2011年08月29日

まつり

いよいよ夏休み気分も終了。

旧藤野町では最後のお祭りではないでしょうか。

よその地域では先週が多く実施していました。


風のいえ物件の付近のお祭りです。打ち上げ花火


必ず日にちがきまっていて、8/25・8/26で実施されるんですよね。

でも平日にもかかわらず、みなさんが来られるのはすごいなと感心しますね。


少しだけぱちり、ピンボケしていますがご覧下さい。目



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最後はおまけの子供神輿です。男の子女の子

本日の世田谷より体験移住希望のお客様のいきなりの一言。

「創和さん トランジションタウン ってご存知ですか?

トランジション藤野は、その トランジション・タウン の核なんですよ」

地元なので知ってはいますが、東京のお客様にいきなり突っ込まれ…。(驚)

昨日の渋谷からのお客様も「週末の トランジション夏フェス に来ます」

この方は「パーマカルチャー・セミナー」でもこの町に来たつわもので、

地域の活性化や町おこしにも、大変興味を持っておられました。

このような人達が電話やメールを含め、かなりの頻度で来られます。

地元の人達でも全員が知っているわけではない「トランジション」という言葉。

「食や住の本来のあるべき姿」「自然と共生する持続可能な暮らし」「地域通貨」

などを具体的に真剣に考えている方たちの集まりです。…(脱)原発も。

また、何事もやる前から諦めない人達の集まりともいえそうです。

「持続可能」ってとても大切なことで、たとえば私たちの仕事「モノづくり」。

まわりと共生しつつ、ちゃんとしていないと、ホント長続きしないんですね。

自分だけ、自社だけは× ⇒ 地元みんなで が大事です。

「藤野」という小さな町が「トランジション・タウン」の先駆者の役割を果たし、

あちこちのトランジションと協力・協調しながら、少しづつ共に広がっている。

今週の土・日に開かれる「トランジション夏フェス」の学び場は、

「里山長屋」「牧郷ラボ」「篠原パーマカルチャーセンター・ジャパン」です。

仕事柄いつも大変お世話になっている、山田さんや池辺さんをはじめ、

知合いの方々も参加というか、受け入れ側の立ち位置なのでしょうね。

忙しい仕事の中、本当に頭が下がります。

そして昨日と今日いらした東京からの体験移住希望のお客様2組。

彼らに共通していることが二つありました。

一つは「トランジションの考え方」が大好きなこと。

そしてもう一つは、生き生きとして楽しそうなこと。

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「トランジション・タウン」…古くて新しい世界が緩やかに広がっています。

昨日3組のお客様が来社。そのうちのお2方よりこんなことを言われました。

(特に夕方見えられたお客様方からははっきりと)

「創和建設さんは、相模原 工務店 や 藤野 工務店 で検索しても、

なかなか見つからなかったです。建築会社の組合せでないと上がってこない。

もう少しホームページの作り方(特に言葉の選び方)考えたほうがいいですよ。

せっかく良質な自然住宅を建てているのにもったいないですよ。」

ありがとうございます。昨晩確認したところ ホントに

「相模原 工務店 と 藤野 工務店」の2項目は皆無に近かったです。(汗)

かなり最後の方まで探していただいたお客様、以前建てた家のお客様を

訪ねてまで弊社を探していただいたお客様…ありがとうございました。(笑)

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中央線・藤野駅前…ここの古い居酒屋みたいな趣の建物です。

古民家リノベーションの最中は、「いい焼酎ありますか?」でした。

今年、幾度となく書いてきました「地熱住宅」…やっと上棟です。

上野原のオギノというスーパーの近くに建てました。

この建物は、ベストホームさん(不動産)のモデルハウスを兼ねた

売り物件となります。太陽光が載せられるよう南斜屋根にしています。

今日は朝から猛暑で、大工さんをはじめ各職方さんは大変。

その上道が狭く、上野原警察の許可と近隣の皆様のご理解のおかげで

軸組みだけは1日でなんとかカタチにすることが出来、ひと安心。

(暑くなく・寒くなく・心地よい 地熱の住環境⇒個人差アリですが…)

