同じ仕事を何十年もしていると…

頭の中を整理整頓するために、

自分を律する言葉の力を少しだけ借りることがあります。

40代・50代・60代…成熟して大人になるのか、子供に還るのか。

特にこの行動が、大人げないものか、それとも前向きなのか

の判断や、他人の目線が気になる時にこれを読んでます。

私のような「小市民」にはもってこいのバイブルです。

タイトル ~ 40歳から「面白くなる人・つまらなくなる人」

著  者 ~ 川北義則

少しだけ抜粋してご紹介します。(だいぶ端折ってます)

● 伊能忠敬が旅に出たのは齢五十の時であった。

      仕事も遊びも再加速する「人生二毛作」開始の時。

● 十年単位で物事を考える。

      それが変化に強い生き方を可能にする。

● 慣れには手抜きがひそみやすい。

      いい俳優とは、緊張を忘れない俳優である。

● 「ニュートリノは何の役にたつのか?」

      「何の役にも立ちません」とノーベル賞の小柴さん。

● デジタルとアナログ…

       アナログには「あいまいさも愉しめる遊び心」が詰まってる。

● 薩長同盟の成功は坂本龍馬のおっちょこちょいの産物。

       「おっちょこちょい」~失敗も多いが、棒にあたる機会も多い。

● チャーチルにとって最高の遊びは1日中レンガを積むこと。

       充実した時間がそこから始まる。金がかからず熱中できる。

● いつも同じ顔ぶれでゴルフや酒? みんなと同じことはしない。

       そんな「へそ曲がり」がふえないと未来は暗い。

● 英語の「Old」には「いい・信用できる」という意味もある。

       最後に中古車になるか、クラシックカーになるか。

  (ちなみに、この著者「男の品格」を書かれた方です)

特に「慣れには手抜き~」の言葉は、シンプルだが心に響き戒めになります。

どんなに難しい仕事でも…ちゃんとやらなきゃ、私たちの仕事だから!

明けまして おめでとうございます。

           今年の目標


いつもと同じ


    「楽しい家を 楽しく創る」

                   です。

昨年同様、今年もよろしくおねがいします。

                      

                          創和建設㈱  

今年の創和建設の1年

「大地を守る会」さんとのコラボ…里山に住んで都会に~

「神奈川県産材」、それも「津久井産材」の積極的利用

「地熱住宅」や「屋根集熱・そよ風」のエコ住宅の建築

「自然住宅限定土地」と自然住宅群のプロジェクト

「平屋のみでつくる、3~4棟のエコ・ビレッジ」の計画

「1人の建築家によるプロデュース分譲計画」の実施

「大型セルフビルド住宅」の実現

「ローコスト・プロトタイプの自然住宅」の仕様検討

「ガイガー・カウンターと電磁波測定器」による検査

「建物だけではなく、敷地全体の緑化」を計画

「八王子・立川方面の都市型自然住宅」の建設

平屋建ての「介護のできる終の住処」をつくること

限られた「自然素材」の幅を、出来る限り広げる事

その他、数々の出来たらいいながあり、そのいくつかはカタチになりました。

一番大きかったのが、会社の移転…お隣の古民家(町屋)をリノベーション

⇒そして藤野プロジェクトの「里山長屋暮らし」への参加です。

ご協力いただいた関係者の皆様方、なによりそれに賛同していただき

家づくりに踏み切っていただいたお客様…本当にありがとうございます。

また、わざわざ遠くから「藤野の土地」をおもとめに来られたたくさんのお客様。

土地探し・家づくりの、ためになるお話しをお聞きして大いに勉強になりました。

      ありがとうございました。

今年の日本は、東日本の大震災という大変な不幸にもみまわれました。

来年こそは、明るい年になりますよう、社員一同心より願っております。

来年の前半は「完成見学会」が続きます。ぜひお越しください。

皆様方の「ご健康とご多幸」を深くお祈り申し上げます。

    来年もよろしくお願い致します。

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         創和建設㈱ 

                       ふ~  終わった(笑)

最後の最後で「アート・ブレイキ-&ジャズ・メッセンッジャーズ」

どれにしようかなで⇒お祭り騒ぎの「クラブ・サンジェルマン」のライブ

これでもかのシンプルなファンキージャズの醍醐味ガンガン!

