八王子・めじろ台の家…上棟!

完成した建物が増えてくるということは、

これから上棟する建物も増えてくるということです。

(創和建設のそれぞれの大工さんのローテーション)

先日、上棟した「八王子・めじろ台の家」には、

「藤野・榛の家」の大工さんが入っています。

ハウスメーカーや分譲住宅が多い「めじろ台」の中でも、

見渡してもあまりない珍しい部類に入るこの家は、

日野…町田から続く多摩地区の自然住宅です。

桧の土台から始まり、すべてが地産地消の無垢材で軸組をつくり、

やがては自然に帰る素材でお化粧をしていきます。

めじろ台の家はどこも大きい…そしてこの家もやはり大きい。

どっしりした安定感のある自然住宅の様相。

落ち着きを醸し出す和洋折衷の無垢いっぱいの住宅です。

以前、名古屋の方からお聞きした喫茶店のお話で、

私たちの地域ブランドの会合場所の橋本の「コメダ珈琲」と

スタバなどのカフェの違い。ともにチェーン店ですが、そのコメダ、

ゆっくり素で過ごせることを目標に、カフェとすべてを逆に考えている。

化粧をしないでもまったく気にならない、普段着カフェ…そうらしい。

木のぬくもりを意識して、あえてスタイリッシュにしない空間づくりで、

ソファーも大きく通路も広く…名古屋ならではのサービス精神?

会合に3時間くらい使っても笑顔の接客。とても助かっています。

(遠い昔、ここ八王子には朋松という老舗の喫茶店もあったのですが…)

スタバで3時間の打ち合わせはきついですね。間違いなく浮きそう。

話がそれましたが…街中ですがここの施主様、潔く薪ストーブ設置します。

そう、住宅街でもいろいろな意味でとても潔よい印象を感じます。

数十年の経年変化も楽しみな「八王子・めじろ台の家」の上棟のご報告。

    
    
    
    
    
    

これでもかと地元の木の香がいっぱいの空間になりました。

これから数か月の間、ゆっくりと家づくりがすすんでいきます。

立派な大黒柱もドン!と構える骨太な家…またのご報告を。

6月19日(木・友引)相模原市緑区にて…

平成25年・国交省地域型住宅ブランド化事業(長期優良&地産地消)

私たちのグループ「北相模・甲斐東部 里まちネットワーク」の2軒目

      「花風の家」…上棟!

南が開けた眺望の高台に建ったこの住まいは、

光と風のチカラを積極的にとりいれた空気の美味しい住宅であり、

自然素材(無垢材・白洲壁・漆喰壁)

自然エネルギー(薪ストーブ・太陽熱空調のそよかぜ)を利用。

長期優良という自然住宅と真逆の組み合わせとはいえ、

良いとこどりのパッシブ&アクティブソーラーシステム。

たぶんこれからの国の意向の完成形に近い家になるような…。

そして、甲斐東部(山梨県東部)の森や山の間伐材を利用しています。

下から見上げたジャンプ台のような大きな屋根が特徴。

青空と山並みが見える眺望のドーマーもあり、

便利な立地の中自然に暮らすという施主様の想いが反映されています。

10月の完成を目指し、2人の棟梁が腕を振るいます。

   
   
   
   
   

今週はお隣に、やはり里まちネットワークのもう1軒

「翠(みどり)の家」の上棟を迎えています。

こちらは、間仕切りも少なく開放的な間取りで、

もう少しパッシブを優先した家になります。

白洲のそとん壁や漆喰など共通な仕上げもあり、統一感も○です。

2軒の町並みへの影響も少なからずあるのでは?という

楽しみもちょっとだけ感じている…里まちネットの家づくりです。

             2つのリノベーション!


