相模原市の里山に着工する(仮称)『いなさの家』。
3月初旬の澄んだ空気の中、地鎮祭が執り行われました。

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お引き渡し後に住まい手さんが邸名を決めていただけるまでの仮の名前。
いなさとは東南の意。まさにこの土地、なだらかな斜面を抱えてながら、
暮らしの一番美味しい方角である東南がこれでもかというほど開いている。
ほんとに「これでもか」というほどなんです。

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設計も、この方向を100パーセント生かすよう考えられています。
太陽と微風の恩恵をたくさんたくさん享受できる心地いい暮らし。
暖かいリビングと、そこから繋がる眺望のアウトリビング。
「気持ちがいい家になるんだろうな〜」と今から感じさせてくれます。
私たち創和建設のスタッフも、設計の市川さんと共にとっても楽しみ。

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相模原市『いなさの家』の家の完成は、夏の声を聴く季節になります。
この家の窓からは、前の畑に続く対岸の山並ラインそして青い空…
そこには、きっときっと、お宝のような風景が待っています。

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最後に、地鎮祭当日の南側の風景と空(そら)の写真をちょっとだけ。

今年の最初の完成建物は、八王子市と藤沢市。

2軒の家は、ともに完成見学会を開催しました…施主様のご好意で。
この、完成見学会…皆さんの家づくりに大いに役に立ちます。
建築のご相談をした時に、工務店やハウスメーカーから何を提示されるか?
カタログ・モデルハウスなど、コスパ関係なしの高額な家を見せられることが多い。

実際、建って引渡しを受けたら、想像とまったく違っていた…よくある話です。
どうすれば「いい家が建てられるのか?」それは簡単。
ご自身の“大好き“を見つけること。
そのために、引渡し間際の飾らない素のままの家を見ること、匂いを嗅ぐこと。
外観だけでもいい、これをいくつか見ていくうちに好きな家と設計者が見つかる。

ご自身で、ネットでいろいろと調べまくるのも、納得することに繋がり悪くない。
ただし、間取りを考えご自身で図面を書くのは辞めた方がいいです。
設計費とは、建築家の労務費だけでなく、そのセンスを買うのですから。

建築家が設計し、完成見学会を開催した『八王子の家と藤沢の家』。
再度、抜け感と素材感に満ち溢れた2軒の完成写真を公開いたします。

八王子の家
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藤沢の家
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みなさん自分の大好きを見つけて、ぜひいい家を建ててください。

神奈川県相模原市緑区日連…このあたりは創和建設の家づくりがもっとも多い場所。
そして、この地域はどう言う訳か、じつに建築レベルが高い。
伝統工法の昔ながらの懐かしい家から、現代的なデザイナーズハウスまで…。
どの建物にも言えることは、工務店設計ではなく外部の建築家が設計する事。
良質な住宅を作る一番の近道です。

これは、ありそうで、なかなかないこと。
時間をたっぷりかけ、そしてその時間と建築家の才能にもコストがかかる。
同じような家を、バンバン作っていく、建売分譲住宅とは一線を画している町。
多分、20年後くらいにその価値が目に見えてくるのだと思います。

この『日連の家』も、建築家(studio ikbさん)がガッツリ絡んで、
とても楽しい家になっています。
何しろ土間の面積が大きい。建築の変わり種が多い藤野の町でも、
空間がステップしており、変わった家の一つに数えられると思います。

創和建設の代表が良く口にする「抜け感のある空間」そのままです。
水平方向、垂直方向、ともに対角方向が気持ちがいい。
「この家、どうなってんの?」と思わず口に出来る家。

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完成後には、またここでご紹介いたします。

「トトロがでてきそうな家なので、”さつきの家”にします」とSさんにつけてもらった家の名前。

創和建設のある相模原市藤野地区。

アメリカ人のご主人は「日本の古いものが好き」とのことで、平屋建ての古民家を購入されました。

いわゆる和室が4間つづく「田の字」の間取りの家。

雰囲気を残すために、アルミサッシや玄関引戸も木製建具に。浴室は石とヒノキ羽目板張り、キッチンも木製造作です。
ピカピカツルツルの素材は使いません。

五月の家 (8) 五月の家 (7)
五月の家 (12) 五月の家 (10)

リビングの天井裏に古い梁があったので、工事の途中で仕様変更。
梁を見せることにしました。

五月の家 (3) 五月の家 (2)
五月の家 (11) 五月の家 (1) 五月の家 (4)
ところどころに自分好みのアイテムも取り入れ、雰囲気そのまま、日本の原風景ともいる平屋リノベーションが完成しました。

創和建設の本社がある相模原市緑区の吉野地区。
中央高速の相模湖・藤野インター至近の場所、
甲州街道の吉野宿の本陣跡地にある古い土蔵の耐震改修工事です。
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土壁も落ちてしまい、ネットで受けている状態です。(施工前)

創和建設は、新築だけでなく古民家リノベーションも実は得意なんです。
耐震とはいえ、土蔵はやはり難しい工事になります。
こんな状態までスケルトンにしてしまいました。
大工さんは、関戸御大が腕を振るいました。
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今しばらくで、甲州街道吉野宿に古〜い土蔵が蘇ります。
藤野へ遊びに来た際は、皆さん目にすることがあるかと思います。

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現在はここまで!
寒ーい季節に、進んでいる本陣土蔵の改修工事。
完成後にはイベント欄でご紹介いたします。

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