「命が輝く家」…完成見学会!

このたび相模原市緑区牧野(旧藤野町牧野)に完成した

「命が輝く家」の完成見学会を開催いたします。

抜け感の素晴らしいとても開放的な自然住宅です。

接着剤の匂いがしない「木の香」いっぱいの楽しい住宅です。

部屋のつながり…ご家族のつながりが参考になる間取りです。

施主さんときなり舎さんとで、長い時間と回数を重ねた結果、

とても優しい空間を持ったデザインが出来上がりました。

牧野の地でははじめての完成見学会。

               お時間のある方はぜひお越しください。

今回は藤野駅からの送迎はしませんので、

バスまたはお車でお願いします。(駐車場あります)

日時…7月19日(土) 10:00~15:00(13:30より設計者のお話しなど)

駐車場…当日は、現場から徒歩3分のやまなみ温泉の駐車場(無料)

      をお借りします。帰りにひと風呂いかがですか(こちらは有料)。

見学会建物概要…木造2階建てスキップフロアのパッシブソーラー型。

      構造材は地元・相模原の木材、そして外装に九州・白洲壁。

      内部の造作は無垢杉を使い、セルフの漆喰壁で仕上げました。

      タカラのホーローキッチンや無垢の木建具、玄関ドアも無垢材

      を利用した、大空間の心地いい住まいになっています。

      エアコンに頼らない薪ストーブのある暮らしを実現しています。

      13:30からは、設計者のこの家に対する想いや気づかいが

      聞けると思います。もしかしたら、施主様によろセルフビルドの

      楽しみや苦労話も聞けるかも?この時間にお越しくださると

      より充実した見学会になると思います。

    
    
    
    
    

お申込み…創和建設まで電話かメールでご連絡ください。

      担当窓口は、創和建設の小俣・後藤の両名です。

      (小さなお子様のお世話は参加者ご自身でお願いいたします。)

            

2014年07月11日

自然住宅…について!

「自然住宅」という家づくりについて…それってどんな家?

みたいな疑問をお客様から尋ねられることが多いです。

         何が自然なのか?

健康と環境に優しい自然な素材を使っているから?

それは基本ですが、それだけではないような気がします。

もっと大きな枠組みの中で、いろいろな意味で自然なんだと…。

そこには、建築家(設計士)のエゴや変な意図が見え見えにならず、

あるべき場所にあるべきカタチで自然につくられていることが重要。

窓ひとつとっても、高さを1直線に揃えるということの常識?、

高さを変えることによって風の流れが改善されるのであれば

それは一切揃えることはない。(ガチャガチャにならない程度に)

その方にとって暮らしやすい家を、あまり作為的に考えないで…

というか、作為的に見せないで、素直に良い素材でつくっていくことが。

窓だけでなく、何かがすべて規律正しく並んでいることの不自然さは、

やはり気持ちよくない。(建売系・2×4系に多いです)

特に無垢や塗りの家づくりにおいては、

そんな気づかいは必要以上に大きく考えないでいきましょう。

せっかくの「自然住宅」が「不自然住宅」になってしまいそう。

「こんなことをやりたかったんだろうな~」というのがわかってしまうこと。

それは少し悲しいことで、ホントにいいものは素直に何も意図を感じない家。

気持ちがいい…開放的だー それで十分。

それだけ建築における設計の比重は高いのだと思います。

今日は、適当なことを適当に書いてみました。

相模原市緑区「榛(はしばみ)の家」…セルフビルド塗り!

7月完成を目指し、仕上げに邁進している「榛の家」

現在、セルフビルドで漆喰塗りの真っ只中!

施主様が精鋭たちにお声かけして集まった強者。

(ご自身の家でみおないのに…後々役立ちそうですが。)

なにしろ床面積が大きい家なので、

見ているだけで気が遠くなるようなセルフビルド。

楽しそうでもあり、辛そうでもあり、想い出になるのは間違いない。

この家は、7月26日に完成見学会もお願いしておりますので、

その時には苦労の跡がみてとれると思います。

「牧野・命が輝く家」に続き新築セルフの住まい。

その他に2軒のリノベーション物件も進行中。

計4軒の「セルフビルド住宅」…みなさん頑張っています。

「榛(はしばみ)の家」のタナクリーム塗りのセルフビルドは、

そんなお友達数名参加された暖かな雰囲気の中でも、

ストイックに仕上がりをもとめた仕上がりになっていきます。

面積が大きいだけに…出来栄えが…とても…楽しみ(笑)。

みなさん自分の家でもないのに積極的で素晴らしい~感激です。

先日、国交省より来季の「地域型住宅ブランド化事業」の採択発表が

ありました、創和が加盟している神奈川県の3つの団体も無事

採択され、昨年…今年…来年と地産地消の家づくりが続いていきます。

神奈川県北部・東京都西部・山梨県東部のあたりは、

まわりに木がたくさんある割には地元材へのい関心が希薄な地域です。

東京に近く、建売住宅やローコストの家、高額でもハウスメーカーの家が、

目立つ地域と言っていいと思います。(旧・藤野地区を除いて…)