現在、相模原市緑区にて2軒のリノベーションをやってます。

1つは相模原市緑区小渕のマンション・リノベーション

もうひとつは同名倉の古屋のリノベーション

リフォームのひとつのカタチである

空間と空気のリフォームするということ。

リノベーションは簡単なようで難しいです。

間仕切りを取っ払う、無垢と自然素材を多用する。

それだけでは面白くなく、最後はその雰囲気というか、

方向性というか、それが分かれ道になるようです。

完成後にはここにて見ていただけると思いますが、

ともに施主様の覚悟がみてとれる素敵なリノベーションになりそう。

修繕から改修へ…リフォームからリノベーションへ…

良くなるのも悪くなるのも、施主の覚悟と創る側のセンスの問題。

そして「奇をてらう」ということ「やりすぎ」ということにイエローカード。

この2軒は間違いなくいい感じになりそうです。

ご紹介…しばらく前から八王子で設計と現場管理を生業としている方が

弊社のスタッフに加わってもらっています。

長期優良の仕組みや図面や現場にも明るくとても頼もしい。

(仕事は資格だけではないですが、これで創和建設は

小さな工務店の割に1級建築士が3名となりました。)

6月14日に開催された完成見学会の様子です。

平屋に暮らす・連のいえプロジェクト「芹の家」

工期の関係で開催が危ぶまれた結果、

今までで一番宣伝をしなかった完成見学会。

そんな中でもたくさんの方々にお越しいただきました。

(東京・横浜・川崎・町田・八王子・相模原・埼玉・山梨…)

当日は他の現場の打合せも重なり、スタッフの人数も限られる中、

充実した時間を過ごすことができました。

「たまにはこのような自然体の見学会もいいな~」と感じた一日。

そしてここ「連のいえ」は、あと2軒ですべて完成となります。

以前も書きましたが、土地プロジェクトというのは難しい。

建売ではない家づくりの中で統一感と個性がゴッチャになり、

それでも全体で素晴らしい景観を持った一つの景色をつくる。

それが可能になるのも、

参加された皆さん、何より施主の皆さんのチカラだと思います。

4軒すべての外構や生垣なども完成した姿を想像するだけで、

とても楽しい気持ちになります。

そんな「芹(せり)の家」の見学会の様子を少しだけ…。

(今回の見学会は開催前の内観建築写真のみです)

それにしても、いろいろな建築家との仕事は面白い。

工期が長いのと、監督の苦労が多いのを除いては…

どんな家の造り方をしても、その方の色が滲み出る。

それぞれの家に、それぞれの方の世界が広がっています。

   
   
   
   
   
   
   
   
   

    外観写真は、完成後の来週になります。

今週着工予定の「連のいえ」の3軒目は「樺(かんば)の家」に決まりました。

いい名前ですね。完成形が施主様のなかでもう出来上がっているのでしょう。

そして弊社の中ではベテラン棟梁の中村御大が舵をとります。

外装の巨大メーカーのニチハさん。

ニチハと言っても、サイディングではなく外装ガルバリウム。

(合併前のチュウオーさん)

昨年の相模原市・上野原市(この建物はカタログのトップ)の2軒、

そして今年は八王子市・相模原市・上野原市にてプラス5軒の住宅。

どれも個性的なデザインとハードウッドの無垢材を利用した

内観は共通。若い方の好まれる雰囲気を持っています。

プロの撮影隊が入りますが、施主様にとっては迷惑だったり

少し嬉しかったりだと思いますが、承諾していただいたことに感謝です。

選ばれた5軒の中で、地産地消の住宅が4軒あります。

地域型住宅は、第三者(メーカー)からみて街中にあっても

外見だけでなく中身もたいしたものだという証明です。

「自然住宅」と「ガルハウス」という2本の柱でここ数年、

雑誌やカタログにも10数軒の家が掲載され、

少なからずお客様の反応もあり、とても感謝しています。

武蔵村山の家から始まる今年のガルハウスも…(笑)です。

   
   
   
   
   
   

 ↑この家たちがニチハ・ガルスパンの建築実績に…。