粟(あわ)の家・榛(はしばみ)の家に続き行われた

  「樺(かんば)の家」の火入れ式の様子

薪をいい具合に入れて積み…火を上手い具合につけて

…空気を調度いい具合に取り込む…そう、適当な具合に~

施主様・ブロスさん・設計の板場さん(ビオフォルム環境デザイン室)

創和建設の鎌田と私の計5人が薪ストーブの前で車座状態。

何十回も経験している火入れ式ですが、やはりこの時間は格別。

いつものことながら、薪ストーブ屋さんがヒーローに見える時。

(火を起こすということが、遠い古の時代から男の甲斐性?)

魔法の杖をとりだしポっと着火⇒実はチャッカマン~意外に簡単(笑)。

ここ「連のいえ」の通りは手前の「柿渋の家」を含めて、

4軒の薪ストーブの家が並びました。(薪ストーブ・ストリートと化す)

寒冷地でもない、東京からわずか1時間の場所でこれは凄い。

寒さを防ぐというより、自然エネルギーへの関心が高いのだ。

クラシカルな風情の窓から見える炎を見ながらの極上の時間です。

    
    
    

    
    
    
    
    

お引渡しから数日…こうして「薪ストーブ・火入れ式」が終了!

ここ樺の家は、一つの大空間ですべてが繋がっています。

薪ストーブの恩恵を最大限に享受できる構造になっています。

「薪ストーブで町おこし」も可能なくらいあちこちに煙突がたっている

そんな藤野の町にこうしてまた一軒。

お隣の最後の「連のいえ」のお客様は、どうされるのだろうか?

区切りなしでこう4軒並ばれていまうと…かなりプレッシャー?

ここでペレットとかだったら、それはそれで…う~ん面白そう(笑)。

名倉で始まった「薪ステーション」は、切断機も購入して一歩前進。

みんなが待ってる…まわりといろいろくっついて供給できるよう

…ガンバレ、ユンボ君!最大限応援します。

創和建設の施工事例はこちら

相模原市緑区(旧・藤野町)の里にまた一つ平屋の暮らしが…

    「樺(かんば)の家」…竣工

(国交省・地域型住宅ブランド化事業の今年度の最後の一軒)

そんなに大きくないが、自然体という言葉をギュッと凝縮したような

この「樺の家」には、いくつかの嬉しい(意外性)がありました。

実際の1階床面積の数字より、建物がかなり大きく見えたこと。

スチールの階段が、想像以上にこの家のリビングに合ったこと。

サンワカンパニーのキッチンが予想を遥かに上回る質であったこと。

背の低いロフトの開放感が半端なく気持ちよかったこと。

畏まった感じになりやすいこの手の家には珍しく、

シンプルで自然体という言葉が良く似合う家になりました。

周囲の景観にもドンピシャで、歩いていても嬉しい限り。

そしてここ「連のいえ」には、夕方になると少しだけご褒美があります。

西の遠い山に沈む夕日がとても美しい。

近くの畑…少し離れた住宅群…遠くの山々…そして夕日。

完全なる完成形ではありませんが、お引渡し前の樺の家を見てください。

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

柔らかな杉を踏みしめて歩き、吹き抜けを見上げながら坐ると、

写真では伝わりきらないほどの安らぎを感じることができます。

    翠の家 と 花風の家

今回の見学会は意外なほど賑やかでした。

周辺がイベントだらけで開催時期が失敗かと心配もしていましたが、

今年開催の見学会の中では最も多くの方に来ていただきました。

弊社からは3名、協力者として設計の方と環境装機さんとDLDさん。

上野原からは北都留森林の中田さん、そして施主様も参加。

来場者も含めて、合計70名~80名がいらっしゃって、大大・大成功。

いろいろと楽しい家でもあるのですが、今回は焦点を一つに絞り、

「地産地消」だけにスポットライトを当てた勉強会も開催。

皆さんの目にはどう映ったでしょうか?

5年ほど前には、すべてを地元材での家づくりはとても不可能。

そんな勇気も根性もなかった私たちですが、

施主さん方の思い切りの良さで、今ではそれが普通になりました。

これも皆様のお蔭かと…ありがたいことです。

これからも「地域材だから質が悪くてもいい」という勘違いはせずに、

良い材料でなおかつ地域材であることを目指す。

この気持ちを忘れずに林業・製材所のみんなとやっていきます。

それにしても「藤野」の住宅見学会の人数はいつもながらアッパレ!

今回は並んだ2軒の比較もあり、特に興味深かったようです。

多くの見学会へ参加された方ほど後悔のない家づくりをしているようです。

  地産地消の家づくり…皆さんも思い切ってやりませんか?

     
     ↓この大きな人が中田無双さん(本名)
     
     

真剣に話を聞き、そしていろんな人と出会います。

皆さんの情報交換の場所であり、私たちの勉強の場所でもあります。

偉そうに前に出て喋っている私ですが、実は1番参考になるのも私たち!

勉強会というは創和の人間が勉強する場所なんですね…毎回(笑)

このような機会を与えてくださった2軒の施主様に感謝です。(ペコリ)

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

ガルバリウムの建物も多い創和ですが、

        毎年のようにカタログに掲載建物があります。

来季も同様、今年完成したいくつかの建物が

           「デザインブック」にとりあげられています。

もうすぐ日本中に出回るはずですが、一足早く御開帳。

メーカーのプロカメラマンが撮影してくれたので、良いですね。

   

   メタルの表紙…ニチハのカタログの中でもお洒落。
   

   トップの「素晴らしい人間環境づくり」のコンセプトページ

   「上野原市・凛の家」の外観が掲載(3期連続)
   

   ナンバー5には「八王子市・みつい台の家」
   
  

   ナンバー8には「藤野・ウッドマイスターの家」  

   ナンバー9には「相模原市・上溝の家」
   

   ナンバー10には「地域ブランド・日連の家」

「ウッドマイスターの家と日連の家」は、前面が狭いせいで、

私の完成写真もうまく撮れなかったので、ニチハさんの

プロのカメラマンに撮っていただき、「こう見えるんだ~」です。

ニチハ新築掲載13物件のうち、4物件+コンセプトページの5物件が

私たち創和建設の建てた家になりました。どれも個性的。

それぞれのお客様とメーカーのニチハ&チュウオーさんに感謝です。

2日間かけて撮影されたようですが、やはりプロは上手いです。

外観は、無機質なガルバリウムですが、中身はキッチリ無垢。

ガルの少し苦手な断熱も考慮して、その性能も高めています。

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

秋の「藤野」はイベントだらけ。

誰が仕掛けたのか、あちこちで楽しいイベントが…。

11月の日連は恒例の「サニーサイドウォーク」

       1ヶ月に渡る長丁場

健全な雰囲気いっぱいのイベントです。皆さんどうぞ。

「なにかやってやろう」という人たちがたくさん住む田舎

~いいですね。何もしないより、やたら明るい感じがします。

そして人も少ない町なので、その「何か」が目立つんですね。

メディアのアンケートで、東京一極集中を危惧して、

地方に暮らしたい人が半数以上と、田舎者の私たちには嬉しい結果。

あまり深く考えずに、石橋は軽く叩くくらいにして、

                   とりあえず、何かやっちゃいましょう!

      

レジェンドというよりベーシー御大の「♫サニーサイドストリート♬」
日本で言うとシモキタあたりのちょい郊外あたりのイメージはありますが、

明るい表通りを何も考えないで笑顔で幸せに歩きましょ!…かな?