2014年05月26日
これからの完成見学会…「芹の家」「命の輝く家」「榛の家」「粟の家」
木の家・完成見学会…そろそろ?
ここ2・3か月での完成見学会の予定です。
どこまで出来るか?、施主様とのタイミングがどうか?
まだオフサイドのタイミングですが、
創和としては最近少なくなった(康の家以来)完成見学会をどこかで…。
6月7月8月の3か月で4軒の完成見学会を、お願いしたいと考えています。
それぞれの家にそれぞれのこだわりがあり、
それぞれに見どころもたくさんあります。
すでにお話している施主さんもおりますが、
創和・「完成見学会やってもいいですか~?(笑)」
施主・「う~ん?、いいですよ~(笑)、それいつ頃ですか~(笑)」
創和・「ありがとうございます~(笑)、○月○日頃です~(笑)」
施主・「わかりました~(笑)、そのあと引っ越します~(笑)」
こうして、大工さんたちにはプレッシャーが徐々にかかっていきます。
そう、とてもいいプレッシャーが…大工さん・「頑張りま~す(汗)」
以上、見学会までの流れです。
そして、このあたりの会話からもわかる私たち創和建設のいいところ…
とてもいいお客さん(施主)に恵まれていること。これだけは胸を張れます。
下の写真は「季の家」「森の家」「康の家」の見学会の様子です。
通常の見るだけの見学会と違い、半分は「木の家」の勉強会も兼ねています。
建築家のこだわりや想い、施主さんや参加者の生の声が聞けたりと
通常とは少し変わった完成見学会ですが、とてもためになります。
風船配ったりガチャガチャした、お遊びイベントのような見学会ではなく、
このような静かな完成見学会もいいですよ。(堅苦しくはないです)
見学会の開催は、施主さんの了解と工事の完成が最低条件なので
…う~ん…です。 イベント欄やここを通して後日、日程は発表します。
2014年05月23日
内郷の里プロジェクト…これからの里山暮らし「粟(あわ)の家」
農的暮らしの家プロジェクト…内郷の里
その1軒目「粟(あわ)の家」の現況報告です。
地元・相模原の木を利用して建てていますが、
現在ガルバリウムの屋根工事と外装下地の木工事の真っ最中。
打ち合わせの様子は、創和の原と設計の池辺さんとスタジオ・イエス
の石塚さんが、造作の家具キッチンの打合わせをしているところ。
そして、この建物の素晴らしいところ…
先日ご紹介した「牧野の家」と同じく…抜け感…が面白い。
建物の奥を眺め、上を見上げ…気持ちいいほどの抜け感。
素朴で質が高い威張ったところのない家になっています。
柔らかな家づくりのお手本のような住まいですね。
このブログで良く使われる言葉で、
「家に合わせて人が住むのではなく、住む人に合わせて家を
自由に変えていく間取り」なんですね。可変性と足し算の家。
そして背の低さも、なんとなく落ち着きを醸し出しています。
あと2か月もすると全景が見えてきます…どうなりますか?(笑)
施主さん以上に周囲が期待しているプロジェクトです。
町おこしが盛んな藤野と違いこのあたりはいまだにピュア、
そう、いい意味での「これからの里山」なんですね。
土地も景色も家も、そう…いい感じに気持ちよく抜けています。
2014年05月20日
越後・長岡の建具屋さんの「えびす屋」さんのご紹介。
新潟県にて…
創和建設㈱で現在お取引をしている木建具の会社。
新潟県見附市にある建具の「えびす屋」さん。
先日、数名の建築会社がまとまって視察に行ってきました。
もう少し早くいく予定でしたが、暇もなく今になってしまった。
新潟までほぼ日帰りの強行日程でしたが、それにしても遠い。
長岡の景色を見て、関越のパーキングで蕎麦を食べ、
建具工場を視察。お相手してくださったたくさんのスタッフの方、
皆さん真面目でいい感じの方ばかりでした。
↓パッと見、木材のプレカット工場サイズですがれっきとした建具屋さん
細かい要望にも答えてくれる小さな建具屋さんの長所を併せ持った
大きな建具メーカーのような品質の一粒で二度おいしい感じです。
もちろん(米のり&ニカワ)の国産材のこだわりの建具もばっちりです。
建物のドア一本にも、このようにこだわりがあり差別化の時代が…
ここの代表の意気込みが私たちにもキッチリ伝わってきました。
家は空気を浄化するもの…この建具もそれの一翼を担います。
それにしても新潟日帰りはきつくてもったいない(古町あたりで~?)
