2013年01月07日
最近よく出没してます…日野市三沢近辺
昨年末から東京多摩地区「日野市三沢近辺」によくでかけます。
八王子の実家に近いことや、このあたりの仕事の可能性を含めて、
暇が出来るとウロウロしているこの頃です。
昨年の百草園の現場も含めて、ホントに多くなりました。
先日は、高幡不動尊の初詣の時期にあたってしまい大渋滞。
そしていつ行っても…「まあ、たくさんの家が建っているな~」です。
良いところ…低層住宅が多く、空が広い。静かである。そして便利。
キツイところ…坂が多く、道が狭い。(この理由があって、良いところに繋がる)
駅を挟んだフラットな実践女子大側とは、街の雰囲気もちょっと違います。
(こちらは、緑も多いが大型店舗も多く住宅地というより商業地の趣に変貌)
でも日野は、立地から言っても将来土地価格が急落する事もなさそうですね。
(モノレールもあるし…)
「しかし、土地を新規に買って家を建てることは、とても大変そうです。
全体にもう少し安価にならないものか?」
人生の中で、最も大きな決断の時
ある部分特化した場所を選ばれるか、平均点の高い土地を選ばれるか?
究極の選択です。
そして日野に来るたびに想い出すことがあります。
昨年春の平山城址公園…サクラが満開のとても素敵な風景。
ここにはこんな家をという妄想がその場で明確な形で頭をよぎったことを。
現在の日野市は、なんとかハウスさんの大型分譲地の計画もかなり多く、
それが街づくりの基盤を占めているようです。それも100棟単位のスケールで、
どこにでもある小奇麗な無個性丸出しの住宅地にならないよう期待しています。
せっかく八王子と立川の市街化の狭間で昔のまま残った街なのに
…もったいない!
2013年01月05日
(祝)日本「住みたい田舎」ベストランキング発表…第22位、相模原市藤野地区!
今年一発目の雑誌紹介です。
「田舎暮らしの本」という普通に本屋さんで買えるモノ。
「住む」などの雑誌とは少し違いますが、一般の方の
目に多くとまっているのはこっちかも…。
総合ランキング1位~大分県豊後高田市 2位~鳥取市
3位~倉吉市 …… 22位~相模原市緑区藤野地区
(唯一、市単位ではなく地区がついています。)
近県では、千葉県では館山、鴨川、いずみの3市、
埼玉県では、小川町のみ。山梨県では北杜市を始めとする4つ、
そして神奈川県では箱根・湯河原をさしおいて藤野地区の1つだけ。
自然環境・移住者歓迎度・支援制度の充実・子育てのしやすさ
医療介護制度・日常生活・交通…などを踏まえた総合ランキング。
編集部でまずは、全国で94市町村をセレクトし、その中で順位付け。
(この94地域に残ることも、大変そうですが…)
最も都心に近く「田舎暮らし」が成り立ちにくい立地にありながら、
藤野地区が全国22位とは立派なモノです。
(そんなに田舎じゃねー、通勤圏だー。という意見も出そうだが?)
それを見て、来ていただける方もまた少しづつ増えてくる。
その中で、本気で移住を考える方が1人でもおられれば(笑)です。
別に「住みたい街ランキング」というのもありますが、
この上位に入る街は、高島屋・伊勢丹などの大型店舗があったり、
可愛いお店があったりと、与えられるモノの便利さが重要であり、
「住みたい田舎」の自ら動いて楽しむとは180度違っています。
街が主役の「住みたい街」、人が主役の「住みたい田舎」みたいな。
今の環境より不便になることを覚悟で移住することを決められる方は、
それなりの価値観とプライドがあるような気がします。
その他大勢と違う「日々の充実感」を目指しているのでしょう。
最大公約数に自ら参加しようとされない自由な方々の集まりなのか?
ちょっとめんどくさそう感も漂ってはいます。
ベストランキング以外の面白い記事~「地元の人と仲良くなる方法」
1、教わり上手になる
2、元気にあいさつできれば掴みはOK!
3、掃除や祭りはチャンスと思え!
のような地元に馴染むコツもたくさん書いてあります。
田舎暮らしって、与えられた街に住むよりマンパワーが必要なんですね。
↓ついでにほぼ日帰りの静岡からの富士山と太平洋です。
2013年01月04日
毎年恒例の、住宅展示場にてお勉強です。
箱根駅伝(日体大)勝ちましたね~無欲な総合力の勝利ですね。
そんな中、毎年恒例の1年に1回の住宅展示場巡り。
ハウスメーカーさんや、最近ではパワービルダーさんも参入、
昔より減ったとはいえ、乱立する住宅展示場なるモノ。
ただしバカにしてはいけません。なかにはホンモノの家づくりを
個人的に考えている方もたくさんおられます。(稀少ですが…)
すくなくとも、これからの流行りや政府の補助金等には敏感で、
勉強させていただくこともたくさんあります。(頭からの否定は×)
意匠デザインの優秀な方は、昔から多いように思います。
(破風板の存在を樋で隠すというデザインもハウスメーカーさんから~)
一昨年までの耐震、その前は外張り断熱そして昨年・今年は無垢系や
オール電化型のスマートハウス(?)等、
流行り廃りにとても敏感なハウスメーカーさん。
ただし、高気密高断熱とシックハウスの表裏一体のリスク、
外張り断熱と白アリの表裏一体のリスク、
耐震性の向上とプレハブ住宅化になってしまうリスク、などなど。
何かを突出させるたびに、創造性のある建物から建売系の普通の建物に
近づいていく危険性をはらみながら…それはそれで大変だと思います。
今年はいつもの年より、これと言った方向性が見当たらなかったのも事実。
それと毎年思うのですが、もう少し現実的な「30坪くらいの建物の展示場に
すればいいのに」です。設備系もモデルハウスと実際に建った家のギャップ
がやたら大きすぎる。
余計なモノを持たない「スモール・ハウス」も見直されている現在、
電気を消費しない家づくり(オール電化とは別)も含めて、
でかけりゃ良いという考えは世の中に逆行しているとしか…?
