相武台の高台に完成した自然住宅。早いもので、お引き渡しから一年が過ぎました。
あっという間の一年。歳を重ねると共に、時の流れが早くなっていっているような…。

久しぶりに会った“相武台の家”は、この一年で、着実に素敵になっていました。
施主のTさんの「とっても心地よく暮らしてます」も笑顔も、とっても素敵でした。

玄関アプローチのステップとそれを取り囲むように配された植栽は、
玄関ろ駐車場の境を柔らかに区画してくれているだけではなく、
尋ねくる人に「この家、ちょっといいな〜」と思わせてくれる。
そして何より、仕事から帰ってくるTさんを四季折々優しく迎えてくれる。

建物の南面に回ってみると、ウッドデッキの周囲の植栽が
これまたいい感じに育っていました。ほんとに「ミドリっていいな〜」です。
都市部の住宅街、それも新興分譲地に建っているのを思わず忘れてしまいそう…。
周囲の家は、普通にコンコリートで固めてあるだけに、余計に自然のチカラの凄さ
を感じます。これがまた、板張りとそとん壁の外装ととてもよく似合う。
植栽の配置も、メリハリが効いていて、中から見てもウッドデッキ越しに絵になります。

内観は、創和建設そして設計の市川さんのいつもの家・パッシブソーラーの考えを基本に、
なるべくエアコンに頼らないで暮らせるよう吹き抜けを配し、無垢材と漆喰とが余計な
湿気を人の代わりに吸ってくれて、家の中の空気を綺麗にしてくれます。
(もちろん乾燥時期には加湿器をつけていただいてはいますが…)
1年経っても、やはり呼吸する家の気持ちよさは格別です。

そして、この家は構造材のほぼ100%を地元・相模原市津久井の木でほとんど作ってあり、
1階と2階のそれぞれの杉の壁には「つくいのき君のニコちゃんマークが印字されている」
お引き渡しの時に、施主自らが焼印しています。
ここ相武台の家は、相模原市が地元材の家づくりにシフトしたここ数年、
民間ではじめて施主自らが焼印を押した家になりました。
(創和建設のエコアパートなどには実験的に押印していますが…)

このような無機質ではない自然素材の家の素晴らしさは、シラス壁や漆喰などが
ご家族が心地よく健康に暮らせることに大きく役に立つ。そして経年変化を楽しめる。
ビニールクロスに比べて20年後の塗り替えなどにコストがかかる。
植栽も植栽で、全面コンクリートで覆う家に比べて世話が焼ける。
そんなデメリット(?)考えても余りあるメリットがたくさんたくさんあります。
ここ、相武台の家は、1年の年輪を重ねた色がありました。
そして晴れた日にも雨の日にもその都度違う景色を住まう方に見せてくれているはず。
帰りの時、玄関の前に立って手を振っているご家族を見ながら感じることがある。

「そうなんだな〜、柔らかな自然住宅の良さは、家に人がよく似合うんだな〜」。

相模原市緑区の藤野の里に建つ創和建設の2軒目のモデルハウス“和(なご)の家“が、
建築ユーチューバー井上さんのご好意によりYouTubeで見れるようになりました。
神奈川県相模原市の津久井の木(丹沢北麓)で作った環境と健康に優しい住まい。
仕上げはちょっと贅沢で無垢材とシラス(そとん壁と薩摩中霧島壁)が、ケミカルな質感とはちょっと違って、
独特の陰影を醸し出しています。

ぜひ、見学にお越しください
実物も素敵ですよー

ロックやジャズに比べると、全然枚数持っていなくて…
良いのもそんなにないですが、とりあえずのご紹介ということで。

ソングス (上田正樹)

カッコつける時代、そうなにしろカッコいい

ベスト (竹田和夫&クリエイション)

これはジャケットというより竹田和夫のギター。
当時、日本一のロックバンド。コンサートも2度見に行きました〜。

グッドバイ (森田童子)

ジャケットも暗くて…音もそして声も暗くて寂しくて…「ほんと大好きでした!」

スティング サントラ

ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード
2人ともハンサムで内容も面白い映画でした。

卒業 サントラ

サイモン&ガーファンクルの歌が印象的な映画。
この映画の最も印象的なシーンがジャケットに使われています。

人間の証明 サントラ

一世を風靡した「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね…」の映画です。

やはり、昔擦り切れるほどたくさん聞いてたサディスティック・ミカ・バンドの
「黒船」のレコードが見当たらなかったです。ベース…小原礼(のちに後藤次利)
ドラム…高橋幸宏(最初はつのだひろ)、ギター…加藤和彦、そして高中正義のギターと、
大物ばっか。とってもメンバーが良かったです。
プロデューサーはクリス・トーマス(ピンク・フロイドのプロデューサー)。
ボーカルのミカの後は、桐島かれんと木村カエラが引き継ぎました。

 

それでは、3回続いたジャケット紹介終わりにします。
興味のない方にとっては、とってもくだらない2週間ですね。
3回にわたって紹介した中での個人的に好きなNo.1ジャケットは、
ダントツでフランソワーズ・アルディで決まりです。
2024年6月11日死去…彼女のご冥福をお祈りします。

