「北杜の家」…完成見学会


約半年をかけて完成した「北杜の家」

                   今週の土曜日は山梨へ…

このたび無事竣工を迎えお披露目となります北杜の家。

中央高速の長坂インターから15分くらいいったところ。

そんなに雪は多くない(日によりますので天気予報も見てね)

開催期日…1月31日(土曜日)

開催時間…13:30~

(駐車場もあります。)

東京・目黒のアンビエックスさんの設計により、いつものように

究極に近い自然素材を利用した住まいになりました。

外装…杉板と漆喰  内装…燻煙杉と貝てき漆喰

ペレット・蓄熱床暖房などその他にもたくさん見どころがあります。

すべてが選定されたオリジナルに近いような素材でつくりこまれ、

化学物質過敏症(シックハウス等)の方にもとても優しい。

5~6年ほど前の「創和建設・湖の家プロジェクト」からのお付き合い。

自然素材の家づくりという日本中の工務店が一種の流行のような時代、

「ここまでストイックにこだわる設計事務所があるのか?」と、

私たち一同、そのスタンスに驚愕したのをつい最近のように思い出す。

「ホンモノの自然素材とはほんのちょっとしかないんだよ」というように…

そして今でも変わらずに「健康と環境への想い」へ邁進。

「北杜の家」もやはり同じ想いでつくられました。

そんな基本でもあり、そして理想でもある家づくりを見てください。

家づくりをお考えの皆様、化学物質過敏症に悩んでいる方々、

まだまだ先だけど、少し勉強もしたいな~と思っている人。

少し遠いけれど、たぶん、いや間違いなくためになるはず。

ドライブがてら雪化粧をした八ヶ岳と富士山をみながら、

ぜひきれいな空気を吸いに軽い気持ちで北杜市へ来てください。

見学希望の方、創和建設の志村までご一報

(メールにて会社へご連絡していただいても構いません)

そして自然素材のこの家がつくってくれる空気は、

北杜の地がつくってくれる空気に負けないくらい気持ちがいい。

「ホンモノの家づくり」…もう一つの違った世界が見えてきます。

(すでに、都内の数名の方から参加したいとの連絡もありました)

  北杜の家の完成見学会は今週の土曜日です。

   設計…アンビエックス   施工…創和建設

      今 週 末 は 山 梨 へ !

   「高尾・パティオのある家」

先年完成し高尾にある「パティオのある家」の完成写真を

大地を守る会さんより送っていただきました。

完成時には、私が拙い技術で撮影をしたのですが、

やはりプロの方は腕もカメラも段違いですね。

ありがたく了解を得て使わせていただきました。

今みてもやはり良い家であるのが良くわかります。

写真からも木の質感と丁寧な暮らしが伝わってきます。

つくった甲斐があったと、現場管理の小俣をはじめ、

創和建設スタッフ一同たいへん喜んでいます。

「ありがたや~」の、嬉しい不意の届け物のお知らせ。

   
   
   
   
   
   
   
   

最後の1枚がパティオの写真

…密集地の家づくりで光と風をいただく優れものです!

敷地の面積が街中の割に少し大きくないと叶いませんが、

長~い土地にはうってつけですよ。プライバシーも二重丸。

   身近なアートと暮らす家

更新がゆっくりになってきたこのブログ…手抜きですね~。

昨年から少しづつお知らせしている「暮らしのアート」。

10年ほど前から、施主さんの希望により創和建設の家にも

絡んできている作家さんたちが数名おります。

ただ、そこには「施主さんの希望」という前振りがあり、

好んで私たちはやっていなかったというのが本音でした。

手間ひまという点で、会社としてあまり芳しくないこともあり、

アートが目立ちすぎるという心配も少なからずありましたので…。

ただ、そのような家は出来上がってみると実に面白い!

(設計・施主・作家の三位一体、うまくかみ合えば)

そして、昨年末に「暮らしのアート」を立ち上げ、

みなさんに私たちから積極的に作家さんを紹介して、

「ビビッときた人」がいたらぜひ頼んでいただきます。

今回は、創和の八王子営業所でも2つほど依頼した

所沢の羽生さんの作品をいくつかご紹介します。

彼は、藤野の陶器市などにも出店している若きアイアン作家。

今のところですが、羽生さん以外にも賛同してくれた方が、

10名ほどおりますので、木工・アイアン・布など他にもたくさん

「暮らしに溶け込む作家さんたち」楽しみにしてください。

すべてが経年変化するまがい物ではない「暮らしの中のアート」

          ビビッときましたか?

