梅雨時期の雨空の続く中、この日はありがたいことに晴天でした。

旧津久井町・寸沢嵐の地にて「自然素材の木の家」が上棟です。

棟上げ後には、略式の上棟式が棟梁の音頭ではじまり、

施主様ご家族・設計者・そして私たち施工サイド、改めてきを引き締め、

これから数カ月の工事の安全を祈願した30分です。

「ファミリータウン」「ヤマボウシの家」「トネリコの家」に続き、

内郷・寸沢嵐では過去5軒目となる自然素材の家。

足場から覗く屋根勾配と外観の感じが、

柏の葉にあった「化学物質過敏症」の高千穂実験棟に似ています。

とてもシンプルで空気が籠らない間取りも同じですね。

無垢杉・高千穂シラスのそとん壁・漆喰で仕上げをします。

特にこの地域では、どういう訳か「高千穂シラスのそとん壁」ばかりに。

白洲壁は湿気の多い相模湖のような地域では、とても心強い味方ですね。

その吸湿性は、他の追従を許さないほどです。

雨上がりの翌日、シラスの家だけ笑っちゃうくらい乾いていない。

これほどまでの多孔質…内部・外部とも火山灰のマジックのようです。

私たちも高千穂さんのサイトを時々覗いています。勉強になります。

無垢+シラス+ヨコもタテも風の通る設計=エアコンを限りなく使わなくていい家。

棟梁は、地域型住宅ブランド化事業「日連の家」を仕上げてきた関戸クン。

とても要領のが良く、きれいな仕事をします。これから楽しみ。

建て方の職人さんたちが並び施主さんのご挨拶⇒壮観です!

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きれいな仕事をする大工さんは、現場の掃除も行き届いてます。

1ヶ月ほど前に本体が完成した「里まちの家」

ここに来て(ウッドデッキ&薪置き場)が完成しました。

薪のお店屋さんができるほど、パンパンに詰め込まれた薪棚。

ここの施主様の御親戚が大手の薪ストーブ屋さんということもあり、

このような手配もわりと簡単に出来るようです。

今から冬が楽しみではありますが、来年までたっぷり持ちそう。

薪屋さんを経営できそうな質と量になっています。

1つ困ったこと…薪が多すぎて外観の完成写真がとれません。

何度か脚立をもっていったのですが、やはり高さ不足。

次回はトラックで行き、荷台の上から大きめの脚立に乗ってとります。

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「里まち」…今年度の地域ブランドのチーム名になりました。

里もあり街もあり、ついでに山も湖もある相模原と上野原。

関係者がこの言葉を見て「きれいだ」「いい雰囲気だ」と即決。

この家も24年度の地位型住宅ブランド化事業の一環。

そして25年度は、この家をモデルとした、里そして街でもかなえられる

自然住宅のネットワーク。津久井・上野原で約40社が集まりました。

そんな「木づくり・里まちの家」があちこちに建つことを楽しみにしています。

相模湖畔に建築中の「焼き杉と漆喰の家」

アンビエックスさんの設計で環境・健康にとても優しい家づくり。

健康住宅やシックハウス・化学物質過敏症の方のための家を

再度勉強させてもらってる感じです。

かなり昔のコトのような記憶ですが、

「ガイアの夜明け」で隣家のケミカルなリフォームのため

重度の化学物質過敏症を発生してしまった方を見ましたが…

この「創和・湖のいえプロジェクト」に建つ家は、それぞれ差はあるものの

すべての家が出来る限り自然素材でつくるという目標があるので、

その心配も軽減されるのではと信じています。

「風のいえ」「季のいえ」「モクレンの里」「内郷の里」そして「連のいえ」

すべてのプロジェクトに言えることです。建物の間をあるいても無臭に近い。

このような数棟にわたる自然素材の家づくりは、

ほんとはまわりが広い田舎ではなく、狭い都会でこそ必要なんだと思います。

ただネックは「都会の土地は高額で家までお金がまわらない」こと。

そのため住宅を自然素材でつくることのコストアップが難しいくなるのです。

そして弊社は目黒の「天然住宅」さんとも提携しており、

           いろいろな可能性をこれからも試していこうと思っています。

たくさんの人の考えをアタマをカラにして聴く…参考になります。(元々カラか!)

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   ウールブレス(羊毛断熱材)が覗いています。

現在、創和建設のホームページを新規一転つくり直しております。

もう何年もイベント欄以外が更新されず、とてもお見苦しい。

まずは、不動産部が単独のサイトを持つこと。

建築部は建築部で、現在のサイトがやってることと多少ずれがあるので修正。

今年中にはなんとか…です。昨年もこんなこと言ってましたが!

そして、ここを担当している大工さん、あと半月ほどで木工事終わります。

次には「藤野・繋がる家」が控えています。もう一息、最後の仕上げです!

相模原市緑区牧野に建ったガルバリウムと杉板の「牧野の家」

先月末に本体、そして今月外構の工事が終わり、すべて完成。

もちろん長期優良住宅仕様になっています。

シルバーのガルスパンを基調に無垢の杉板のワンポイント効いて、

前面の植栽とともにガルの無機質感を少し薄めてくれてます。

南面の大きなウッドデッキも木々の間に突出するようにつくられ、

アウトリビングの役割も兼ねてとても気持ちが良い。

この「地域型住宅ブランド化事業」の特徴でもあるセルロースの

断熱・防音の力で内部もとても過ごしやすくメンテナンスも楽。

残りは「日連の家」と「八王子の家」の2軒となりました。

これからも「ガルバリウムの家」は、弊社のある程度のパーセンテージ

を占めていくと思います。

価格の高いことや設計が難しい、そして目立つというネックはありますが、

ビタッとはまった時は、とても素晴らしい。(個性的)

森のガルハウス…木々に囲まれちょっと雰囲気あります。

やはり「モノトーン・ガルバリウムの家」には植栽の緑が良く似合う。

↓チーム・ウッドマイスターの3軒目「牧野のガルハウス」です。

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 床はハードウッド(ミモザ・アカシア)を選ばれました。

この家の崖地に大きく張り出したウッドデッキは、

この土地の持つ潜在能力を最大限生かしたつくりと言えます。

ウナギの寝床・傾斜地や崖地…デメリットではなくメリットとして考える。

現在、測量・分筆そして建築基本設計に入っている相模湖の家

「農的暮らし・内郷の里プロジェクト」。

何度か設計打合せに立ち会いましたが、施主さん設計士さんの

やりとりが、かなり凄いことになってっます。目が点ってやつ。

規格にとらわれず自由な発想のもとに…う~ん、こりゃ凄い!

ここ数年、藤野の家づくりでも、解き放たれたような自由奔放さが楽しい

のですが、「内郷の里・プロジェクト」ではさらに数段上をいきそうです。

詳細は、そう遠くなく決まってくると思いますが、

その時をドキドキしながら待ってます。

(設えとか落着きとか佇まい)といった大人の言葉とは少し距離を置いた

「やりたいことをやる」「自分らしい家をつくる」という言葉がピッタリくる

規格外・想定外のそんな「内郷の里」です。派手ではないところも良い!

もっとも、その規格ってなんの規格だったんだろう?

流行りだったり、メーカーさんのひいたレールだったり、その両方だったり。

このあたり人口の割に芸術家が多い、それともうひとつ建築家もやたら多い。

そんな理由もあり、いろいろな住宅が建っています。

規格?

そう、ひとりひとりの家の規格は、住まう人が決めるのがいいんですよね!

それでは「自由な土地・内郷の里」…3軒のうち残り1軒となりました。

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 農的暮らし希望の方、「内郷の里」を1度見て下さい。