2014年07月11日
自然住宅…について!
「自然住宅」という家づくりについて…それってどんな家?
みたいな疑問をお客様から尋ねられることが多いです。
何が自然なのか?
健康と環境に優しい自然な素材を使っているから?
それは基本ですが、それだけではないような気がします。
もっと大きな枠組みの中で、いろいろな意味で自然なんだと…。
そこには、建築家(設計士)のエゴや変な意図が見え見えにならず、
あるべき場所にあるべきカタチで自然につくられていることが重要。
窓ひとつとっても、高さを1直線に揃えるということの常識?、
高さを変えることによって風の流れが改善されるのであれば
それは一切揃えることはない。(ガチャガチャにならない程度に)
その方にとって暮らしやすい家を、あまり作為的に考えないで…
というか、作為的に見せないで、素直に良い素材でつくっていくことが。
窓だけでなく、何かがすべて規律正しく並んでいることの不自然さは、
やはり気持ちよくない。(建売系・2×4系に多いです)
特に無垢や塗りの家づくりにおいては、
そんな気づかいは必要以上に大きく考えないでいきましょう。
せっかくの「自然住宅」が「不自然住宅」になってしまいそう。
「こんなことをやりたかったんだろうな~」というのがわかってしまうこと。
それは少し悲しいことで、ホントにいいものは素直に何も意図を感じない家。
気持ちがいい…開放的だー それで十分。
それだけ建築における設計の比重は高いのだと思います。
今日は、適当なことを適当に書いてみました。