数年前から私たちが建ててみたい家のカタチがあります。

     「大屋根を持つ家」

下屋を持たず、軒はやたら大きい和洋折衷の佇まい。

階高は若干低めの落ち着いた風情を持った

シンプルな1部吹抜けを持つ2階建て住宅。

外装は出来る限り羽目板張りとし、敷地もちょっと広めが良い。

ハフ板も出来る限り目立たぬよう細めが望ましい。

小さめの2段破風+ガル樋でも良いと思っています。

このように、大きく張り出す屋根でコストが嵩む分、

シンプルなつくりを心掛け負担を減らす努力をします。

大きな屋根と広い空間…建売住宅と一線を画す住まい。

ついでにこれでもかの広いウッドデッキもあれば最高。

何軒か集まれば、生垣で仕切りを並べる

「生垣ストリート」の自然住宅群も楽しそう。

これは、いつか実行します。(思ったより早い…かも)

吹抜けを最大限利用して、温熱環境も考えた住まい。

弊社のお客様は、建築の勉強をこれでもかというくらいされるので、

楽しさの中にも、ちょっと辛いこともあります。

このカタチ…凄く良いと思うのですが⇒賛同される方お待ちしています。

(一昨年の風のいえから喋りまくっているのですが…皆さん?です)

つくる側も楽しい住まい…良いんですか?…そう、たぶん良いんです(笑)!

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このかたち、ロフト部分の採光・通風の納め方が問題です。

創和建設が加盟する地域ブランドの一つ「チーム・ウッドマイスター」

設計開始から半年…やっと着工となりました。

全5棟の配分をいただき、その1棟目がこの「相模原市・上溝の家」

地産地消の長期優良住宅

神奈川県産の桧・杉を構造材で利用、断熱材にはセルローズファイバー…

このような縛りがあるウッド・マイスターです。

ただし、仕上げは自由度が高く、この建物はハードウッドが主体となります。

外装には、ガルバリウムと杉板、内装にはミモザアカシアの木、

もちろん構造材は地元相模原・津久井の杉・桧がほとんどを占めます。

キ-テックという県産材の構造材の利用を含めて、最低でも国産材という

つくりになります。

ただし…

この住宅は、自然住宅の範疇でも「都市型住宅」と呼んでいいと思います。

耐震性をアップさせるために、少しだけ自然素材を犠牲にしていますが、

それはそれで、お客様の価値観によります。

あと数カ月のうちに「上溝の家」に続き4棟の「地域ブランドの家」が着工。

耐震…断熱…エコ…メンテナンス等々…長期優良住宅のル―ルに則り、

自然素材との組み合わせを考えながらキッチリした仕事を考えていきます。

それでは、着工してすぐの「チーム・ウッドマイスターの家」です!

基礎工事は八王子の猫(1輪車のこと)が走るミタマさんです。

今回の「地域型住宅ブランド化事業」の工事看板は、

5軒すべてに「ウッド・マイスターの家」という名称をつけます。

目的やらなんやら、お堅い言葉も入りますが、

要は「長持ちする家をつくる」事です。

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上溝は、市街地でも少し入ると今でも畑があります。

ここでも、まわりの家々とは少し雰囲気が違いますが…

「へ~、いいね」と言われるような家づくりが

できればと考えています。

相模原市の地産地消のプロジェクト

「風のいえ・プロジェクト」の1軒目…地熱の家の外構が完成です。

お引き渡し後、施主様の想いがやっと実現です。

これでホントの完成写真を撮ることができます。

いくらポテンシャルの高い建物であっても、外回りあっての外観ですね。

おかげ様で、とても落ち着いた美しい庭になりました。

パーマカルチャーの流れをくんだ造園屋さんの矢田さんが、

少数精鋭(1~2名)で、長い時間をかけて拵えました。

キッチリとつくり込んではいますが、自然な感じが良くわかります。

自然に…自然に…自然に…これ大切ですね。

この4軒の(風のいえの住宅群)、表通りに並べばそれはド迫力ですが、

会社として目立たない立地という少し残念な気持ちと裏腹に、

路地の先に突然現れる感がまた良し…ですね。

現在施工中の4軒目(K様邸)が3月には完成します。あと3ヶ月…楽しみです。

3月末になるであろう「4軒の現代民家プロジェクト・風のいえ」

集大成を目指して、中村・西山・鷹取・秋元の4名の大工さん…頑張っています。

                  それでは

↓私たちもとっても楽しみにしていた「風のいえプロジェクト・地熱の家」です。

 (内観写真も再度載せます…「プロジェクト風のいえ」のはじめの一歩です)

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お客様とデザイナーに感謝の気持ちを込めて。

☆追伸…自然住宅に限らず、下屋を持つ木造家屋の外観で、

2階部分の階高を抑え目にすることが形をスッキリ見せるコツです。

2階が重たく見えず、美しいカタチになります。

(コテコテの田舎屋風を好まれる方は別です。)

相模原市緑区千木良の無垢な平屋住宅「千木良の家」

床・天井の木工事がほぼ完成を迎え、

壁・家具・ウッドデッキなど残りの仕事も今少し。

2月中頃(土~日)の完成見学会を目指して…

仕上げ工事もしっかり頑張ります。

これから、白洲そとン壁や北海道の珪藻土の仕上げでお化粧です。

最後の最後、気を抜かぬように社員一同気を引き締めて。

「風のいえ」に比べると木の表しの面積は若干少なめで少々硬め!

(節の苦手な方でも、ある程度大丈夫です。ただし多少はないと偽物に見えます)

調度いいバランスの木の具合といっていいと思います。

キッチンも自然住宅では珍しく既成品が入りました。

(じつはこれが1番難しい…周りの無垢とのフィット感が。)

現場シートに書いたとおり「人と時をつなぐ…」その気持ちを忘れずに!

千木良の街道沿いでも良質な住まいになると思います。施主様に感謝です。

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この建物の見せ場は床と天井、そして梁の木の設え。

埼玉から移住のお客様

もともと平屋の大きな工場を住宅にリフォーム

昨年から(鷹取)大工さんがコツコツと…。

とても真面目な棟梁で、純粋な木造ではないこの建物を、

さぞや見事な自然素材の内装に仕上げてくれると思います。

土間にアンカーを打ちこみ床を造り、壁は天井の高い工場を

キッチリ仕切ります。

現在は中途で、完成が想像できないとは思いますが、

この先施主様のセルフも入り楽しい住宅になっていきます。

壊すのは簡単、使えるものは使いましょう。

工場を住宅に…

ヘタなプレハブ住宅よりは、とても雰囲気のある住まいになります。

(もっとも、そのヘタなより…よほど手間がかかりますが…)

これからの日本の住宅業界でもかなりの%を占める「リノベーション」

私たちも、とてもいい勉強をさせていただいています。

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