今日は、弊社の建築部の大工さんたちをご紹介します。

現在建築中の建物を背に、仕事中の写真をむりやりパチリ!

(はずかしがって、なかなかこっちを向いてくれませんでした。)

弊社で長く仕事をしていただいている方がほとんどで、

みなさん家も近く生真面目でおとなしい職人さんばかりです。

年齢のバランスも調度いい塩梅(30代~50代)で、

若ければ若いなり、御大は御大なり、それぞれの特技をいかし、

一生懸命いい仕事をしていただいてます。ホントに助かります。

現場の掃除もいきとどいております…みなさん綺麗好きです。

他の工務店さんからは、「創和建設は、年輩の大工さんが

仕事が出来るのは当たり前ですが、それに負けないくらい

若い大工さんの腕がとても優秀ですね」と言われます。(笑)

1人の営業もいない「創和建設」が、こうやって生きていけるのも、

大工さんはじめたくさんの職方さんの地道な仕事のおかげです。

感謝の念を込めながらのご紹介です。(弊社に現場が近い順に掲載)

ちなみに、全員「タバコ」は吸いません。


●藤野・K様邸…中村さん(上野原)木組みや真壁の大得意な昔堅気の優しい棟梁です。
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●藤野・K様邸…長田さん(上野原)寡黙、とにかく寡黙。男は黙って仕事一筋です。
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●藤野・O様邸…中村(公)さん(上野原)DNAは生きていた。今ではオヤジといい勝負。
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●相模湖・O様邸…関戸(功)さん(厚木)全てに精通したスーパーマン。建築士の大工さん。
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●相模湖・O様邸…戸谷さん(藤野)本物の家づくりを目指し里山長屋へ飛び込んできた青年。
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●相模湖・M様邸…山下さん(上野原)とにかく仕事も現場も綺麗。もと住友林業施工部隊。
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●津久井・市営住宅…関戸さん(津久井)顔も仕事も、どこから見ても棟梁の生き残り。
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●その他に、現在仕事の都合で現場に入ってはいませんが、

2名の大工さんがいます。(計 9名)
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みなさん、親切でとても大人しい大工さんです。

けれど仕事に対しては「ウルトラ・ソウル」

家を建てる場合には、まず土地を探します。

いい景色を見ながら眺望の家に暮らす。

なにしろ便利で、生活しやすい土地をみつける。

家族構成や年齢もあり、希望はひとそれぞれです。

移住することにより、生活スタイルが変わるのも楽しみですね。

いろいろな土地を見てまわりながら、そのポテンシャルを想像して、

最終的には「エイッ」の勢いで決められるのだと思います。

その時に注意しなければならない事で…

その場所の良さが頭の中で膨れ上がってしまい金額がオ―バ―し、

家づくりにまで予算がまわらず、有害住宅を建てざる得ない。

また、敷地も整形のアルミフェンスに囲まれた「これぞ建売住宅です」感

満載の見本市のような無難な住宅になってしまうこと…じつに多いです。

土地に2500~3000万とか、使ってしまえばいかしかたないですね。

(前提として、土地は便利で四角がいいに決まっています…が、)

家が建って住み「土地のポテンシャル」が初めてわかります。

変形敷地といえども、このような土地にはおもしろい家が多いです。

欠点を逆手にとって、スキップフロアなどの試みをした結果、

楽しい家になっていくのだと思います。設計力の賜物といえます。

多少住みずらかったり、コストが上がったりしますが、土地が安い分

差引きは得で、いい家に住めることとなります。

創和建設でも、昨年から今年にかけてのプロジェクト

「相模湖・季のいえ」や「藤野・木蓮の丘」では、まっすぐ入れられる道路を、

わざと湾曲させてつくります。住宅もわざと角度を振って建てたりします。

まわりが住宅地であれば、植栽などで素敵な環境を作ってしまえばいい。

ちょっとした緑が入ることにより、住宅地の匂いが消せます。

「藤野・風のいえ」がまさにその通り…1つの風景になるはず。

ムダと言えばムダ…でもそれがとても楽しい。

こんな風に、あえて土地をくずしたカタチにする工務店もあるのだから、

変形敷地~プラスではないかもしれないが、大きなマイナスにはならない。

それをすることにより、安価な土地が手に入るのであれば…差引き計算。

土地を眺めながら「想像より創造」を考えてみてはいかがですか?

