2013年02月01日
藤野・地熱住宅「里のいえ」完成…第一期のお引き渡しです。
「自然住宅・里のいえ」竣工です。
相模原市緑区名倉地区
シュタイナー学園・里山長屋・森の家の隣接地に建つこの住宅。
まわりは里山、遠くに山の目、一日中聞こえる鳥の声など環境は最高。
なぜ第1期のお引き渡しかというと…
もう2つの構造物が敷地の中に建築されるからです。
完成見学会は、その建物がバランスよく建ってから、
施主様にお願いして、皆さんに見ていただく予定です。
この建物も…そう、やたら自由で、とても広い空間を持っています。
外観の和洋折衷の設えとは違い…間仕切り少な~!です。
地産地消の津久井の木材でつくったこの自然住宅は、
杉材とタナクリーム、白洲壁がメイン材料の無垢な住宅。
セルフビルドも半端ないくらい多用の地熱住宅でもあります。
業務用キッチンも、この手の家にはジャストフィット!
でっかいロフトも隠れ家みたいでハックルベリーだー!
とりあえずの完成写真を掲載しますが、
本当の完成は春の声を聞きます。
その頃は、まわりの風景にもっとたくさんのきれいな色が混じります。
(この家もまた、窓からの景色を意識した設計になっています!)
そう、ここは大いなる自然の中…楽しい家づくりが必須科目ですから。
(写真ではわかりませんが、いろいろな仕掛けのある実験住宅!)
長期にわたり来ていただいた施主様と池辺さんに感謝の念をこめて…
(+ここの施主様のセルフのモチベーション、尊敬に値します!)
イエルカさんの薪ストーブの設置も楽しみですね。
そして次は、早春の(里のいえ)車庫棟建築工事に入ります。
「森のいえ」にも共通~外観は派手でなく木づくりの落ち着いた家。
内観も派手でなく色も極めて少ない落ち着いた漆喰仕上げの白壁。
手間ひまかけて作られたこのような家は…いつものように(笑顔)です!
柔かな無垢スギの床は、やはり素足で歩きたくなります。
住みつなぐ家、空気の美味しい家、資産価値の落ちづらい家…。
それにしても、時間のなが~い家づくりです。
3名の大工さん、お疲れ様です!
こうして「藤野の里」にもうひとつ優しい風景が加わりました。
2013年01月31日
絹ヶ丘(八王子市北野)マンションリフォーム…もうすぐ着工!
京王線「北野駅」下車、徒歩15分の「絹ヶ丘」にあるマンション
今回、ベストホームさんのお仕事で、ここの内装リフォームを実施。
間仕切り等もちゃんと造ってあり、前回の相模原の某マンション
の薄い壁に比べるととてもしっかりしています。
工事用の駐車場確保には苦労しそうですが、躯体が良いぶん楽です。
北野・絹ヶ丘…八王子市の中でも古い方と新しい方が混在している
京王線の乗り換え駅でもある便利な場所です。
「バグダッド・カフェ」という私も昔通ったお店もまだ頑張っています。
ココ、北野という八王子の中心から外れているわりにデカイです。
コインパーキングから現場まで、ちょっと坂が多いのが厳しいが、
坂の多い町は全体が見渡せたり、遠くの景色が見えたりと、
見る場所によっては素敵に映ります。でもこの坂やはり疲れます。
そしてパーキング、1日停めても600円という驚異の安さには驚き。
それでは、見通しのいい「北野・絹ヶ丘」の街と改修マンションです。
毎年2つくらいマンションの改修工事が飛び込んできます。
今回は、近くて良かったです。創和建設の会社から数十分。
近くには、昔の友人や地元から移った人もたくさんいる場所です。
「北野」という名もいい感じです。上品でなんか京都っぽい!
☆ リフォームと言えば「工場を住宅に」という工事にて、
来月から施主様のセルフビルドが入ります。(旧・藤野町日連)
これは、滅茶苦茶楽しみ!期待大!
家あまり、工場あまりのこの時代⇒とても必要な事。
セルフビルドの多い創和建設ですが、施主様の仕事量ダントツ。
むき出しの化粧の無垢梁をはじめ、木をふんだんに利用したこの住まい、
外から見たら工場…一歩中に入ると無垢な住宅。ギャップが良いです!
セルフビルドをしっかりやるために
「Oさん、有給休暇いっぱいとって下さい!」
2013年01月30日
高耐震の自然住宅「小渕のいえ」の中間報告と耐震改修について。
1ヶ月ほど前にもご紹介した「小渕のいえ」
~現在こんな状況になっています。
3名の大工さんが入っておりますが、
あまり変化もなく…う~んです。
高耐震のため、金物や間仕切りがとても多く、
大工さんがなかなか1つの部屋から出て来れません。
「内装の左官屋さんも塗り手がありそうだ!」
ただ、この手の住宅は後半に劇的変化を遂げます。
今月中に木工事が完了し、その後北海道の珪藻土の工事。
最後の最後に自然住宅然とした佇まいになっていきます。
そこがまた楽しいのですが、まあゆっくりとした家づくりです。
写真からも他の建物に比べ、柱・梁・壁の量の多さがうかがえます。
カチっとした家と言っていいと思います。まさに耐震住宅そのものです。
☆創和建設は現在、新築約80%・リフォーム約20%の会社です。
26日(土)は、厚木にて、新しい耐震改修の資格をとりに行ってきました。
10年前から他社(木耐協)の耐震改修の資格は持っていたのですが…。
今回は、ウッドマイオスタ―でお付き合いが始まった会社との関係。
施工者としての資格です。耐震診断にて重芯・剛芯をなるべく近づける
診断をした結果、床と天井を壊さないで工事をする方法です。
これからの少子化、老齢化、家あまりの時代に備えて、
毎年考えているリフォームのパーセンテージを上げる準備も、
少しづつ考えていきます。今回のは、ローコストが可能みたいです。
ただ、耐震のためにラスカットを張って、クロスを張りかえるだけの
リフォームはちょっと悲しいので、そこにもう一工夫楽しいものが
加われば…自分たちだけの提案のようなもの。
建築家とのコラボにて、(想像空間・創造空間)を出来る限り!
