2013年03月05日
山梨県上野原市「白ガルバの家」完成しました。
「白ガルバの家」…やっと竣工です。
場所は山梨県上野原市内…市役所至近の便利な立地。
内観・外観とも白系で統一したこの建物は、
明るくシャープで、とても綺麗な家になりました。
海辺にあっても似合いそうです。
ここの特徴は何と言っても片流れを組み合わせた外観。
シルバー屋根と白ガルバの外壁という尖った印象を受けます。
創和建設単独物件では、「凛のいえ」を除いて、この町では片流れが多い。
そして不思議なことに、すべてがガルバリウムの外壁を使っています。
「木楽な家」
「ブラックガルバとミモザの家」
そしてこの「白ガルバの家」です。
私たちは「困った時の白」と言います。
色が決まらない場合はあえて白にして色を消します。
設計は、チーム・ウッドマイスターの建物のすべてに関わった、
「上溝の家・八王子みつい台の家・牧野の家」など、
シンプルでシャープな住宅設計が得意な遠山さんです。
コスト監理にも真摯に取り組んでくれる建築家です。
街中での家づくりで、とても良い提案をしてくれます。
ウッド・マイスターの住まいには最適な方です。
特に(白)という色の使い方は、とても勉強になります。
「白の魔法使い」ですか?
来年の「国交省・地域型住宅ブランド化事業」では、
どこかの団体で参加されると思います。
地産地消・地元材を利用するコトの裾野を広げる意味でも…。
2013年03月04日
「街に暮らす…日野の家」…地鎮祭です。なんと、尖がった東京スカイツリーが見えます。
2月16日(土) AM11:00~12:00
3月中頃には着工出来るであろう「日野の家」
日野市三沢(高幡不動駅)にて地鎮祭が行われました。
高台の街「三沢」ですが、急坂が多い街にはそれなりのご褒美が…。
どんなご褒美かというと…
尾道が、その見える景色から映画のロケ地としても有名なように、
眺めがとにかく良いんです。その開けた1面だけの景色ですが、
実に美味しい。そこが南面と来てるから「一粒で2度おいしい」。
この場所からは…
予想外・想定外の東京スカイツリーがはっきり見えます。
そして多摩センターあたりの街の夜景もさぞや素晴らしいでしょう。
(急坂を登った大いなるご褒美)スカイツリーと足腰が丈夫になる恩恵です!
ここの2階から見える圧倒的な眺望…楽しみにしています。
設計士さんにご紹介いただいたお施主さんの住まいです。
市川つくみさん…小俣…中村という「森の音楽スタジオ」の
強力なメンバーで、この「日野の家」…もうそろそろです。
このトリオにて、「日野」という街で新しい取り組みが出来れば…
と考えているこの頃です。
市川さん…施主様の夢に歩み寄り、ご自身を媒体にして
とても心地いい(独りよがりではない)自然住宅を描かれる方です。
やはり温和な笑顔が心地いい方です。
このタイプの設計者の方は、パッシブソーラー・ダイレクトゲインを
とても重要視されているのだと思います…やはりエコです!
市街地での「自然住宅」のあり方を豊かに表現します。
それだけ引き出しが多いということか?
現在進行形の「高幡の家」でも素晴らしい模型が出来ていました。
(それは後日ということで…)
「街に住まう、そして木の家に暮らす…」
そしてそして、私たちは仕事として
「まずは、一つ一つしっかり家をつくることだな…ちゃんと!」
2013年03月03日
珪藻土…新しいテクチャ―に挑戦!
創和建設には、5社の左官屋さんがいます。
三鷹・大泉学園・上野原・相模原そして五反田。
それぞれ得意な工法があり、
小舞土壁が得意な大泉学園と上野原の方、
白洲壁やジョリパットが得意な三鷹と相模原の方、
そして珪藻土専門の五反田の方。
今回は、その珪藻土専門の五反田の左官屋さんから…。
今まで塗っていただいた現場では、コテ跡を残す
塗りっぱなしがメインの仕上げだった珪藻土。
偽物が多い珪藻土の中でも、100%近い自然素材の
北海道・珪藻土を使う弊害で、フラット仕上げが出来ない。
今回、そこに関西地方のスサを混入することで、
和室にも使える珪藻土が出来ました。
創和建設が何度も何度もお願いして、
ついにつくっていただきました。御苦労さまです。
東京都内に比べ、未だに左官壁が多いという
建築に携わっている1人としては、とても幸せです。
これで、お客様からのご要望にお応えすることが出来ます。
「ホンモノ素材のほぼフラットな珪藻土を…」
低温乾燥機の要望にこたえていただいた相模原の材木屋さん。
そして今回のスサ入り珪藻土をつくっていただいた左官屋さん。
みなさん、我儘なお願いにすぐに対応していただきありがとうございました。
これからも、良いモノがあればドシドシ取り入れていくつもり。
もうひとつ、和のタイルで良いモノが少ないので、
敷き瓦ほどコストがかからず良いモノがないか?