上野原に続き、9月には藤野(名倉)でも上棟します。

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相模湖や八王子・相模原の建物も「地熱住宅」に持っていければと…。

最後の写真で、丈夫な鉄骨土台とピン工法がはっきりわかります。

とは言え、先日の「外張断熱」の項でも書いたのですが、

まずは「住宅のスキル」…その次に「性能アップ」です。

今日は相模原森林ビジョンのの中心地「青野原」にて打合せでした。

きれいな畑と森と山と川とキャンプ場がいっぱいあるところです。

私たちの住む「藤野」からは車で20分くらいかかります。

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本日ここを訪れた理由は、

神奈川県産材で家をつくる…風のいえプロジェクト」の中の2軒目、

先日地鎮祭を終えたばかりの(K様邸)の材と木組みの打合せと材の確認。

3軒目のやはり伝統工法の木組みのいえ(M様邸)の設計打合せと確認。

また、ここで井上製材さんが取り入れた「材木の低温乾燥機」の視察。

が表向きですが、先日と同じく「顔が見える家づくり」も含まれます。

参加者は、弊社の2名のほかに

設計のビオフォルム環境デザイン室さんから3名

3軒目の施主であり設計士でもあるMさんが3名

井上製材さんから3名

建物を直接つくる弊社の棟梁をはじめ職人さん3名

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2軒の打合せのこの人数の中に、数えると建築士が6人ってスゴイ!
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先週に続き合計14名が車座になり…多すぎて途中で2手にわかれましたが、

とても充実した1日を過ごすことができました。

(青野原名産のブルーベリーとトウモロコシが美味しかったです。)

丸太置き場での(井上・父)の話で始まり⇒これがいつもいい感じで

山と森林をきれいな状態で次世代へ引き継いでいくこと。(いい塩梅に)

100年長持ちする家を作るには100年生きた木を使うこと。(50年は若木)

柔らかい土壌より厳しく硬い土壌で育った木の方が強いこと。(人も一緒)

など、参考になることを、職人としての気どらない自分の言葉で話してくれて、

カッコイイ目標や理屈ではない子供の頃から身についた智恵が盛りだくさん。

(今年・3回ほど聞いていますが、いつもプラス1のプチ情報が加わります)

最後はいつも「自然と人間の共生」の大切さが心の奥底に残ります。

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このマルタを指さしながらの「井上・父」の言葉がとても楽しい!
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低温乾燥機の中も覗き、天然乾燥後~乾燥室での機械乾燥(35度の低温)

短い日数でも含水率は20%を割っていました。天乾は本当に理想ですが、

水びたしの天然乾燥は100害あって1利ナシ…それは時間とお金が必要です。

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お客様が、自分の家を「津久井産木材」にて建てていただける。

それも自らすすんで喜んで…そして森や山が美しく浄化される。

少しですが、そこで働く林業の人達も(笑)になれるような気がします。

藤野と青野原・青根は車で20分ほどです。ともに以前は津久井郡。

「人も材も全てが地産地消…ザ・地元」 です。ぜひ胸を張れる地元に。


日本中が「ザ・地元」になれば、素晴らしいですね。

政治家や役所の皆様、県産材の補助金の延長、宜しくお願いします。

実際はトレ―サビリティを気にしなければ安く建てられます。ただし、

「相模原森林ビジョン」の成功のためにも「補助金」で背中をプッシュ!

「藤野の自然住宅限定土地」を販売、それが一歩づつカタチになって行く。

それも「地元の材でつくる」や「自然エネルギー利用」などと一緒に。

…………… た ・ の ・ し ・ み ・ で ・ す ……………

(お知らせ)

先日のサリナ・ジョーンズに続き、お隣「相模湖」で

チェンミンの(二胡)コンサートが9月4日にあります。

二胡・ギター・チェロ・パーカッションの四重奏。

↓この曲「創和の見学会」のお昼休みで流すこともあります。
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とても素敵な音色です…そしてとても美人です。