「白洲」…(はくしゅう)とは読みません。(シラス)と読みます。


「創和建設」がメインの仕上材として利用している壁材で、

弊社の社屋の内装の約半分に漆喰と併用で使用、

吸湿力が高く、とても気持がいいです。(マイナス2度)

成分は天然素材の「火山灰」…とてもエコロジー。

2万5千年前の火山噴火から生まれた建築材料で、

とてもお世話になっている「高千穂」さんの商品です。


「白洲」を紹介する資料のなかで一冊の本があります。

   

   …シラス物語 21世紀の民家をつくる…


この宣伝本~かなり良いことが書いてあり、

中でも、個人的に一番好きなところを抜粋で紹介します。


    「何でもない家をつくる」


便利さを追求するばかりが家じゃない。

家をつくるにあたり、ぜひやりたいことが一つあった。

それは、土間をつくること。


「小さい頃の思い出は、土間の奥で兄がお風呂の薪をくべる。

母が魚を焼いている。土間でなにかしらそれぞれの仕事をしながら、

家族がみんな一緒にいる。そういう家をつくりたい。」


「子供たちはお風呂に入る時、土間におりてつっかけをはいていく。

冬場はちょっと上着を引っ掛けて~お風呂に入るではなくて、

お風呂に行くという。(笑)

段差があるのも、それはそれで変化があっていい。」


こんな感じが…読んでいてとても気持ちがいいです。


何でもない家をつくる…良く考えているからこそ言える言葉ですね。


「シラス」は、自然素材の中では高額なほうではありません。

ただ、新建材に比べればやはり高価。(あたりまえですが)


     そこでこんなコトも書いてあります。


「建てる方のコストは変わらなくても

                 地球の支払うコストはローコスト」


    「地球の支払うコスト」


(う~ん、ナ・ル・ホ・ド)…地球の支払うコストか~!(上手い)


これから弊社で建てさせていただく住宅の

          かなりの割合この材料が使われる予定です。


    ↓会社に使ってある「シラスの壁」です。

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「高千穂さん。めいっぱい使うので地球コストだけじゃなく、

              実際のコストも宜しくお願いしま~す。(笑)」

高千穂シラスさんのホームページも見て下さい。参考になります。


「お仕事ブログ」が続いてるな。来週こそは「お遊びブログ」に…。








約一カ月前より始まった「蔵…倉庫」がもう少しで完工です。


ここは、甲州街道に接し母屋が「古民家」であるという

条件のもと、仕上げ変更の希望を施主様に伝えました。


最終的に「杉板と塗り」になり、かなり高評価をいただいて、

施主様も大変喜ばれております。

「倉庫にするにはもったいないな~」…と。


どうしても、板壁と塗り壁は(割れる・反る)とネガティブに

考えがちですが、メンテナンスやリフォームに対しては、

これ以上のものはないと思います。


なにより、味のある経年変化が素晴らしい。

少しくらいの色あせは、お釣りがきます。


何百年もの歳月をかけて、「成熟してきた日本のいえ」。


たとえ倉庫といえども


「100人乗っても壊れない」には負けられないですね。


…屋根に100人乗ることもないですし。(笑)


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一年経つのは早いもので…

あっという間に「ガーデニングショウ」の季節です。


今回も会場は「西部ドーム」


テーマは「印象派の絵画のような色彩と光」らしい。


特別企画で「トトロの森」という里山の再現も企画

~緑に囲まれたエコな暮らしを考えさせてくれます。


「創和」がお世話になっている「冬樹さん」も出展予定。

(奥さんがデザイナー、そしてご主人が庭師の2人)


作品名 みどりの魔女の住む庭


(いつものように、和と洋とが絶妙なバランス

の上に優しく成り立っている雰囲気なのかな…

今年も宮沢賢治の文庫本が顔をだしてるかな?)

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こんな時期だからこそ、会場いっぱいのお客様が

自然と庭と花を楽しむというのも悪くない。


彼と彼女の作品は、弊社のHPをご覧ください。









5月3日(火) ふじのアート・ヴィレッジの夢の箱にて(11:00~)


自転車の秘密基地「片山右京のサイクル・ステーション」誕生です。


当日は、オープニングということで、記念ツーリングを実施したり、

右京さんの「ここから始まる自転車の夢」の話も聞けますよ。

童心に帰って、純粋に楽しそうだ!(ロビンソンでも聞きながら…)


とりあえず、「自転車好き 集まれ~!」…ママチャリ可(たぶん)

私たちのような無精者は、懇談会のみ参加もありですかね?


            晴れるといいですね。






昨日…「大地を守る会・創和建設」による共同事業

自然住宅限定宅地の見学会を予定通り実施しました。

弊社は、営業もいない「純粋な家造りの会社」なので、

ハウスメーカーのような上手な見学会はできません。


それにもかかわらず、

想像以上の参加者(約100人…バス5台)という結果です。

東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・山梨から…(感動!)

皆さんの真剣な眼差しでこちらも身の引き締まる思いです。


あらためて、「藤野」という土地のポテンシャルの凄さを感じます。

乱開発や工場誘致をせずに、里を残し人を誘致した結果です。

(そう、東京に近い田舎というのが、最大のポテンシャル)

隣町の宅地も希望者と見学…アンケートの実施もお願いし、

これからの「土地探し・家探し」に生かして行きたいと思います。


藤野の土地だけでなく、それを取り囲む里山の風景。

そしてなにより現在建っている自然住宅群の数々と

そこに住まう人々のなにやら楽しげな様子…

不器用な説明ですが、少しは伝わったような気がします。


これからの「個別参加者」を含めると最終的には130人超え!

「大地を守る会」との業務提携…たぶん間違いなしです。

(はじめは、土地ではなく自然住宅の向上を目指した提携でしたが、

 いつのまにか、このような大掛かりな仕掛けになってしまいました)


ご協力くださったN様・K様・Y様・I様・O様・全ての皆様…おかげ様です。


建築雑誌「住む」6月号には、21ページにも及ぶ特集で、

「藤野の街の特集」が組まれているそうです。…とても楽しみ。

「里山長屋」が出来てから、いちだんと面白くなってきた。


北海道の湘南「伊達市」の気合いの入った街づくりを目指して、

(立地・風景・利便性などや、目指す最後のカタチは違いますが)


 そんな「移住の時代」…すぐそこまで来ているようです。


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 お友達と「長屋」を造って住みたい、という方もいました。

 その方の感性…この町に「ぴったしカンカン」です(笑)!


最近ご無沙汰の「ジャズのあれこれ」来月あたりから復活します。