メーカーさんにもいろいろとやっていただく。(ご協力)
「いつやる?」…「そう、今でしょ!」 (笑)
そしてお施主様へ~スサ入り珪藻土、せっかくなのでぜひ使って下さい。
まだ1度も塗っていないので、ある意味実験…勇気のある方手を挙げて!
2013年03月02日
エコです!「モクレンの丘…里サイド」…里に住む、木の家に暮らす。
4月完成を迎える「モクレンの丘」
平野棟梁がコツコツとつくっている「自然素材の家」。
軒の深い大きな吹抜けを持つ住宅で、
もちろんエアコンに頼らないエコ住宅になっています。
夏の暑い空気の流れ、冬の薪ストーブの熱の流れ…
すべてが良く考えてあるお手本のような住まいです。
窓の位置とカタチでそれはわかります。」
この「里サイド」では、遠くの山並みを見ながら一杯という楽しみや、
移植した「モクレンの木」をご自宅のシンボルツリーにできるという
美味しさもあり、とても楽しい暮らし方ができそうです。
そしてなにより、まわりの自然と住宅との関係性。
間取りではなく、日々の暮らし…手間いらずではなく気持ちよさ
工務店がつくるのは80%…後は暮らしながら施主さんが完成させる。
(工事という意味ではなく、住まう方の色という意味です。念のため)
「そんな家になるんだろうな~」とこの状態でもわかります。
設計は、スタジオikbの池辺潤一さん。
このての「自然住宅⇒自由住宅」では、とんでもない才能を発揮する方。
ダイレクトゲインを良く考えた空間設計には、私たちも感心します。
お客さんのご提案にも…「それ!面白いかも」とまず一言、ニッコリ笑う!
工事途中でも、当初と違う発想が湧いて「こうしましょう」とニッコリ微笑む!
彼の家づくりには「調度いい塩梅」という無垢で自由な柔かさが満ちています。
フットワークと多面性から弊社では「きっとB型だ」としばらく噂になりました。
~現在建築中の「犬と暮らす家」や「里の家・ガレージ棟」もお楽しみに。
最後に、遅まきながらもうすぐ工事用看を建てます。
そこには、こんな文章を載せるつもりです。
「里に住まう…木の家に暮らす」
2013年03月01日
「多摩境の家」…基本設計いい感じで進んでます。
2月11日(月)…多摩境の家の基本設計の打合せです。
このお客様の行動力・決断力には脱帽です。
思っていたよりトントントントン進んでいる様子。
とっても遠方から来られているのに…。
基本設計を見て、実に良い住まいになりそうです。
外観・内装、そして2階の窓から見下ろす橋本の街。
開放感のある間取りや空間といい、とても気持ちが良さそうです。
施主様の想いと設計者の能力がうまい具合にプラスに
働いているコトが良くわかります。
以前メールのやりとりの中で、
家具キッチンではない、もう少し便利な既成品のキッチンの選択肢を
手の届く範囲で何とかできないかとい要望もあり、検討開始!
まわりを木で囲い、規格品の存在感を薄くするのも一つ。
設備品は限界もあり取り換える品物。個人差はあるが、
建物本体に比べると、優先順位はちょっと下。
現在、創和建設標準仕様として…
クリナップ・エコステンレスとタカラ・ホーローの2社の製品の
値下げ協力をメーカーさんにお願いしています。業務用も…。
そして、木童さんもステンレスキッチンをだしていますよね。
特にクリナップさんは、特にガンバってくれそうな予感がします。
体に悪くないキッチンで、収納力もあり、自然住宅にも相性が良い。
そしてネックになる価格も、「まあ、このくらいだったら良いだろう」
と、言えるくらいになれば理想ですね。まあ高いとは思いますが…。
リビングで曝される事の多いキッチンの質感は、
ヘタをすると無垢の質感とケンカする事も多いので、
これが上手くいけば長年の悩みも少し解消。
どの選択になるかわかりませんが、
このようにお客様からたくさん勉強させていただくことも多いです。
これからの水廻り…
すべてはあなたにかかっていますよ、立川の「○崎さん!」ガンバって。
多摩境の家の行き先は…
杉の家? 檜の家? どうなるのか? じつに楽しみです。
とても勉強されている施主さんに信頼されるよう、
私たちもアンテナを出来る限り広げて、小さく縮まらないよう努力して、
皆さんに選んでいただける工務店に!