人の声が入っていようが、多少の雑音おかまいなし!

石橋を叩いて渡らず、とにかく渡ってみる。そう、とりあえず渡る。

たたき割って渡れなくなるより、渡ってから悩めばいい…みたいな。

それなりに大雑把な打合せ、音合わせはしているだろうが。

(モ-ニン、ブルース・マーチ、チュニジアの夜)をはじめ有名どころ満載

クインテット編成で最初から最後までみんながフルスロットル!

特にテナーサックスのベニ-・ゴルソンがいい音で吹きまくり

ベニ-・ゴルソン…

映画「ターミナル」でトム・ハンクスが彼のサインをもらいにアメリカへ

~そして空港のターミナルで足止め~ある意味この映画の準主役

1年に1度くらいしか聴かないが、それで調度いいくらいのパワーです。

ビル・エバンスやキース・ジャレットのようなリリカルな空気は皆無だが、

それと同じくらい必要な「鈍感力のパワー」が評価されていた時代の賜物。

うす汚れたクラブの「セピア色の風景と熱気」が目に浮かぶようです。

この頃のアメリカの黒人達の馬鹿力が、この1枚の中に集約されています。

♬ ラッパ パパラパ パッパ~ ドゥ~~ヤッ ♬  いいぜ能天気!

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       サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ
~こんなに昔の音源でもホンモノは楽しい…これもひとつの経年変化?~

  アナログ 最高 !!!!!!!!!!

12月号の「神奈川県のたより」

私たちの住む相模原市緑区に直接関係する記事も多く、

いくら政令指定都市とはいえ、動く先は同じなのだろう。

●第2面のほぼ全部を割いた「神奈川水源環境の保全と再生」

豊かな水を育む森林の保全・再生を目指して

水源の森林づくり・丹沢の保全と再成・渓畔林整備

間伐材の搬出促進・地域水源林整備の支援 等。

そのための財源として、水源環境保全税28年度まで延長。

建設業界は、今まで以上に地産地消を実施する方向へ。

 

●紙面の最後を飾った「神奈川エネルギー構想」

原子力発電に過度に依存しない・環境に配慮・地産地消の原則

そして(創エネ・省エネ・畜エネの組合せ)で、

電力消費量の20%以上を目標に掲げる。

集中型のエネルギー体系から分散型のエネルギー体系へ移行する。

建設業界は、今まで以上に太陽熱をはじめとする熱源に目を向ける。

○現在建築中の「藤野・風のいえ」のお客様方

地元産材の利用・地熱・蓄熱・太陽熱・薪ストーブ 等々…貢献(大)ですね。

無難な住宅だけを考えていると、できない(冒険)にも挑戦しています。

☆ハウスメーカーも、ひと頃の高気密化住宅から無垢住宅に移行しています。

ナショナルなどの建材メーカーも無垢の質感に、なるべく近ずこうとしています。

かなり前から、気密性の高さが「シックハウス」と相反することに危機感を感じ、

背中合わせの結露と窓を開けられない生活と気密住宅の関係も心配。

24時間換気という、ろくに換気をしない設備に信頼を寄せざる得ない家づくり。

売る側の都合の「高気密・高断熱」が錦の御旗に見えてきてしまう怖さ。

ラップで包まれた呼吸出来ない家の中には、体に悪いモノが充満。

気密…それ自体悪いことではないが、それなりの住宅設計をしないとダメ!

特に開口部の大きさと位置、そして吹抜け等の「風の通り道」。

そして全てを数値化する家づくりが正しくはないことが序序に露見するこの頃。

なんでも数値化することで、家づくりがとてもつまらないモノになっていく。

建築…とくに設計畑の人間のこだわりが、気密以外の全く別のところにあり、

昭和の時代のそれも質のいい家は、現在でも見ごたえがあることを考えても、

これからの業界の大きな流れが「人と自然と無垢」なんだろうな。

昔も今も…

責任感のある職人の腕前と心構えなしで、いい住宅はできないんでしょうね。

これからも、最低限のモラルを持った家づくりを職方さんと目指していきます。

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