(ただし、災害やインフラ整備、そして生活する上での出費は別の話です。)

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   変形敷地のローコスト住宅…高尾の木の家

夢の一戸建て~住み始めたあとも、ご家族で穏やかな生活ができるよう

限られたご予算の中で、出来る限り満足できる住まいを創って下さい。

これからの1年…家が建った時のイメージを大切にしながらの

            (土地探しや敷地計画)ガンバリます!

昨年晩夏に着工の藤野の住宅「O様邸」

セルフ満載の平屋住宅…ほぼ完成しました。

写真を1枚ですが、まずはご報告。

床の墨モルタル・木部のオスモ塗装・壁のタナクリーム・ダクト 等

これらはすべて、施主様による「セルフビルド」でつくりました。

この家のキッチンから見える日連や名倉の里山の風景がとても美しい。

全体の(4分の1)のいい景色を最大限生かしたすばらしい間取りです。

狭い道路を登ってくると、個性のある黒い長方形の箱が見えてきます。

近づいてみると、焼き杉とガルバの質感(他と違うゾ)が感じられます。

家の中を覗くと、大きな吹抜けの真ん中に、ブロック積みのキッチン。

梁や柱も調度いい加減で見えています。手づくりの柔らかさがヒシヒシ。

短期間の工程の中…お疲れ様でした。MVPは、もちろん施主Oさんに決定!

ほんとに(スーパーマン)のような施主さんでした…お・み・ご・と・…です。

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あとは、外まわりとウッドデッキ(これもセルフビルド予定)。

完成後には、苦労のあとが見えるアップの写真も公開します。

 設計…スタジオ ikb    施工…創和建設㈱+施主様   

 

 担当及び指導…小俣(創和建設)+各職方     以上

1月(中~後)頃、施主様のご了解を得て、小さな見学会を実施する予定です。

日程が決まり次第(発表・連絡)しますので、希望者はお早めにご連絡下さい。

同じ仕事を何十年もしていると…

頭の中を整理整頓するために、

自分を律する言葉の力を少しだけ借りることがあります。

40代・50代・60代…成熟して大人になるのか、子供に還るのか。

特にこの行動が、大人げないものか、それとも前向きなのか

の判断や、他人の目線が気になる時にこれを読んでます。

私のような「小市民」にはもってこいのバイブルです。

タイトル ~ 40歳から「面白くなる人・つまらなくなる人」

著  者 ~ 川北義則

少しだけ抜粋してご紹介します。(だいぶ端折ってます)

● 伊能忠敬が旅に出たのは齢五十の時であった。

      仕事も遊びも再加速する「人生二毛作」開始の時。

● 十年単位で物事を考える。

      それが変化に強い生き方を可能にする。

● 慣れには手抜きがひそみやすい。

      いい俳優とは、緊張を忘れない俳優である。

● 「ニュートリノは何の役にたつのか?」

      「何の役にも立ちません」とノーベル賞の小柴さん。

● デジタルとアナログ…

       アナログには「あいまいさも愉しめる遊び心」が詰まってる。

● 薩長同盟の成功は坂本龍馬のおっちょこちょいの産物。

       「おっちょこちょい」~失敗も多いが、棒にあたる機会も多い。

● チャーチルにとって最高の遊びは1日中レンガを積むこと。

       充実した時間がそこから始まる。金がかからず熱中できる。

● いつも同じ顔ぶれでゴルフや酒? みんなと同じことはしない。

       そんな「へそ曲がり」がふえないと未来は暗い。

● 英語の「Old」には「いい・信用できる」という意味もある。

       最後に中古車になるか、クラシックカーになるか。

  (ちなみに、この著者「男の品格」を書かれた方です)

特に「慣れには手抜き~」の言葉は、シンプルだが心に響き戒めになります。

どんなに難しい仕事でも…ちゃんとやらなきゃ、私たちの仕事だから!

明けまして おめでとうございます。

           今年の目標


いつもと同じ


    「楽しい家を 楽しく創る」

                   です。

昨年同様、今年もよろしくおねがいします。

                      

                          創和建設㈱