2011年10月19日
「セルフビルド住宅~お客様ペンキ塗ってます」+「藤野・小舞土壁の家~(桧)土台伏せ」
本日は2現場のブログです。
1.相模原市緑区吉野「焼き杉と土間のある家」
現在、施主様による軒天の塗装工事中。
良い感じの色合いで外装の黒ガルバと似合いそうです。
これが終われば、焼き杉のセルフビルドが待っています。(大変!)
これから先も、このような建物(自分で出来ることは自分で)
…もっと増えそうです。自宅への愛情がよりいっそう深くなります。
カッコいい平屋で工務店の私達もとても楽しみです。
2.相模原市緑区名倉「小舞土壁のいえ」
本日、土台を伏せています。
地元の無垢材(相州桧)を利用しています。
それを、一本一本大工さんが手で刻んでいます
11月3日の「大地を守る会さん」の構造見学会では、
現在約60名の予約がはいっております。
木の家の良さを知っていただくチャンスです。
地産地消の自然住宅…良いですよ!
2011年10月17日
「地熱利用の自然住宅」 相模原市緑区名倉にて上棟!
一昨日・昨日と今日の3日間で延べ約20名。
予定通り「風のいえの自然住宅・O様邸」上棟です。
棟上げ後に久々の餅まきがとても楽しかったです。
子供たちもたくさん集まってくれて、その無垢な笑顔に感動です。
地元・神奈川県相模原市(青根・串川・鳥屋産)の
認証を受けた木材にて建ち上がりました。
高温乾燥の集成材などと比べると、若干湿度は高いものの、
無垢の割には含水率も低く、完成後の隙・反り・曲がりも
かなり軽減されるはず。
こちらの建物は、もともとこの地に建っていた古民家の古材
(梁・建具・蔵の扉・庭石など)を、ありがたく使わせていただきます。
古材の再利用…これもとても素敵なことだと思います。
来週には、「大地を守る会・自然住宅事業部」との提携による
「伝統工法の小舞土壁のいえ・K様邸」も相模原産材で棟上げです。
ともに設計から5~6ヶ月の期間を要し、構造のお披露目です。
創和建設が「相模原森林ヴィジョン」への参加から約1年…
はじめてカタチになりました。
関係者の皆様、そして施主様 ありがとうございました。
2011年10月15日
「風のいえ…地熱利用の自然住宅」 いよいよ上棟!
「創和・構造見学会」のご案内をした建物が明日上棟となります。
自然住宅限定土地「藤野・風のいえプロジェクト」の一軒目。
窓からはこんな風景が毎日みることができます。う~ん。
SRC基礎をはじめ、いろいろ目新しいモノも使ってあるが、
そんなモノ(失礼)のチカラを借りなくても、とても良い家です。
一番はこの建物が持つ本来のポテンシャルの高さにあります。
奇をてらうことなく、落ち着いた佇まいの中、上質な空気を造る。
相州桧と杉の軸組みに、ガルバの屋根と無垢の軒天、
仕上げはというと、白洲壁・杉板 などなど…ホント体に良さそう。
全ての装備をはずしたとしても、建っているカタチ(建姿)自体も
きっと素敵になるだろうな~と楽しみにさせてくれます。
そして、もっとも素晴らしいのは、そう「風のいえ」の名の通り
1階から2階へ、吹抜けを介し「外からの風がぬける」こと。
この窓のバランスだけで、とても気持ちがいい空間になります。
なにより嬉しいのは、その吹き渡る風はタダであるということ!
エコだエコだと騒ぐ世の中で、自然の風や光を利用すること…
これが本来の「エコ」そして「健康住宅」ではないでしょうか。
結局設計の良し悪しって、開口と空間にありってことですかね。
これから、(約5カ月)弊社の岡部がしっかり管理します。
(現在、上野原市内で改修中の蔵…鬼瓦製作中のためもう少し
お時間を。こんな感じで、たまに施主様の連絡手段にココ使ってます。)
↓懐かしいアルバムのご紹介~今日は「風旋に舞う」です。
(起承転結のはっきりしたカッコいいインストです)
2011年10月14日
相模湖の自然住宅限定土地…ご案内です。
「大地を守る会・自然住宅事業部」の会員さんの
相模湖の土地見学(4箇所)が明日よりはじまります。
明日はおひと方だけなので、細かい説明までできそう。
人数が少ないと、広さや価格だけではなく、その付加価値や
暮らし方…そして私達の想いも話せるので有意義です。
また、創和建設の売主物件でもあり仲介手数料もかかりません。
また、11月3日(木)には、かなり大勢の方が来られるということで、
車5~6台になりそうです。(なるべく、伝える努力はします。)
(駅近が2物件・里山が2物件)の今回。
前回の藤野の土地より利便性はあります。
まあ、大地の会員さんは東京の方が多いので、
まわりが山と湖の景色を持っている
藤野も相模湖も⇒田舎暮らしは一緒かな?
2011年10月11日
神奈川県産材(相模原産材)を住宅に利用…低温乾燥機完成しました。
昨年の「相模原森林ヴィジョン」の会合にて、一番の問題点となった
「木材が乾燥していない」「天然乾燥にかける時間とお金がない」
「乾燥機は欲しくても高価で無理」「高温乾燥は木を傷める」…など。
井上さんと首を捻り「だったら、造っちゃえ…それも低温乾燥機を」
こんな感じですぐ実行。実験もして問題なし。材の含水率もいい感じ。
問題があるとすると、低温のため時間(手間)がかかることと、
大量乾燥ができないことくらい。(そんなに仕事がないですが)
ただし、このくらいが「目の届いた良質の仕事」に結び付きます。
この「とりあえずやってみよう」の塩梅加減~弊社においては、
「慎重にもう少し考えよう」より上手くいくことが多いようです。
その 「とりあえず…」 から始まった神奈川県産木材の利用と
低温乾燥木の製作⇒とりあえず成功のようです。お客様に感謝!
これで天然乾燥と併用で、相州杉や相州桧を安心して供給できます。
(創和建設は東京や山梨地区でも住宅建築をしているため、
そちらで相模原産を利用しても厳密には地産地消にはなりません。)
みなさんの熱意と協力で、とりあえずが((笑))になりました。