2013年01月29日
犬と暮らす家「風のドッグコテージ」…地鎮祭です。
昨年から今年にかけてのプロジェクト「風のいえ」の隣接地に
「風のドッグコテージ」と名付けた住宅の地鎮祭がとり行われました。
相模原市緑区の特に藤野地域では、「犬と暮らす家」という
耐摩耗住宅であっても、無垢材・自然素材の要求が厳しいです。
お客様、建築家、そして私たち工務店サイドだけでなく、
まわりの方々の空気がそれを望んでいるような気がします。
この建物は立地もあり、田舎暮らしのホンワカした姿に、
建築上のカッコよさが加わった外観になっています。
ガルバリウムと無垢材のコラボレーションと言っていいと思います。
地鎮祭当日は、今年初めての雪の降ったあとの白い大地の上での、
厳かで和やかな地鎮祭となりました。
南側に見える丘と山も白く化粧をして、それはそれでいい感じ。
完成後には、薪ストーブのある温かなお部屋の中から見渡す
この雪景色は、晴れた日とはまた別な喜びがあるのでしょう。
それにしても、南北の抜けている土地は、住環境として素晴らしい。
そんな土地だからこそできる家づくりがここにあります。
ドッグラン~土間~リビング~ウッドデッキ~庭の長い距離を、
好きなように歩けるここのワンちゃんは…とても幸せそうだ。
当日は「直子の台所」にて、薪ストーブの打合せをかねて、
大きな手づくり薪ストーブのもとで、打合せを行いました。
ここのストーブ屋さんは、長野県伊那市や東京の南青山に
展示場を持っている大きなストーブ屋さんです。
先日のブロスさんやイエルカさんとはちょっと違って、
営業の方もおられます。
ここの景色や雰囲気も(駅に近い割には)とても良いです。
それでは、雪景色の地鎮祭と直子さんの様子です。
(プライバシ―があるので、いつも遠景の写真になります)
「直子の台所」さん、本年もよろしくお願いします。
サムゲタン…みんなで美味しくいただきました。
藤野倶楽部さんの畑、昨年はスタッフに任せきりで、
今年は私も通おうと思っています。少しだけ(笑)。
2013年01月27日
相模原市「モクレンの丘・里サイド」上棟しました。
相模原市緑区にて…モクレンの丘・里サイド上棟
自然住宅・自由住宅・エコ住宅・セルフビルド住宅・○○住宅
何と言ったらいいか、何でもありの楽しい住宅。
この軸組みだけでも、バランスの良さがわかります。
仕上がった姿も、良い感じになりそうですね。
通常の自然住宅に比べ、お客様のやりたいことが数倍詰まった、
ある意味実験的な建築物です。
基本設計は決まっているものの、建築途中で変化していく予感が…。
現場管理の原は着工前からドキドキしている様子。
毎晩、遅くまで協力業者と電話やメールで話し合っています。
材木の化粧材の納め・取り合いの打合せや、
イエルカさんの薪ストーブの施工打合せも、内部・屋根の取り合いを
含め、工事屋さんと喧々諤々の話合い。ここはみんな真剣です。
自然住宅という名はとても優しいのですが、仕事としてはやはり別。
普通の住宅建築と比べ、数段難しいことが多いですね。
工期を少し長めにとって、ゆっくりお客様と家づくりをしていきます。
(中心から1歩離れて冷静に見ている私は、ニッコリ楽しいのですが。)
それでは、そのとても大胆に楽しく遊んでいる住宅
「モクレンの丘・里サイド」の木づくりの家の上棟の様子です。
こうして美しい景色と空気の中、無垢の家づくりが始まりました。
棟梁は道志村の平野御大…温和でとても真摯な性格。
ガツガツせずに、施主様と仲良く家づくりをしていきます。
☆ここのお隣り「モクレンの丘・森サイド」も土地販売しております。
自然住宅を建てていただける方、募集しています。
素晴らしい環境の中、ご近所・ご家族のコミュニティを大切にした
「モクレン」の地に住んでいただける方募集しています。
ここの土地は、今でも素晴らしい。
さらにこのような無垢な家づくりによって、もっと素晴らしくなるはずです。
お客様の想いに、景色に馴染んだ手づくりの住宅が加わり…最強です!
あとは、先日移植した「モクレン」に頑張ってもらうだけ!
そして幸せなお知らせ…昨日現場にて移植したモクレンのいくつかの枝の
小さな蕾を発見。しばらく眺めて、とても嬉しかったです。やって良かった!