   
   
   
   
   

理想は、基本設計から入ってくると、よりいい感じになりそう。

「これをここにつけるために、ここにはこんな壁を…」みたいに!

建築とアート・施主さんと作家さんのコラボ…これからです。

そして創和建設はいつまでも、

やりたいことが毎年増えてくる、節操がない緩い工務店でいたい(笑)。

   町田の家・リノベーション!


東京都町田市小山町(多摩境駅にほど近い)の改修工事。

自然素材のリノベーションと言っていいリフォーム現場です。

いくつかの部屋の間仕切りを取っ払い一つの空間に、

天井もついでに高くしてしまう。

もとが古い民家なので、使ってる材もそれなりに悪くない。

天井の梁などはそのまま使いたいとも考えましたが、

そこは法規上厳しいところもあるので泣く泣く天井裏へ…。

解体してから「こうなってるんだ~」と余分なコストもかかることも、

それと同じように「こうなってるんだったら利用すべきか~」などなど、

リノベーションとは「あっちいったり、こっちへいったり」と、

それが楽しいことでもあり一番苦しいことでもあり…ふ~。

今が一番苦しい時の大工さん…そんな中しっかりと造作に励む

中村(公)棟梁の様子です。

大きな吹き抜け・そしてこのあたりでは珍しい薪ストーブ、

床・天井・内装建具は無垢材で、壁は珪藻漆喰という仕上げ。

(最後の写真は、この家にやがてくっ付いてくる増築部分の基礎)

そうなんです。この「町田の家」は、既存リノベーション+新築

=2世帯住宅なんです。もちろんすべての設えは共通です。

リノベーションとは…そう、空間と暮らし方のリフォームなんです。

    
    
    
    

↑新旧の大きな梁を隠すのがもったいない感じがしますね。

こちらの住宅の他にも、先日着工した「藤野の家」と

「ドッグランカフェ」を含めて、現在4軒のリフォームが工事中。

どんな小さなリフォームでもご相談ください。ぜひ、面白くしましょう!

あけまして、おめでとうございます。

昨年2014年、上棟のトリを飾った「奏のいえ」

完成まで施主様に邸名を決めていただけるまでは、

「奏のいえ」でご紹介していきます。

相模原市緑区の山あいの絶景の地に建ったこの家は、

年度の最後を飾るにふさわしい住まいになります。

地熱住宅+国産無垢材+自然素材+アート建具+いろいろ自由

この、いろいろと自由なエッセンスが深みを増して

面白い建物になっていきそうです。着地地点は微妙に不明。

骨太の在来工法のしっかりとした建物なのですが…

行き着くところの曖昧さが、より楽しさを増幅させていきます。

360度、どこを見ても素晴らしい田舎の土地なので、

設計者はとても苦労したと思います。

もとのポテンシャルが高いので、それを上げていくのがたいそう難しい。

たぶん、このような土地には、細部までつくりこんだ家は似合わない。

遊びがある家づくりが一番しっくりくるようです。施主様にもフィット。

大きな化粧の構造体と大胆な配置…そう図面で追えない配置。

4月の完成を目指し、「北杜の家」を終えて帰ってきた長田棟梁が、

無口で優しい顔からは想像できないパワーでつくりあげます。

上棟した軸組を見上げながら想う事…この「抜け感」は期待大!

(つくりこんでいく設計より、省いていく設計の方が難しいんですよ)

既存の枠組みにとらわれない自由な奏の家…どんな音色になるか?

玄関ドアを製作されるラブレターの高橋さん(アート)をはじめ、

あとから参加されるモノづくりの方々も、きっと楽しく仕事ができそうです。

    
    
    
    
    

ちなみに、創和建設の今年のキーワードは」「アート」。

それも奇をてらうことのない、派手になることのない、

建物にしっかり溶け込んだ「センス良く暮らすためのアート」、

建築に寄り添ってきてくれる作家さん…待ってます。

そして、そして…もっと、もっと病院とライブに行こう!

(昨年は、立川・聖蹟桜ヶ丘・八王子のみのライブ)…今年こそ!