2012年08月20日
懐かしい建築家さんからの電話で…。
建築家の方とのお仕事が多い創和建設ですが、
忘れたころに突然お電話をいただくことがあります。
3年ほど前に一緒にお仕事をした永井(建築士)さん。
当時は東京の大きな事務所でしたが、現在は独立され、
山口県光市というとても遠いところで営んでおられます。
「スワローテイル建築事務所」という名前で…。
私自身興味がありましたので、その方のサイトはたまに覗いてました。
(ミノタケハウス?)という不思議な言葉もチラホラ。
身の丈という言葉は凄く良くて、私もたびたび使いますが、
身の丈にあった家というのも…最高ですね。
それもセンスのいい身の丈です。
↓永井さんとの合作です。(相模原市)
この方だけではなく、やはり昔、座間で1軒だけご一緒した菅原さん。
現在は渋谷と新宿に中間くらいの場所で独立されてます。
確か「菅原建築事務所」だったような…。
この方も嬉しいことに時々お電話をいただきます。
建築家の方とは、短い間でも一緒にモノづくりをするので、
何年たっても懐かしい気持ちでいっぱいになります。
作品が残ってしまうので、その家を見上げるたびに想い出します。
「あの時の自分は、もっと一生懸命だっただろうか」などの想いも一緒に。
↓菅原さんとの合作です。(座間市)
☆とは言いながら建築家の方との仕事は、
楽しくもあり苦労も多いんです。(笑)
このような街中の建物は、防火規定などが絡み、
思ったような材料が使えない場合も多い。
その穴埋めは…そう、間違いなく設計力・デザイン力です。
不思議なことにこの2軒
お客様より他の設計士や工務店の方に高評価です。
2012年08月19日
夏祭りです
2012年08月17日
(相模原市)街中の分譲宅地について…う~ん。
現在、私たちのやっていること…まわりの環境もあり、
(田舎暮らし+自然住宅+コミュニティ=街と家の資産価値アップ)
このような構図で動き、場所によっては少なからず問題は抱えるものの、
四角四面のブロック分けをする住宅地に比べ、より自然になります。
これは里山の風景を抱える町であるため、特殊な分譲地といえます。
(言葉では簡単ですが、実施はかなり大変なこともあります。)
どんなに綺麗な住宅が集まった分譲住宅地にも1つだけ欠けているもの。
それは「自然な生活感のある暮らし」と「将来的に持続できる街」です。
どこの街にもある「出来たばかりは綺麗だったのに、今は住む人も
序序に減って行き、土地の価格も半分以下に下がってます。」みたいに。
たぶんこれは、同じような家を派手に無作為に建てていった結果…。
道路も家の配置も真直ぐなので、どこも同じようなたたずまいに。
東京・多摩地区の日野という街があります。
好きでよく行くのですが、あの街の通り沿いは、決してきれいではなく、
豪華でもない。電柱も邪魔なほど立っているのですが。
ただ言えるのは、古い建物がそれなりにリノベーションして現存している。
そして各家屋に緑が多い。敷地が広くノッポの建物が少ないのもいい。
空が隣接の都市に比べ、ホント広く見えるんですね。
外装に木を張っている住宅もチラホラあります。それも国道沿いで。
ひと昔前は立川と八王子に挟まれてパッとしないと言われた時期も
確かにあったのですが、今となってはそれが良い方にでた感じです。
これからも、急降下で廃れることがないんじゃないかな?
「安っぽくつくられた感が少ない街」のような気がします。そう、つくられた感。
つくられたモノを買うのではなく、一緒につくることの素晴らしさ
……と難しさですね。
しかし現在は、そんな日野のいい感じの場所も、
30坪単位のの切り売り土地も多く、いつまでそれが持つかどうか?
まだ先の話ですが(来年あたり)、相模原でも名倉・日連をメインに
家づくりを行ってきた創和建設ですが、藤野の中でも駅に近い
小渕地区のどこかで、そんなちっちゃな2~3軒の空間が出来れば。
60坪くらいの土地に延べ床30坪の家。内外装のメインはもちろん
無垢の材。ぼんやりとした灯りの中…3軒のこじんまりとした木の家が…
(里山と違って街中は、土地のポテンシャルが×な分アップ率大です)
着工から完成までのスピードも若干早めて…。
コストを下げるために、県産材オンリーではなく国産材まで広げ、
手キザミではなくプレカットを基本とする建物。
外観のデザイン、内部空間のこだわりに重点を置きます。
具体的な候補地はあるのですが…とりあえずは…来年です。
このような「自然住宅分譲」は、どんなもんでしょ?
ダラダラの文章になってしまった!反省。
2012年08月15日
JR藤野駅…新しくなりました。
2012年08月13日
「風のいえ」の3軒目…9月に完成見学会開催します。
創和建設の企画型分譲「風のいえ」
自然住宅限定宅地という名目で販売した物件です。
地熱をはじめエコを極めた1軒目。
小舞土壁の伝統工法にこだわった2軒目。
そして3軒目は…
① これからの住まいの主流になるであろう小振りな平屋であること。
② 材料を地元で集め、地元の職人さんで建てる地産地消であること。
③ 風の流れに神経を注ぎ、エアコンに頼らずそよ風などのを設置。
④ 施主様のセルフビルドも積極的に取り入れる。
などなど、それ以外にも現代の家づくりに比べ、
なんだかんだやりたいことをやっている住宅です。
外から見る装いとは違って中身は…羊の皮を○○です。
ただ、この完成間際の建築現場の前に立った時に感じることは…
良い意味で、新築なのに新築っぽくない。そして懐かしい感じがする。
こういう家は、施主様が引っ越し生活し始めた時にも、
借りてきたネコではなく、馴染むのも早いんだろうなと想像します。
(無理して着飾っていない、そして本物であることがその要因?)
完成見学会ですが、家を見て下さいのいつもの見学会だけでなく、
「相模原の木でつくった家」に焦点をあてた少し大人の見学会に
できればいいなと思っています。
先日からこのブログでもご紹介している「地域型住宅ブランド化事業」
この建物は伝統工法で土壁のため長期優良住宅は当然とれないが、
ほんとはこのような建物が「地域ブランド」と呼ばれるにふさわしいのかも。
なにしろここの施主さん、私たち本職より地元の木の事に真剣です。
「つくる人」より「住まう人」が真剣って…嬉しくもあり、プレッシャーも大。
見学会の詳しい日程はそのうちに。