何年か先には、もとどおりこのような素晴らしい花を咲かせてくれると信じています。
2013年01月26日
土地選びのコツ…みたいなもの。
☆土地を選ぶコツですが、
現況の土地や立地だけを見て判断するのではなく、
そこに庭も含め、自分の希望する家が建ったことを想像して、
相対的に決められた方がいいと思います。
それは、安っぽくて大きい家よりも、小さくても価値のある家で、
自分らしさが少しでも表現されている住まいが好ましい。
建てる家でその土地の価値も変わってきます。
そこに、建築家のアイデアが加わってさらに数段アップする。
固定観念に縛られないそんな土地選びの中…。
皆様の「幸せの選択肢」がずっと広がります…たぶん。
想像力と創造力か?
とくに前の方の言葉…個人的には悲しいかな歳のせいで衰えてきてます。
(弊社のスタッフや設計者・デザイナーの方におんぶにだっこですね)
そんなポンコツの私ですが、土地案内のさい、その土地に立つお客様の
姿を見ながら、自然と土地と人との相性がわかるようになりました。
人も土地も、かもしだす雰囲気って大切ですね。相性です。
☆余談…昨年末に松任谷由美がツアーで回ったプロコルハルムとの
ジョイントライブ(人見記念講堂とれなかったのですが…)。
彼女の音楽を始めたルーツ(多摩美時代?)がこのバンドにあったとは?
そういえば、「翳りゆく部屋」などのオルガンを使ったこの頃の楽曲って、
「青い影」と被ります。(ライブのボーカルはイマイチだったようですが…)
オルガンの音色には、ピアノとは違った深さがあります。
「プァ~~ プァ~~ パパパパプパパパ プァ~~ パパ ♬♬」
ジョン・レノンも認めた「プロコルハルム」…カッコいいぜ! です。
2013年01月25日
「上野原・白ガルバの家」…外装完成、そして「城山のいえ」…着工しました。
☆山梨県上野原市「白ガルバの家」の外装が完成です。
ガルバリウム鋼板の外壁の中でも、珍しい部類のホワイト色。
設計の時点よりガルバリウムのための外観デザインを目指し、
街中のためあまり木を使えない事もあり、内外ともホワイトで統一。
(この条件の中、木の外装はコストが余分にかかりますので…。)
床は「パナソニック・リアロ」にて明るい木目を意識しています。
素材のチカラを借りることが難しい中、
それでも少しでも個性をだすことを試みた住宅です。
サッシもすべて白で統一。
ガルバリウムって冷たく人工的な感じを受けがちですが、
自然住宅の分野では立派な素材です。
コストパフォーマンスにも、かなり優れた住宅になっています。
あとは、植栽が勝負の分かれ目です!
それでは、上野原市役所の近くに建った「白ガルバの家」です。
大工さんは平野さんが担当しました。
☆相模原市緑区城山でも住宅建設が始まります。
「城山の家」と呼ぶ事にしたこの住宅は、
ご夫婦2人の「終の住処」になります。
緑区(旧)津久井4町の中でも最も都会に属します。
私たちの町にはないマクドナルドなるものもあります。
(濃い味が苦手になって来ていますので、別になくても良いのですが…)
立地が街中のため、1軒で完結するカタチの家づくりになります。
(今のところ)やはりリアロ系の木目が目立つ材になりそうです。
その見本になっていくであろう建物です。
こちらの大工さんは秋元さんが担当で頑張ります。
2013年01月24日
手間ひまかけて、家づくり。働く、薪ストーブ。~ 建築雑誌「住む…№.44」
今回の「住む」は、とてもわかりやすいです。
木の家のお手入れ、とくにオイルワックスなど、
商品名を具体的に挙げて説明。
(ほとんどが弊社の現場で使われている材料と共通)
漆喰壁の修理やカビ取りの方法なども。
また、薪ストーブ・ペレットストーブの愉しみかたや
有効な設置の仕方なども…。
昨今、断熱性能の算数のような数値ばかり気にされる方も
たまにおられますが、そのようないかにエアコンの熱を逃さない
家づくりの前にこんなことも考えてもいいのでは?
基本の複写・対流・上昇気流の利用や、場所によっては薪ストーブ、
そしてペレットストーブの検討などなど。
すこしでもご興味のある方は、今回の「住む」とても参考になります。
初歩的な考え方や実際に使われている家を丁寧に紹介してくれています。
特に家の中の空気の流れがわかりやすく図解されています。
ホントの自然素材・自然住宅にちょっとだけ面白みを加えた
建物事例も細かく紹介されていて、楽しく読むことが出来ました。
手間ひまかけて、家づくり。薪ストーブのある暮らし…。(サイズ注意です。)
暮らすという言葉…いいですね~。住まう方が主役の感じがします。
10年ほど前まで流行りに流行ったデザイナーズ系の
カチっとした住宅ではなく、柔らかな暮らしを意識した住宅にこそ
薪ストーブはやはりピッタリですね。
手間ひまかけて? って、会社としてどうなんだ? 良いんです(笑)































