2011年12月12日
「立川空想不動産」って何だ…不思議とおもしろそうだ!
東京都立川市に「立川空想不動産」という目を引く団体があります。
前から気になってしかたがないこの方達。お会いしたこともないですが。
「空想不動産」この発想力イイですね。尊敬します。
テナントの入らない駅ビルやシャッター通り・廃屋など
街中の影の部分に光をあて、新しいモノを企画するらしい。
「空想」って楽しい街づくりの王道のような言葉だ。
(私たちが田舎でやりたいことの、数段上をいく都会版みたいな感じ。)
廃屋やさびれた通りを使ってなにかおもしろいモノはできないか、
こんなお店がこのあたりにあったら素敵なのに…などなど。
全て自由より、なにか障害があった方がいい建築ができるようです。
人の土地や建物という観念はさておいて…とにかく楽しそう。
その言葉からはドラえもんのポケットのような
とてもポジティブで若々しい匂いがします。
おもわず、自転車で立川の狭い路地を走り回っている姿を想像してしまう。
富士吉田市(下吉田から月江寺にかけてもいい雰囲気の路地が散在)
どんな物語も、ハッピーエンドの最後より先の見えない途中の方が面白い。
また、いきつく先が見通せる道より、湾曲して先が見えない道の方がいい。
「怪しい街」っていうのも、それはそれでとてつもなく魅力があります。
(官・民)かまわず、このあたりこんな風にならないかな~などと、
絵空事を言いつつ、夢をかたり尽くすってのも、それはそれで
未来に繋がりそうだ。このあたりの不動産屋全員集合でもいいな。
☜ミスチル…エソラ
それも、真剣に絵空事を語りあわなければいけない。
「名倉峠のてっぺんに小さい音楽カフェでもあればいいな」とか
「相模湖に緑の外周道路をつくって屋台村でもできないかな」とか
「このあたりの電気の線という線が全て埋められないかな」とか
「この地区だけは、アスファルト&アルミフェンス絶対禁止区域にする」とか
「廃校の学校を週末限定で英語以外話してはいけない学校で再生」など。
「藤野空想不動産」…ドラえもんのロゴまではパクれないが、インパクト最高!
残りの人生、多いか少ないかわからないが、ただたんに家を建てるだけでなく、
夢のあるストレスのない「家づくり・街づくり」を楽しくやっていけたら幸せです。
みなさんの家に対する想いも、もしかしたら「絵空事」から始まっているのでは?
「80日間世界一周」のジュ―ル・ヴェルヌ曰く
~人類が想像できる全てのことは実現できる!
面識もない「立川空想不動産」さんから、こんなでっかい話になってしまった。
絵空ごと…悪くない。
2011年12月11日
電磁波測定週間終了…ご報告。
(電磁波測定週間終わりました)
先週1週間、毎日「電磁波測定器」を車の後部座席に積んで、
現場に行ってはみんなに訝しがられながら測っていました。
駅や国道、そして高圧線下に携帯基地、もちろん現場もバッチリ。
どういうわけか創和建設で一番「鈍感」な人間が測ってます。
人間というのは、文明の利器の恩恵を受けながらも、
臭い物にはフタをする生き物で、電気なしでは生きられないのに、
放射線や電磁波は被爆したくない…あたりまえ&ごもっとも!
また、電気機器をつくる側と私たちでは標準値も異なることが多い。
原発でも同じ問題が起きています。
そんなことを考えながらアベレージとピークを繰り返し測りながら、
「ここイイね」「昨日とかなり違ってきた」などと考えながら1週間。
まわりから見ると(創和建設は仕事がなくて暇なのかな~)
と思われていたのかも…。
八王子・相模原・相模湖・藤野・上野原の5か所を測り終え、
都会ほど高かったというのが感想です。電波が多いのでしかたがないですね。
(実際は流れる経路により、そうばかりは言えないらしいです。1m歩くと変わります)
予想外だったのは、自宅の電子レンジを測った時の機械のうなりよう。
強烈!(うちの電子レンジが安いせいか199マイクロ速攻振り切り状態)
わかってはいても、振り切る速さと表示する単位がこれほどまでとは。
青天井で、ここまでいくかの勢いでした。
また、エコロガさんにはとてもお世話になりました。
「日本で全く安全な土地を探そうといっても、ほとんどありません。
ただし高圧線下だけは現在対処のしようがないです。その他は家づくりで
解消可能です。難しいことはありません。そのような家づくりをすればよいだけ。」
などなど、たくさんの疑問点に答えていただき勉強になりました。
そして電磁波に関して、より敏感にそして冷静になろうと決めた1週間でした。
ガイガー・カウンター&電磁波測定器…昔では考えられなかったことです。
2011年12月10日
上野原「自然住宅・凛のいえ」…もうすぐ着工!