もう少し…もう少し…近隣の仲間が手を携えて…良い家づくり

楽しい家づくりをしていこう…こんなスイッチが入る採択の日です。

最後にお知らせ…ここの近くに住民の皆さん念願の「薪ステーション」

が出来るらしい→当初の相模湖から薪ストーブ利用者の多い藤野へ

またひとつ雇用も→このあたりも賑やかになりそうだ。

ここ藤野は、すべてではないがエコの町へ突き進んで行ってます。

政令指定都市・相模原の中でも「個性のある町」へ…素晴らしいこと。

↓の写真は、そとん壁が仕上がったばかりの外観です。

   
   

写真からも広い庭がみてとれます。施主様が張った芝と

景色に溶け込んだ住まいが…とても似合っています。

                          絵になります。

            ザ・リノベーション!


現在、大工さんは2名で施工中の住宅リフォーム。

バブル期の住宅を、無垢&自然素材で再生する、

私たち創和建設が次のホームページでメインに据える

「自然素材でリノベーション」とぴったり合った改修工事。

写真からは完成形がまだまだ伝わってきませんが、

無垢の床・羊毛断熱材・漆喰・オガファーザー等

リフォームでは考えられない素材が使われます。

そして何より空間リノベーション

これには施主様のご友人のデザイナーの方も加わり、

他にはない空間構成が出来上がりそうです。

チルチンではなくブルータスに載っているような住まい。

そんなカッコいい雰囲気の住宅リノベーションになりそう。

無垢の家にありがちな武骨な野暮ったさを排除しつつも、

その柔らかな質感は残すという難しいリノベーションです。

   
   
   
   
   

この手のリノベーションは、完成後のアップ感が物凄い。

そして雰囲気のある調度品が据えられてさらにドアップ!

(一番下の写真はウール・ブレスの羊毛断熱材です)

来週はもう一つの漆喰リノベーション「マンション・リフォーム」の

自然素材の完成写真も掲載できると思います。

リフォームの長期優良住宅の補助金も出回っている昨今、

これからの需要は新築よりリフォームという政府の指針も

あながち…?ではなさそうですね。

    ☆ 翠(みどり)の家…上棟!


あちこちの現場が竣工を迎えて、新たに数棟が上棟しています。

  今回の棟上げは「花風の家」のお隣の「翠の家」

ともに国交省・地域型住宅ブランド化事業の補助金事業を利用した

(北相模・甲斐東部 里まちネットワーク)の長期優良住宅になります。

こちらも負けじと長期優良住宅のケミカルな面を限りなく排除した、

生粋の自然住宅と言っていいと思います。

大断面の無垢の梁と玄関アプローチの丸柱もいい感じの翠の家です。

ウナギの寝床の地形(地型)も前向きにとらえ、

設計プランをより楽しく描いた楽しい家になりそうです。

この2軒の特徴ですが、

構造材…山梨県の上野原市・大月市・都留市近辺の山や森の木

屋根材…ガルバリウム  外装材…高千穂シラスそとん壁&杉板張り

床…杉&桧の無垢フロア  内装…漆喰塗り(今回はセルフビルドはナシ)

木建具…新潟県の無垢の剥板材を利用  玄関建具…無垢建具(飛騨)

薪ストーブ&ペレットストーブ  キッチン…スタジオイエス作(地元材)

というわけで、「翠の家」の上棟の様子…曇天ですが気持ちは晴天!

     
     
     
     
     
     
     

見ての通り、地元材も材を選べばしっかりといい家になります。

トレーサビリティは言うことナシ。これからは地産地消の時代です。

自然素材がありふれてきた今、本物といかに向き合うか…

工務店の生き残る道のひとつだとお勝手に思っています。

10月完成及び見学会予定の里まちネットワークの

地域ブランド住宅「翠の家」と「花風の家」…楽しみにしていてください。