2011年10月02日
「風のいえ・地熱SRC基礎」施工状況と「構造見学会」のご案内!
●来週早々の基礎打込みに先立ち
地熱蓄熱基礎の配筋及び配管写真です。
通常の基礎に比べ工期もかかり、人手も必要ですが、
住環境や耐震にも優れています…見た目も強そう!
●10月22日(土)のこの建物の「構造見学会」の案内もいっしょに…。
地元(相模原)の木でつくる「自然住宅の骨組み」やここに参加する
建築家たちの「住まいや環境への熱い想い」をぜひ体感して下さい。
藤野の地の持つポテンシャルと彼らのスキルとの融合で
4軒の趣のあるどこか懐かしい大人の住まいができると思います。
見学会当日は、「相模原森林ビジョン」の資料や「地熱・蓄熱基礎」の
カタログ、ついでに土地案内の資料もお配りする予定です。
なにより、現場に直接たずさわる方の意見を聞けるのが私も楽しみです。
ハウスメーカーの見学会場とは、また一味違った手づくり感覚の見学会です。
(見学会建物の内部及び庭等、終日禁煙とさせていただきます。)
詳細は、弊社のホームページ「イベント・ニュース」でも見れます。
(藤野駅より送迎もあります。)
●現在お隣の上野原市にて、古い蔵の改修工事をやっています。
「風のいえ」の地主さんの立派な蔵です。
恩返しのつもりで、弊社の原ががんばっています。
2011年09月25日
「風のいえ」…土壌診断実施
2011年09月22日
「焼き杉と土間のある家」 もうすぐ棟上げ
「焼き杉と土間のある自然住宅」の現況ですが…
相模原市緑区吉野の高台にてせっせと造っております。
現在基礎工事が完了…あとは足場そして棟上げとなります。
深基礎と広い土間を持つ自然住宅で、いろいろな実験を含め
たくさん楽しいことを予定しています。(ガルの大空間住宅)
古材の利用・浴室天井の解放化・土間の墨モルタル・…
そしてコンクリートブロックの目地なしキッチンの製作など。
外壁も焼き杉と黒ガルバで「まっ黒な長方形の箱」になる予定。
艶消しの黒と自然は不思議とバランスがとれるんですね…
というより「黒い家は樹や草を植えるべき」…壁が背景になります。
この個性的なセルフビルドの平屋住宅
完成のさいは、(車が近くにあまり停められないので)小さな
見学会を開きたいと思います。(施主様了解済みです(笑))
では、現在の状況…とてもゴッツイ「ベタ基礎」の写真です。
(まわりの畑や木々、そして遠くに望む山々…ある意味すごく贅沢。)
きょうは長年連れ添った夫婦愛の洋画 「いつも2人で」のご紹介
無理があるオードリーの若い頃の回想シーンを除いては❀マルです。
2011年09月20日
「藤野自然住宅…楓のいえ」 竣工 !
少し忙しく、間が空いてしまいましたが…
「楓のいえ」が無事完成です。
相模湖に面した自然住宅限定土地「湖のいえ」の最後の一軒。
杉・桧・栂と来て…この企画の最後は、優しい樹種「楓」となりました。
軸組み…大地を守る会の中温乾燥材(杉・桧)
防蟻剤…自然素材森林恵
屋 根…ガルバリウム横葺き
床 板…楓無垢
外 装…高千穂白洲そとん壁
内 装…高千穂白洲薩摩中霧島壁及び杉無垢
玄関ドア…楓無垢
建 具…楓無垢付板
塗 装…自然塗料シオン
方向性がはっきりした「メープル」らしいしなやかな住まいになりました。
施主様はじめ近隣の皆様、そして設計士さんや職方さんに感謝です。
●次回はやはり、東京から藤野へ移住される方の住まい
平屋・大スパンの土間・間仕切りほぼゼロの焼き杉壁を持つ住まい
…見どころがたくさんあるので「焼き杉と土間のある家」と呼びます。
10月5日に上棟を予定しています。(大工さんは関戸君です。)
楓のいえと対照的な黒主体のイメージで…メリハリ住宅になりそうです。
イベント欄とブログ⇒最近またサボり気味。反省してます。
2011年09月09日
「ガイガー・カウンター in 藤野(ついでに青野原)」
今日は、ガイガー・カウンターの話。
先日、建築士の助言もあり弊社の新築現場の材料の放射線測定を実施。
(材料は風評被害になるので、どこの土地産とは言いませんが)
この材料を「ガイガー・カウンター」にて検測、ついでに土地も検測。
通常のグランドライン+1メーターの位置と地盤「ベタ付け測定」で…。
現在打ち込んであるコンクリートも同様に…。
もう1カ所(材木の産地~青野原の地盤とその木材)もしっかり測定。
同じ相模原市緑区とはいえ、かなり距離が離れ環境も異なるので。
結果…若干高い数値が出た材はトンボ帰りですぐ返品。京都産にすぐ切替え。
…地盤に関してはかなり安心な数値が検測されました。(ホッ・(笑))
…材木に関しても問題がなく、藤野・青野原の地盤や材も全く同じ数値。
…コンクリートも安全な数値が検測されました。(ふ~・(笑))。
以前は、工務店の私たちが放射線を測るなどとても考えられないことで、
医療被曝や自然界の放射線くらいしか考えられなかったのに…。
測定方法として、その物質に密着させているので、危険側には出ている
とは思います。それにしても、正直に出るものだ。(誤差を差しひいても)
この検査により、ここ藤野の土地が「問題ない土地」と確認できました。
…予想はしていましたが、実際数値を目にすると胸をなでおろします。
●他の町に比べ自然住宅の多い「藤野」という町は、どういうわけか
高性能の「ガイガー・カウンター」を持っている方がたくさんいます。
いつも緊張感をもって(材の産地)を冷静に見ていきたいと思います。
そう、あまり過剰にはならずとも…粛々と冷静に…安心な材を使う!
(健康に住まう自然住宅をつくる者にとっては、とても大切なこと)
今回2度目の放射線測定でしたが、被災地の皆様の心情を考えると、
地元の材や土地が安心とは言え、素直に喜べないのも事実です。
見学会では、相模原市で公表している線量の資料も見ていただきます。