☆上野原市「自然住宅・凛の家」着工☆
山梨県上野原市内でも私たちがダントツに一番好きな通り。
古い町屋や映画館(現在廃屋…ここ、いじりて~)が並んでいます。
リノベーションして、生垣や植栽などを配するといい雰囲気になりそう。
(映画の撮影などにも持ってこいの ザ・昭和 の街並みが出来そう)
まわりの雰囲気から勝手に「上野原キネマ通り」と呼んでいますが、
そんなレトロの土地の真ん中あたりに建つ「2世帯の自然住宅」。
100%の自然素材の住宅となると、(弊社)上野原では初めてとなります。
前回も書いたように、建物の趣から「凛のいえ」の名づけました。
漆喰と黒ガルバと杉板とで外を包みこみ、玄関の無垢の格子戸。
桧と杉と漆喰と白洲で内装をしつらえ、田舎暮らしではないが…
おもいっきりの「天然無垢の自然素材の住まい」となります。
市街地の自然素材の住まいづくりは、外の景色の+αがない分
なかなか難しいのですが、この建物は景色抜きでも大丈夫!
トンナンシャ―ペー、いや東西南北それぞれ違った顔を持ってます。
映画館といえば…日本中どういう訳かシネコン大型の箱ばかり。
近い将来、みんなの価値観が少しづつ変わって行き、大型映画館から
小さいミニ映画館へ緩やかに移行する日が来ればうれしいですね。
それが、本当の贅沢のような気もしますが…それまで残れよ~!
解体も終わり、本日地鎮祭~K様 お疲れ様、これからも宜しくです。
ポカポカの暖かい日で、良かったです。
そして、今日お昼からは地盤調査です。(ホームリサーチさん)
(参考~桧と杉の家)
創和建設(桧の家)…昭島S様邸
創和建設(杉の家)…藤野U様邸
●杉も桧もそれぞれ味があります。
○平原綾香さんの「晩夏~ひとりの季節~」という唄のpv
原曲は八王子出身の松任谷由美(当時は荒井由美)
1人の少女が都会から田舎へ帰って癒される様が
伝わってきます。美しい景色と優しい人達によって…。
このロケは全て「藤野」の町や路地で撮影しています。
pvの中で使われている「よしず」などの小物は弊社協力。
(平原さん、想像通りとてもおくゆかしく自然体な方でした)
地元のオジサン達もエキストラで大活躍…いい味だしてる。
相模原フィルムコミッション(当時は藤野FC)の全面協力。
上野原では「日本の首謀」という映画が藤野FC協力でした。
2011年12月09日
「木蓮の丘・プロジェクト」…解体工事始まる。
相模原市緑区名倉「木蓮の丘」の解体が始まりました。
南側がグンと開け、「ラブレター」の裏の「山の目」もウィンクで片側が望めます。
特に南東側の眺望は素晴らしく、ぼーっと仕事を忘れそうです。
1日中いても、住まわれている方やそちらへ遊びに来られる方以外、
車も人もあまり通らず、(聞こえてくるのは)近所の子供たちの声と
北の森の奥の方から聞こえる鳥のさえずりや風の音、そして
遠くで聞こえる建築中のログハウスのチェーンソーの音くらい。
今年最後の「藤野・自然住宅限定土地」となる「木蓮の丘」…いよいよです!
(ともに100坪アッパーの田舎暮らしにもってこいの雰囲気のある土地)
解体後に現われた「南に望む山々」とついでに「西の空の夕焼け」をとりあえず。
2011年12月08日
「藤野・焼き杉と土間のある家」…壁塗り(セルフ)工事始まる!
相模原市緑区吉野の眺望の土地に建築中の平屋住宅。
古材利用・薪ストーブ・ガルバと焼き杉・広い土間(墨モル)
が楽しいかなり個性的な住まい。(間取りもおもしろいです。)
今週は、キッチンをコンクリートブロックで製作します。
上にステンレスを乗せ、器具を設置します。
ブロック積みのキッチンもどう納まるか…冒険の多い建物です。
そして、一番の特徴は「セルフビルド」のパーセンテージの高さ。
施主様のスキルとモチベーションの高さには脱帽です。
現在、タナクリームの下地処理を施しています。
創和建設の現場監督に教えてもらいながら、
地道に目地やビス穴をパテで埋めています。
この仕事ぶりを見ながら私たちの方が感化されます。
来週あたり仕上げのタナクリームの施工に入ります。
(あまり平滑に塗らない事がコツです。あとは想いのままに…)
凹凸のある漆喰も、それなりに素敵です。
本業の仕事をこなしながらの「セルフビルド」…う~ん、感心します。
ペンキ塗り・断熱材入れ・焼き杉・ダクトに続き~お見事です!
~外も中もかなりカッコイイ。片流れが無理なく生かされています~
このお客様も、やはり東京からの移住の方。
「田舎暮らしをするならメンテナンスも楽な平屋がいい」
現在第3コーナーに入るあたり、最後の直線アクセル全開!
○もうひとつの吉野の自然素材の家…現在フラット35Sの
耐震や断熱をチェックしています。できれば耐震フラットでいきたい。
(フラットやエコポイントって、自然素材に対しては少し微妙です。
また、Loーeもちょっと寒いし。断熱は暮らしやすいかどうか?です。
被災地のためのエコポイントと理解しなければいけませんね。)





