☆スピーク・ライク・ア・チャイルド(ハービー・ハンコック)

ずっと好きだった美しいジャケット。ただ、ダンボールから出てこなかった。というわけで、家のCDを持ってきて撮影…表も裏もとってもいい感じのジャケット。あったかい気持ちになります。

☆クール・ストラッティン(ソニー・クラーク)

都会颯爽と闊歩する大人の女性の尖ったハイヒールの写真。ジャズで最も有名と言っていい一世を風靡したあの前奏とこの紙ジャケ…ある意味、バブルの気配さえない時代の日本、でも夢はいっぱいあった世情にもドンピシャで、都会に憧れ外国に憧れ未来しか見えない頃に出会ったような…。

サムシング エルス(キャノン・ボール・アダレイ)

左半分が真っ黒、右半分にも字が書いてあるだけ。スタンダードの“オータム・リーブス”収録。ほんと流行ったな〜。遠くから見てもこのジャケットだとわかりますね。日本人は、“フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン”や、この”枯葉”って、大好きでした…今でもだ。メロディがわかりやすく美しい。

ベース・オン・トップ (ポール・チェンバース)

バド・パウエル (バド・パウエル)

チック・コリア (リターン・トゥ・フォーエバー)

イン・コンサート (マックス・ローチ&クリフォード・ブラウン)

グルーヴィー (レッド・ガーランド()

ヘレン・メリル (ヘレン・メリル)

トリオ&クインテッド (デューク・ジョーダン)

どういう訳か、マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンの二大巨頭のジャケット写真がない。
次回、サントラと国産に続く。

以前、ジャズも名門レーベルの“ブルーノート“のレコードジャケット写真集が
240ページに渡り発売され、かなりの売り上げでした。その時に多くの方が、
「レコジャケってアートだ!」と思ったに違いない…という前振りの後に、
なぜ、このブログを書こうかと思ったか…弊社のブログは、仕事や街並みのことが
多すぎて、ちょっと遊びの要素が足りないのと、一昨年、偶然私の実家の押入れの
の段ボールから150枚くらいのLPレコードが出てきて…それも約30年ぶりに
ご対面ということもありました。(フランソワーズアルディ…フリート・ウッド・マック
…ハービー・ハンコックなどなど、大好きなジャケットを久しぶりに眺めながら、
若かりし頃へのタイムトラベルの嬉しい時間でした。

ジャズだけじゃなく、ロックでもポップスでも洋楽でも日本のものでも、
良いものは良い。1950年代もリード・マイルズが手掛けたジャケットなど斬新
でかっこいいし、キング・クリムゾンの宮殿やピンク・フロイドの原子心母などの
びっくりジャケットじゃなく、「これ、壁に飾ってもいいじゃん」みたいなものを
回数をわけて30枚くらい〜雑食なので、ロック〜ジャズ〜シネマ、それも国籍問わずに
ご紹介します。中には年季が入って、ボロボロになってるのもありますが、
それも味ということでご理解を。

まずは第1回“”洋楽・ポップス“”

洋楽

☆噂(フリート・ウッドマック)

全てのアルバムの中でジャケットとしては、フランソワーズ・アルディと双璧で1番好きだった…純粋にスティービー・ニックスが滅茶苦茶可愛かったからというのもあり、…ミックの股間から玉が2つなんていうジョークも話題になりましたが、何しろこのジャケット完璧!なんとも言えず美しい!

☆レッド・ツェッペリン2(レッド・ツェッペリン)

1937年のヒンデンブルグ号爆発事故の点描写のモノトーンのツェッペリン号のデビューアルバムとどっちか迷いましたが、個人的にはやはり2。このジャケットが1番好きだったのです。このバンドのアルバムジャケット全部良いですね。

☆アビーロード(ビートルズ)

たぶん、世界で最も有名なレコジャケの一つ。横断歩道があるとみんなで真似して歩く、中にはイギリスへこの横断歩道を見に行くという強者もいました。そして、友人とジョンレノンの立ち位置を取り合うみたいな、ちょっとしたいざこざも日本中であったようです。

☆さよならを教えて(フランソワーズ・アルディ)

今年、6月に他界したフランスの歌姫。特に日本で人気が高かった記憶があります。
そういう私も、フランソワーズ・アルディの大きなポスター部屋の壁に貼ってました。
荒井由実と大貫妙子が歌った「私のフランソワーズ」のモデルはこの方でしたね。

パール (ジャニス・ジョプリン) 

クロージング・タイム (トム・ウェイツ) 

山羊の頭のスープ (ローリング・ストーンズ)

つづれおり (キャロル・キング)

明日なき暴走 (ブルース・スプリングスティーン)

デジャ・ブ (CSN&Y) 

ダブル・ファンタジー (ジョン・レノン)

ワイアード (ジェフ・ベック)

ジ・アザー・ワン (ボブ・ウェルチ)

それでは、おしまい、次回はジャズジャケットに続く…。