悠(ゆう)の家…上棟!

神奈川県相模原市緑区寸沢嵐の3軒の家プロジェクト

「農的暮らし…悠の家」が上棟を迎えました。

シンプルであること、本物であること、全体を考えていること。

この「悠の家」をもって、この企画は完成を迎えます。

広~い内郷の里に、また一つ自然な家が上棟を迎え、

藤野の企画とはちょっと違った風景を見せてくれています。

    
    
    
    

    高尾台の家・上棟!

もうひとつの「高尾の家」が上棟を迎えました。

構造・軸組お見上げながら創和建設の監督と一言二言

「屋根が3層に折り重なり、まるで高尾の山並みのよう」

建物の幅と高さとのバランスがとてもいい。

設計を担当された並木さんは、秦野の家でもそうですが、

このあたりのセンスがとても素晴らしい。

意識的にやっているのだと思います。

すべてが切り妻の組み合わせですが、ホントに山並みのようです。

どんな外装になっていくかこれから決まっていきますが、

カタチの良さは崩れることなく、

            さぞシンプルで綺麗な家になっていくのでしょう

現在建築中の多摩御陵の家と同じように、

昨年から続く高尾地区の家々はどれも個性的で、

それは八王子市内でも群を抜いて面白そう。

高尾…これからも建て替えのお客様が多い地域ですが、

周囲の新興住宅地とは一線を画した家づくりになればと思っています。

    
    
    
    
    

バルコニーから真っ直ぐ山に向かい走る一本道、

そこめがけて沈んでいく夕日。これもなんだか設計の意図?

いやいや、これはきっと偶然の産物。完成が楽しみです。

     暮 ら し の デ ザ イ ン

今日は、文章は短め。

写真の一コマ一コマが語ってくれそうなので…。

相模原の郊外に完成した「果樹のある家」の完成時、

袴田さんにて撮ってもらった数々の暮らしの様子の中、

都会育ちのお子さんが、より子供らしく育つであろうと

いい感じに想像させてくれる写真をいくつか。

現在、創和建設のウェブサイトをちょっとだけ改訂している真っ最中。

そこにも載るであろう家のデザインではない「暮らしのデザイン」。

    (う~ん、デザインなんておこがましい…)

そこからは、遠い昔、私たちの子供のころと同じような

ゆる~い景色と躍動感、そして懐かしい匂いが感じ取れます。

    (ただ、こんなに上品じゃなかったですが…)

昔と違い便利な昨今で、なんでも手に入る微妙?な時代で

情報過多の中、子供たちがこれだけ生き生きと暮らすには

周囲の大人たちがとても真剣で一生懸命なんだと思います。

ご両親…おじいちゃんとおばあちゃん…設計者…施工者

   みんながシャカリキに真剣なんだろうな~

   
   
   
   
   
   
   
   

私最近、お歳のせいか、奄美の「童神」という歌が妙に琴線に…

とくに古謝美佐子&城南海の三線ライブバージョンがいい。

相模湖・ドッグランカフェ 完成!

ハーフビルドのドッグランを抱えたカフェ&住宅が、

相模湖の千木良という町にほぼ完成しました。

監督をした原の話では、

もう少し施主様のお仕事が残っているらしく、

店舗の準備もあることから写真は今のうちということで、

先日の天気のいい日に撮ってきました。

若い施主様の趣味が反映され、独特の個性があらわれています。

すご~い昔の納屋のリノベーションの仕事でしたが、

ここまでセルフを頑張られるとは…みんなびっくり。

「人間その気になれば、やれるもんだな~」

「若いって、素晴らしいな~」 と感嘆。

最終のきっちりした写真はウェブサイトへ後日、

         ひとまずはこのブログにてお知らせです。

  
  
  
  
  
  

それにしてもこのあたり…対面の内郷地区の眺めが

すばらしい。内郷・寸沢嵐からの千木良の眺めも同様。

広大な景色の中、リノベーション&セルフビルドで

つくられたこのカフェでのお茶は実に美味そうだ!

相模原「里まちの家」…住み心地見学会

7月11日(土)に開催した住み心地見学会

「里まちの家」と書きましたが、

創和のウェブサイトでは「ポチタマの家」とご紹介しています。

偶然通りかかったテレビ局の撮影隊が「ぜひ取材を…」

ということで、新築当時かなりの時間テレビに映ったことで改名。

今回の住み心地見学会で「里まち」の名を改めて使ったのは、

里でも街でも似合う家という代表的な建物だから。

そう、都市部の家づくりにもヒントになる造りだから…

東西に家が隣接し北斜面という100%恵まれたとは

言えない立地ながら、高断熱と自然素材という組み合わせで、

とても心地いいエコな暮らしを送っておられる施主さまと一緒に、

これから同じような立地・敷地に家づくりを考えられている方たちを

集めての見学会。とても参考になったのでは?と勝手に思っています。

30分ほど私がとりとめのないお話をして、施主様ご夫婦の活きた話、

そしてなによりこの暑いさなか涼しい風が吹き抜ける家のつくり、

「電気代が1ヶ月で3000円は越さないんですよ~」

「クーラーも昨年は2日間ほどしか使わなかったんですよ~」

などなど、実際に暮らされている方の言葉はとても重く説得力がある。

カッコだけのエコではない、ホントにお財布にもエコなんですね。

先々週の「化学物質過敏症の方の住み心地見学会」に続き、

今回も実のある充実した時間を過ごすことができました。

参加者が予想外に多く、約30人近い人を受け入れてくださった

里まちのオーナーさんご家族にはとても感謝です。

住み心地見学会…完成見学会に比べ、いつものことながら

設計や工務店の人間にも勉強になります。

建物で最も大切なこと

一にも二にも、それは現地を良く把握した上での設計ということ。

「どこから日が昇りどこへ日が沈み、どう風が吹き抜けていく」

「この敷地のどのあたりから見える景色が素晴らしいのか」

たったこれだけのことをやらない設計者の多いこと、残念です。

相模湖・相模川という水源を抱えるこの町の家づくりで大切な

「しっかり呼吸する素材で断熱性の高い家をつくる」

このあたりを含めて、これからも胸を張って紹介できる家を

キチンとつくっていければと再確認した一日となりました。

長期優良住宅という仕組みを最大限利用した自然素材の家

  「里まちの家」の住み心地見学会のご報告でした。

   

ダッチウエストの薪ストーブの煙突がストレートに屋根貫通、

大きな吹き抜けと2階を繋ぐいくつかの高さの違った開口部。

そのすべてに意味があり、心地いい暮らしを支えてくれている。

遠くは東京の豊島区から参加され、お勉強みたいな話を

静かに聞いてくださった参加者の皆さんにお礼申し上げます。

そして最後に、センス良く暮らされている施主様に再び感謝…です。