくさんのご要望を1つづつクリアしていきここまで来ました。
そして、1番のご希望である「良い雰囲気の家」になると確信しております。
軒もこれでもかと張り出した平屋で、実面積よりもかなり大きく感じるはず。
何度も言いますが、平屋は階段がない分お得です。
地元で生まれ育ち、まだ若いお客様ですが、家づくりへの想いは
驚くほど大人だな~と、毎回感心しています。
何でも便利にや、何でも派手にしたがる年齢だと思うのですが、
そんなことには一切触れず(シンプル・イズ・ベスト)初志貫徹。ぶれない!
(便利・便利に目がいき、建物の設えの本筋から外れることもなさそう。)
う~ン…大人です。立派!
この手の住宅は相模湖南岸が圧倒的に多いのですが今回は北岸。
年末には、陣馬の山のふもとに「いい感じの平屋」が…とても(笑)です。
☆この家も「セルフビルド」ありきの楽しげな住宅になります。
塗装&漆喰、そしてウッドもお客様とご一緒に…。
建築設計は地元小渕のア―キシステム・森下さんです。