2013年07月02日
「自然住宅・寸沢嵐の家」…上棟しました。
梅雨時期の雨空の続く中、この日はありがたいことに晴天でした。
旧津久井町・寸沢嵐の地にて「自然素材の木の家」が上棟です。
棟上げ後には、略式の上棟式が棟梁の音頭ではじまり、
施主様ご家族・設計者・そして私たち施工サイド、改めてきを引き締め、
これから数カ月の工事の安全を祈願した30分です。
「ファミリータウン」「ヤマボウシの家」「トネリコの家」に続き、
内郷・寸沢嵐では過去5軒目となる自然素材の家。
足場から覗く屋根勾配と外観の感じが、
柏の葉にあった「化学物質過敏症」の高千穂実験棟に似ています。
とてもシンプルで空気が籠らない間取りも同じですね。
無垢杉・高千穂シラスのそとん壁・漆喰で仕上げをします。
特にこの地域では、どういう訳か「高千穂シラスのそとん壁」ばかりに。
白洲壁は湿気の多い相模湖のような地域では、とても心強い味方ですね。
その吸湿性は、他の追従を許さないほどです。
雨上がりの翌日、シラスの家だけ笑っちゃうくらい乾いていない。
これほどまでの多孔質…内部・外部とも火山灰のマジックのようです。
私たちも高千穂さんのサイトを時々覗いています。勉強になります。
無垢+シラス+ヨコもタテも風の通る設計=エアコンを限りなく使わなくていい家。
棟梁は、地域型住宅ブランド化事業「日連の家」を仕上げてきた関戸クン。
とても要領のが良く、きれいな仕事をします。これから楽しみ。
建て方の職人さんたちが並び施主さんのご挨拶⇒壮観です!