2013年01月29日
犬と暮らす家「風のドッグコテージ」…地鎮祭です。
昨年から今年にかけてのプロジェクト「風のいえ」の隣接地に
「風のドッグコテージ」と名付けた住宅の地鎮祭がとり行われました。
相模原市緑区の特に藤野地域では、「犬と暮らす家」という
耐摩耗住宅であっても、無垢材・自然素材の要求が厳しいです。
お客様、建築家、そして私たち工務店サイドだけでなく、
まわりの方々の空気がそれを望んでいるような気がします。
この建物は立地もあり、田舎暮らしのホンワカした姿に、
建築上のカッコよさが加わった外観になっています。
ガルバリウムと無垢材のコラボレーションと言っていいと思います。
地鎮祭当日は、今年初めての雪の降ったあとの白い大地の上での、
厳かで和やかな地鎮祭となりました。
南側に見える丘と山も白く化粧をして、それはそれでいい感じ。
完成後には、薪ストーブのある温かなお部屋の中から見渡す
この雪景色は、晴れた日とはまた別な喜びがあるのでしょう。
それにしても、南北の抜けている土地は、住環境として素晴らしい。
そんな土地だからこそできる家づくりがここにあります。
ドッグラン~土間~リビング~ウッドデッキ~庭の長い距離を、
好きなように歩けるここのワンちゃんは…とても幸せそうだ。
当日は「直子の台所」にて、薪ストーブの打合せをかねて、
大きな手づくり薪ストーブのもとで、打合せを行いました。
ここのストーブ屋さんは、長野県伊那市や東京の南青山に
展示場を持っている大きなストーブ屋さんです。
先日のブロスさんやイエルカさんとはちょっと違って、
営業の方もおられます。
ここの景色や雰囲気も(駅に近い割には)とても良いです。
それでは、雪景色の地鎮祭と直子さんの様子です。
(プライバシ―があるので、いつも遠景の写真になります)
「直子の台所」さん、本年もよろしくお願いします。
サムゲタン…みんなで美味しくいただきました。
藤野倶楽部さんの畑、昨年はスタッフに任せきりで、
今年は私も通おうと思っています。少しだけ(笑)。
2013年01月27日
相模原市「モクレンの丘・里サイド」上棟しました。
相模原市緑区にて…モクレンの丘・里サイド上棟
自然住宅・自由住宅・エコ住宅・セルフビルド住宅・○○住宅
何と言ったらいいか、何でもありの楽しい住宅。
この軸組みだけでも、バランスの良さがわかります。
仕上がった姿も、良い感じになりそうですね。
通常の自然住宅に比べ、お客様のやりたいことが数倍詰まった、
ある意味実験的な建築物です。
基本設計は決まっているものの、建築途中で変化していく予感が…。
現場管理の原は着工前からドキドキしている様子。
毎晩、遅くまで協力業者と電話やメールで話し合っています。
材木の化粧材の納め・取り合いの打合せや、
イエルカさんの薪ストーブの施工打合せも、内部・屋根の取り合いを
含め、工事屋さんと喧々諤々の話合い。ここはみんな真剣です。
自然住宅という名はとても優しいのですが、仕事としてはやはり別。
普通の住宅建築と比べ、数段難しいことが多いですね。
工期を少し長めにとって、ゆっくりお客様と家づくりをしていきます。
(中心から1歩離れて冷静に見ている私は、ニッコリ楽しいのですが。)
それでは、そのとても大胆に楽しく遊んでいる住宅
「モクレンの丘・里サイド」の木づくりの家の上棟の様子です。
こうして美しい景色と空気の中、無垢の家づくりが始まりました。
棟梁は道志村の平野御大…温和でとても真摯な性格。
ガツガツせずに、施主様と仲良く家づくりをしていきます。
☆ここのお隣り「モクレンの丘・森サイド」も土地販売しております。
自然住宅を建てていただける方、募集しています。
素晴らしい環境の中、ご近所・ご家族のコミュニティを大切にした
「モクレン」の地に住んでいただける方募集しています。
ここの土地は、今でも素晴らしい。
さらにこのような無垢な家づくりによって、もっと素晴らしくなるはずです。
お客様の想いに、景色に馴染んだ手づくりの住宅が加わり…最強です!
あとは、先日移植した「モクレン」に頑張ってもらうだけ!
そして幸せなお知らせ…昨日現場にて移植したモクレンのいくつかの枝の
小さな蕾を発見。しばらく眺めて、とても嬉しかったです。やって良かった!
何年か先には、もとどおりこのような素晴らしい花を咲かせてくれると信じています。