ご覧の通り、日中にも関わらず…今年は人、少ないです。
いろいろな意味で、極めて露骨な2極化になっていくであろう今年。
建築業界はどこに向っていくのか?
「良いことだらけの家づくり」の底が知れた今…難しそうですね。
10年以上も続けている正月の住宅展示場巡り、
とてもいい勉強もさせていただき、反面教師にもなっていただき、
中には顔を覚えてくれている営業の方もおられ、楽しい時間が過ごせます。
ある意味成熟しつつある日本の住宅業界のこれからは…
とっても「あたりまえ♬あたりまえ♬」のことですが人は十人十色。
誰にでも合っている住宅 ではなく この方にはこの住まい
一生に一軒家づくりには、
(施主~建築家~工務店) という図式がなにより理想ということを!
2013年01月02日
新年は楽しくライブ「シェークスピア・フェスティヴァルのオスカー・ピーターソン」
明けまして、おめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。
やりがいのある大好きな仕事をできる喜びを、
社員一同感謝の気持ちをかみしめています。
今年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。
新年最初は、恒例の「ジャズのライブ・アルバム」の紹介です。
今年は、オスカー・ピーターソンのバカテクライブ!
とにかく楽しい、軽やかにピアノの上を転がるように。
自分だけでなく、お客様を第一に楽しませる
「エンターテイメント」の王様です。
それでは、これを聞きながらまた一杯…アタマはもうお花畑。
昨年もあっという間に過ぎて、気がつくと…。
歳を重ねるたびに、そのスピードが上がっていきます。
変化のない単調な生活のせいなのか?
それとも年々心身ともに鈍感になっていくからなのか?
しかし、この歳になって良いな~って思うことが一つだけ。
体がどんどんポンコツになっていく変わりに…
昔に比べて、嫌なことを忘れることが上手くなったようです。
東北の震災復興もままならず、年末には笹子トンネルでも…
「今年こそは、みんなが幸せに暮らせますように。」
さあ、箱根駅伝みよ~っと!
2012年12月31日
最後に今年のお礼です…そして来年もよろしくお願いします。(創和建設・社員一同)
今年一年、楽しい仕事をたくさんさせていただき、ありがとうございました。
「おもいっきりセルフビルド~吉野・郷のいえ」で始まったこの1年
「風のいえ・プロジェクト」の3軒、「季のいえ・プロジェクト」の2軒
上野原市の自然住宅「凛のいえ」や牧野の「森の音楽スタジオ」
などなど、その他にも単独の無垢な住宅や
八王子・相模原・上野原の新築住宅やリフォームなど。
最後の最後に「森のいえ」の完成見学会でお開きです。
施主様や関係者の皆様に感謝の一言です。
来年もすでにいくつかのイベントを計画しています。
まずは、地域ブランド「チーム・ウッドマイスター」の地産地消の5軒。
「リノベーション・工場を住宅に…」「里のいえ・完成見学会」
「千木良のいえ・完成見学会」「モクレンの丘・プロジェクトの2軒」
そして「最後の風のいえ」…これはお祭り騒ぎくらい嬉しい事。
昨年より提携工務店に加えていただいた「大地を守る会」の自然住宅。
これから仕事に繋がるかどうかですが…他にも弊社に来ていただいている
いくつかのお客様…これも頑張って良い家づくりにつなげたいと思います。
きっちりした仕事をひたむきに誠意を持って頑張るだけ…
ここで仕事が出来ることの喜びと、感謝の想いを胸に刻みながら。
来年の楽しい「メイン・プロジェクト」の2つ!
4軒の自然住宅・平屋プロジェクト「連のいえ」
農的暮らしの相模湖エコ・ヴィレッジ「内郷の里」
相模湖の「季のいえ・プロジェクト」も残り2区画
その他単発の企画型住宅など…
どれも少しでもカタチになるようにゆっくりと走っていきます。
東京・神奈川の都市型住宅と自然住宅のコラボも面白そうだ。
まわりが建売系の住宅地という、決して良いとは言えなし環境の中でも、
そこだけで完結する楽しそうな家づくりも来年はかなり増えそうです。
(良い家をいっぱい造って、いっぱい見ていただいて)
なにはともあれ
…ありがとうございました。来年もお世話になります。…
☆ここでの画像は、私の昔から聞いていたアルバムのいくつか。
現在はプレーヤーが壊れたため無用の長物となってしまったモノ。
本棚の隅っこから引っ張り出してきました。
他にも八王子のジャズ喫茶に預けたレコードも…そこ、とっくに閉店!
キース・ジャレットとか、帰ってこないモノが数十点。
↓すべて有名どころ、そしてすべて若かりし頃の思い出の品です。
ヘレン・メリル
マル・ウォルドロン
リー・コニッツ&ウォーン・マーシュ
マッコイ・タイナー
サドメル
キャノンボール・アダレイ
タル・ファーロウ
オイゲン・キケロ
30~40年の歳月が経っても、この「紙ジャケのレコード」は
とても味があります。レコードをそっと拭いたり、
針を注意深く落としたりと、ちょっと面倒な事も多い。
楽ちんなデジタルじゃなく、世話の焼けるアナログ。
ただ、人によってはそれが楽しい。何かに似てる?
古くなっても中古じゃなくてヴィンテージになっていく。
私たちは建築屋さんなので…
なにを言いたいかというと…そう、その通りです。
たびたび登場する言葉
「経年変化」ってや~つ!