ザ・リノベーション!


現在、大工さんは2名で施工中の住宅リフォーム。

バブル期の住宅を、無垢&自然素材で再生する、

私たち創和建設が次のホームページでメインに据える

「自然素材でリノベーション」とぴったり合った改修工事。

写真からは完成形がまだまだ伝わってきませんが、

無垢の床・羊毛断熱材・漆喰・オガファーザー等

リフォームでは考えられない素材が使われます。

そして何より空間リノベーション

これには施主様のご友人のデザイナーの方も加わり、

他にはない空間構成が出来上がりそうです。

チルチンではなくブルータスに載っているような住まい。

そんなカッコいい雰囲気の住宅リノベーションになりそう。

無垢の家にありがちな武骨な野暮ったさを排除しつつも、

その柔らかな質感は残すという難しいリノベーションです。

   
   
   
   
   

この手のリノベーションは、完成後のアップ感が物凄い。

そして雰囲気のある調度品が据えられてさらにドアップ!

(一番下の写真はウール・ブレスの羊毛断熱材です)

来週はもう一つの漆喰リノベーション「マンション・リフォーム」の

自然素材の完成写真も掲載できると思います。

リフォームの長期優良住宅の補助金も出回っている昨今、

これからの需要は新築よりリフォームという政府の指針も

あながち…?ではなさそうですね。

    ☆ 翠(みどり)の家…上棟!


あちこちの現場が竣工を迎えて、新たに数棟が上棟しています。

  今回の棟上げは「花風の家」のお隣の「翠の家」

ともに国交省・地域型住宅ブランド化事業の補助金事業を利用した

(北相模・甲斐東部 里まちネットワーク)の長期優良住宅になります。

こちらも負けじと長期優良住宅のケミカルな面を限りなく排除した、

生粋の自然住宅と言っていいと思います。

大断面の無垢の梁と玄関アプローチの丸柱もいい感じの翠の家です。

ウナギの寝床の地形(地型)も前向きにとらえ、

設計プランをより楽しく描いた楽しい家になりそうです。

この2軒の特徴ですが、

構造材…山梨県の上野原市・大月市・都留市近辺の山や森の木

屋根材…ガルバリウム  外装材…高千穂シラスそとん壁&杉板張り

床…杉&桧の無垢フロア  内装…漆喰塗り(今回はセルフビルドはナシ)

木建具…新潟県の無垢の剥板材を利用  玄関建具…無垢建具(飛騨)

薪ストーブ&ペレットストーブ  キッチン…スタジオイエス作(地元材)

というわけで、「翠の家」の上棟の様子…曇天ですが気持ちは晴天!

     
     
     
     
     
     
     

見ての通り、地元材も材を選べばしっかりといい家になります。

トレーサビリティは言うことナシ。これからは地産地消の時代です。

自然素材がありふれてきた今、本物といかに向き合うか…

工務店の生き残る道のひとつだとお勝手に思っています。

10月完成及び見学会予定の里まちネットワークの

地域ブランド住宅「翠の家」と「花風の家」…楽しみにしていてください。

「セルフビルド・壁塗り」完了!

相模原市緑区牧野(旧藤野)に完成予定

「命が輝く家」のセルフビルド(壁漆喰)が無事完了です。

凄い…なにしろ上手…言うことナシ!

ワークショップや見学会にも多数参加され、

セルフに対する思い入れが半端なく伝わってきていた

こちらの施主さんは、想像通り…以上の凄腕でした。

素人なのにプロ顔負けの壁の質感が再現されています。

7月の中旬には「完成見学会」を開催させていただきます。

家だけでなくセルフビルドの素晴らしさも見学してください。

施主さんの言葉…「成功した壁だけでなく、最初は慣れずに

上手くいかなかった失敗した壁も、それはそれでとてもいい想い出

になりました。忙しい暮らしの中、とても楽しかったです。」

これから外装「白洲・そとん壁」や内装の無垢建具工事、

最後に薪ストーブ(イエルカさんのロケットストーブ)が設置、

プロの私たちの仕上げの腕のみせどころですね。

急な斜面地に建つ、施主さんが希望を持って命名した、

親も子もみんなが命が輝いていくような健康な家。

また一つ丹沢北面に手作りの「木の家」が完成します。

    ↓工事中の「命が輝く家」の今↓







長かったこの家も、あと半月ほどで完成を迎えます。

森の音楽スタジオ・ホタルの家~牧野・ガルハウス

に続き、3軒目の牧野における無垢住宅。

相模原市緑区牧野地区…スコーンと抜けた明るい地域。

昔は、この藤野地域の中心だったようです。

芸術家も多く住まわれていて、温泉もいくつかあり、

牧郷ラボをはじめ、地域活動も活発に行われています。

自由で素朴な田舎暮らしを望まれる方は是非一度訪れてください。

山梨県上野原市の高台にS様邸が上棟しました。

いつもお世話になっているベストさんの物件です。

とても広い敷地で、入口には参加していただいている

「里まちネットワーク」の看板が立っています。

施主様は水道工事を生業としており、

ご自身で水道や外構を担当されます。

プロのセルフビルドで羨ましいかぎりです。

最近面識が出来たアイアン作家のお二人のうち

おひとりが上野原市の方でした。

こんな近くにこんな人が…みたいな感じでした。

(もうひとかたは埼玉県所沢市の方)

手作りアイアンのカーテンレールや取手は良いですよ。

特にタナクリームや珪藻土のザックリした壁にドンピシャです。

それでは、上野原の家の上棟の様子です。



  「芹(せり)の家」…竣工!

先日「内観」の完成をご紹介した「芹の家」ですが、

やっと外観写真が撮れたので紹介します。

外構や植栽が未施工のため、完全な竣工写真とはいきませんが、

それでも建物の質感は伝わるのでは??

4軒の平屋のコミュニティを企画に盛り込んだ「藤野・連のいえ」

その言葉通りの美しい平屋の趣を持つ住まいとなりました。

漆喰といい、敷き瓦といい、落ち着いた空気が漂っています。

ペレット&薪の併用のくろがね工房の軽井沢ストーブも設置。

太陽熱温水器も装備、床暖房もあるかなりのハイスペック仕様。

車庫も木組みでつくることになり、豪華と言えば豪華ですが…。

木材は、神奈川県相模原市の丹沢産の桧と杉。

「平屋に暮らす…連の家プロジェクト」らしい家になりました。

調度いいくらいの大きさでシンプルな形で暮しやすそうですね。

無駄な広さは求めない、ただ家の質は落とさない潔さ。

(最近、この潔いという言葉が乱発…家づくりでは大切)

内観の抜粋も少し混ぜながらの「芹の家」ご紹介です。

  
  
  
  
  
  
  
  

最後の1枚は「芹の家」と「康の家」の2ショットです。

ともに襟を正した感じの雰囲気を醸し出しています。

1列に並ばない事というこの企画の遠近感がとてもいい。

「佇まい」という言葉がとても似合う通りになりそうです。

庭の完成も待ち遠しい中間地点の「連のいえプロジェクト」です。
そしてもうすぐ…お隣の「樺(かんば)の家」へとつながっていきます。

2軒でもこれだけ素晴らしい…4軒並ぶと…とんでもなくいい風景になりそう。

(町並みを意識した家づくりの場合、自治体からどんなカタチでも

施主さんに少しでも恩恵があるといいな~と思うこのごろです。)