今週、甲州街道の「相模湖・小原本陣の里」の近くで始まった建物。

高尾山の麓に近い、とても景色が良い空気の美味しい土地です。

3方向に緑を抱き、(相模湖の中では)寸沢嵐と並び人気の土地。

東京まで1時間の通勤圏

相模湖・藤野・上野原~「通勤できる田舎暮らし」を実現できる土地です。

(創和建設・季の家プロジェクト)の寸沢嵐の高台とはまた違った趣の

畑の中に建つ住宅のような感じです。

現在、掘削が終わり砕石地業に入っています。

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先日、八王子市みつい台の来春~夏頃(たぶん)着工予定の

住宅予定地にて境界確認を行いました。

めじろ台と並び、八王子の中のひと昔前の高級分譲地。

区画の面積も他の分譲地よりかなり大きいです。

そんな住宅地なので、3方向に家を抱え住宅協定も多く、設計は

少し厳しい。ただ、こういう場所の家づくりは上手くいくと

「うまく化ける」可能性を含んでいます。また、しなきゃいけない!

変形土地や密集地でカッコイイ建物が多いのもそういう理由です。

もちろん設計者のスキルにもかかっています。

土地~施主~設計~施工 の相性がぴったり合い、

まわりの家に馴染みながらも、「キラリと光る」住まいができれば。

派手で安っぽいではなく、素材もカタチも良く見るとカッコイイ!

こんな家が出来たらいいな…と敷地から空を見上げた日でした。

まわりと一緒に普通に歩いていて、

ポケットの中でガッツポーズみたいな家…それ、良くわからないな(笑)

相模原市緑区名倉に建築中の「小舞・土壁の無垢の住宅」

創和建設としては、今年「湖のいえ」に続き2軒目の土壁。

(来年早々、この隣地にてやはり小舞・土壁の家着工します)

一工務店として、このような住宅にかかわれること~とても幸せです。

大工の棟梁が鋸やノミを使いコツコツと手作業で造り、

左官屋さんが、竹を几帳面に編んでいき、土を塗る。

そして表も中も漆喰で仕上げていく伝統工法。

昔は、どこにでもある普通の建築会社(家づくり)の姿でした。

昭和初期までの遺産のようなめんどくさ~い工法((笑))。

そして工期は急いでも8~10ヶ月かかります。

でも、とても(お・も・し・ろ・い)んです、これが!

日本にまだ(シックハウスや化学物質過敏症)などの病気がない時代。

(このような建物であれば、そのような病気になりようがないですが…)

↓そんな家づくりの職人さんたちの現在までの腕と苦労を見て下さい↓

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ここに使ってある材木は相模原市(津久井)産

杉・桧…ともに名産地に負けていない(地産地消)

仕口の細工が、大工さんの気持ちを語っています。

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柱と柱の間にヌキを貫通…そして1本づつ竹を編み込む。

この竹も、やはり相模原市の関野宿(藤野)の地元材使用。

手をかけた仕事で、仕上げをする前でも(とても美しい)。

完成後は残念ながら全て隠れ、漆喰のまっ白い壁に…。

一昨日の(土・日)の完成見学会のご報告。

上野原市内の真ん中あたりで、市内でも最も手広く不動産業

を営んでいるベストホームさんの「モデルハウス」の完成見学会が

実施されました。専務が担当され、トップギアのオープンハウス。

このブログに載せるくらいなので、施工は弊社(創和建設)が担当。

サブの立場での見学会への参加でした。

私の予想では、上野原という町がハウスメーカーを除いては、

(地元の不動産会社を含め、建築会社や工務店に至るまで)

「見学会」という催しが全くといってないことを考えても、

多くて5組…来ていただければ恩の字、と正直考えていました。

いやはや、それはとんでもない間違いで、

トータルで40組前後のお客様に来ていただき、吃驚です。

(正確な人数は把握できないのですが)

雨の中や、貴重な休みをつぶして見学に来られるお客様には

頭が下がる思いで、「多くて5組」と考えていた私自身にレッドカードです。

要因は、立地がいいこと・地熱蓄熱利用のエコな住宅であること。

そしてコストはともかく、既成住宅以外を求めるお客さまの需要が

私たちが思っている以上に潜在しているのだと思います。

(メンテナンスが楽な「無垢の住まい」もプラス要因)

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やはり、どんな分野でも「特化する」ことの大切さと、

いい意味での「やりたがり精神」の大事さを再認識できた見学会でした。

俗に「建築の見学会は関係者やその家族だけが来る」と言われている中、

これだけのお客様が集まってくれたこと…次は何をやるんだろ~。

最近どういう訳か私たちのまわりには、

「面白そう」を連発する人たちが増えている。

弊社は関係者だけでなく、お客様も面白い方が多いのだと思います。

プロジェクトの企画、設計の話合い、施工の打合せ等々。

誰かが提案する~即座に「それ、面白そう」 こんな感じで…。

そこで、辞書で「面白い」を調べてみた。(暇なので)

そこには、決して「奇をてらう」ではなく「知的な好奇心」に近いことが

列記してあり、仕事の中での「面白い」は悪いことじゃないなと、ひと安心。

●興味をそそられて、心が引かれるさま

●なにかいいことないかな~と思うさま

●心が晴れ晴れするさま~快く楽しいさま

●風流で趣が深いさま

(素敵)という言葉よりも(面白い)という言葉の方が、

よほど深みがあり薄っぺらくないような気がします。

これからも、お客様との打合せの中で今まで通り力いっぱい、

 「それ、面白そうですね!」


再び登場・高杉晋作

おもしろき こともなき世を おもしろく…かな?