2014年05月17日
八王子・めじろ台の家…着工!
東京都八王子市
「八王子・めじろ台の家」…着工!
私たちのイメージでは、八王子市の中で昨年の「みつい台」とともに
ここ「めじろ台」は高級住宅の分譲宅地のイメージ。
1宅地あたりの面積も、現在の他の土地区画に比べると広く、
緑も多い街並みになっております。
ここ「八王子・めじろ台の家」は、いつもの自然住宅・健康住宅を、
一皮むいて「少しお洒落」なスパイスを加えた雰囲気を持ってます。
身体に有害なものは排除した中で、床・壁・天井が杉板だらけではなく、
漆喰の白を多用することで、木目を減らしスッキリさせています。
大工さんは、現在「藤野・榛の家」を担当している関戸棟梁。
あと1ヶ月ほどでここ「めじろ台の家」に移ります。
ドン!と構えた外観と奥行のあるアプローチが、
ハウスメーカーの多い分譲地の中でも異彩を放つはず。
そしていつものように…家の中の空気はとても美味しい。
そう、家を造ることは…空気をつくること。
特にお子さんは、私たち大人より低い位置で呼吸をしています。
そんなお子さんにもとても優しい「めじろ台の家」です。
この建物の地盤改良は特徴的…石材を使った自然な改良
→「ハイスピード工法」という薬材を使わない改良です。
これからの地盤改良工事のひとつの大きな流れです。
ちょっとだけ都会の中の無垢ハウス…お楽しみ!
2014年05月13日
里まちネットワーク(仮称)小渕の家…2つの地産地消の家の地鎮祭です。
北相模・甲斐東部 里まちネットワーク
昨年度の国交省・地域型住宅ブランド化事業
神奈川県相模原市と山梨県上野原市の森林組合が頭となり
結成された地産地消のグループ「里まちネットワーク」。
創和建設も工期の短いなか積極的に参加し、
東京都の「武蔵村山の家」に続き、この2軒が着工します。
長期優良住宅という無垢の家づくりでは相反する仕組みの中、
どうにかこうにかカタチになるようにつくっていきます。
相模原市緑区小渕の高台の平坦な土地
そして1日中ポカポカと陽が当たるとても暖かい土地
南には日連地区の山がきれいに見えています。
先日の八ヶ岳山麓の「北杜の家」に続き、
5月9日・10日と2軒続いて地鎮祭が催されて、
「さあ!これから」と気合いが入りました。
ともに、無垢・漆喰・白洲壁・薪ストーブ・ペレットストーブや、
自然エネルギーも取り入れる楽しい住まいになります。
この「里まちネットワーク」は、
相模川と桂川という二つの県を跨いだ流域の林業者・
製材所・プレカットセンター・設計者・工務店・協力業者が
地域の発展や山の整備、そして長期優良&地産地消の優良住宅建設の
目的のため、垣根を乗り越え手を携えてスクラムを組んでのチームです。
昨年5軒、今年も4~5軒という私たちですが、
この「小渕の家」のように2軒並ぶということはとても珍しい。
「里まちネットワーク」の指針になれるよう、お客様にもご協力いただき、
これからの決して長くはない工期の中でしっかりつくっていければと、
そしてチームの広報活動も含めて、地域ブランドというくらいなので、
ハウスメーカーではない、そして建売住宅ではない、地元独自の
木を使った自然素材の家づくりを目指していければと考えています。
みんなが繋がって、少しでも地元工務店へ意識が動くよう
そんな気持ちが湧き出てくるような家づくりになっていければ成功。
ありがたいことに、某大手新聞社もチームに注目してくれているようです。
神奈川県と山梨県…相模川と桂川の協力体制
県境を越えた藤野の「里まちの家」の2棟の地鎮祭です!
(見ての通りウナギの寝床です。完成見学会も期待してます。)
10月には畑の中のこの場所に、柔らかで自然な2軒の家が完成し、
あたりの町並みも、ほんの少しだけ変わって見えることを期待して…。
バブリーな時代を過ぎてまともになり、人の価値観も大きく変わり、
これからの本当に豊かに多様化した暮らしが見えてきそうですね。
2軒の邸名は後日お客様から連絡があります。きっと素晴らしい名まえが…。