2021年12月27日
東京都八王子市 “東浅川の家” の今。
東京都小平市の菅村設計さんとの“藤野・つかず離れずの家”に続いてのコラボ。
浅川沿いに新築中のこの家は、森の窓という木製サッシをはじめ、
創和建設が普段使わないような素材がかなり使われています。
どちらかというと、やりたがりの工務店と言われる創和建設ですが、
それでもこれだけ新しいものを使うことは珍しい。
家が大きいこともあり、木工事は来年の2月まで、
そこから内外装の仕上げに入り、完成は4月末頃。
実に長い。後から建った一般住宅にどんどん抜かれていきます。
工期が長いのは、自然住宅の宿命。
生真面目な大工の筆頭、長田棟梁が一生懸命腕を振るっているところ。
東浅川という地名ですが、ほぼ高尾です。
2021年12月20日
もう一つの “深大寺の家” の地鎮祭!
2021年12月06日
藤野 創作中華「大和家」リニューアルオープン!
藤野は相模原市の中でも小さな町。
藤野は都会のようにきらびやかではありません。
でも大和家さんは「田舎のラーメン屋」ではありません!
素材と味、こだわりの創作中華料理店です!
7年前までは、家庭料理をだしていた定食屋さんだったところを、地域ファンディングにより改装・オープンした大和家さん。
店主の大和さんは、白金でお店を構えていただけあり、味はピカ一!
でも設備がだいぶ古くなり、この度リニューアルすることになりました。
大和家の店主の大和さんを始め、大和さんの友達のStudio ikb+の池辺さん、家具はstudioY’es.、そして創和の職人さんたち。
短い工期の中、完成めざして手と頭と、たまに口を動かし(笑)、作業を進めました。
外壁の板張りは、大和さん自ら張りました。
化学調味料は一切使わず、作り手さんの見える食材と地元農家さんの心のこもった野菜の味を大切にしている中華。
いただきま~す!(片山と村越監督)
*気まぐれ拉麺の写真です。季節の野菜がたっぷり~。
今度は夜のメニューとスイーツも食べてみたいなぁ。
これからも藤野、そして藤野を訪れる方の胃袋を満たしてくださいね。
2021年11月09日
町田市 “相原の古民家再生” プロジェクト
町田市相原にて施工中のH様邸の古民家再生。
古き良き時代の佇まいを残しつつ、今の暮らしに合わせた住まい作り。
構造、雨漏り、シロアリなどなど、このようなリノベーションは見なければならないところがたくさん。
あまりいじりすぎるとコストばかりがかかり、新築そっくりさんみたいになってしまいます。
自然素材でつくるのは当たり前。
素材感がとても大切になります。
ちょっと、暗め色彩でまとめ、素材感もピカピカツルツルさせないことに気を使い、
照明も出来る限りレトロに暗めに計画していく。
大手メーカーさんのものは選択せず、手作り感のあるもので考えていく。
暗いところをあえてつくる…
難しいですが、成功すると素敵。
そんな落ち着いた趣の漂う町田の古民家再生…まだまだ道半ば、これから仕上げに向かっていきます。
創和建設&創和リフォーム工房、楽しみです。
2021年10月29日
町田市 “玉川学園の家” 上棟!
今月、玉川学園の丘の上に建った自然住宅…ひとまず“玉川学園の家”と呼びます。
10月26日に無事上棟式を開催。式典の仕切りは大工の棟梁の関戸功さん、
そして施主様ご家族、設計の「スタジオikb」の池辺さん、
施工サイドから創和建設の私・志村と現場監督の山田、
協力会社を代表して電気の草野さんの9名で厳かに執り行いました。
ここ“町田・玉川学園の家”は一言で言い表すと「どうなってるかわからない不思議な家」。
まだ、屋根の下地が終ったばかりの構造の状態では、はっきりとは見えてきませんが、
先月完成した“町田・相原の家”と同じ空気が流れています。
設計者が同じなので当然か…。
いろんなところに斜めがある。
いろんなところに地熱利用の土間がある。
いろんなところに吹抜けがある。
そしてそれぞれに理由がある…たぶん。
そして上を見上げると、その斜めが斜めじゃない。
そう、ちょっとよくわからない。
このような経験を創和建設はたくさんしてきました。
外注の建築家・設計者とのお付き合いが多いことで、
ちょっとわからない家をたくさん建てています。
そして半年後に完成し、そこで改めてその空間デザインの想像力にハッとするわけです。
1階の半分近くを占める地熱利用の土間は、外部と内部にまたがりとても気持ちがいい
家の景色を見せてくれることでしょう。
他と変わっていること…それは完成の到達点を想像できない嬉しさにつながります。
奇をてらうことなく、メリハリをつけた個性と大胆さは、便利さを少しだけ犠牲にして、細かいところをちょっと我慢しても、余りあるお釣りがたっぷり来そうです。
想像空間と呼んでいい家。ここまで大胆に突っ走った施主様ご夫婦に感謝です。
そして一言…よくわからない家は、見てる私たちは楽しいが、造る職人や現場監督にとっては非常に難しいんです。
半年後には、そのよくわからない家が、正体を現します。
意外と落ち着いた外観だったりするんです…
それでは、また半年後お楽しみに。