梅雨明けも近い7月18日(海の日)に開催された八王子の家の地鎮祭。

1_八王子 低炭素

設計に約1年かけた自然素材でつくられた国交省の3世帯・低炭素住宅仕様の住まい。

2階とも大空間の化粧材に溢れた木造住宅で、土台は檜・構造材と造作材は杉、内外装白洲壁(そとん壁と薩摩中霧島)、玄関扉は飛騨高山に発注、キッチンは信州高遠の「木のすず」さんの手作り、薪ストーブも伊那市のDLDさんのアイアンドッグという高出力タイプを設置します。

その他、細部にわたるまで、環境と健康に配慮した落ち着きのある家づくりになります。

 

2_八王子 自然素材

3_八王子 杉

4_八王子 工務店

この日の神主さんは、施主の奥様のお父さん。

埼玉からお越し頂き、スタッフの方2名と一緒に大がかりな仕度をして、念入りにご祈祷していただきました。

8月19日の上棟を目指して、現場監督の山田を筆頭に創和建設一同頑張っていきます。

昨日、外装焼杉のセルフビルド工事を覗きに伺ったおり施主様より

「創和さん、この家づくりに関わってくれた方々に感謝の想いをこめて、

私たちの家の名前は「ありがとうの家」にしたいんです」と提案がありました。

施主様のお人柄にじつにお似合いで、じつに嬉しいありがたい言葉でした。

1_R 2_R

 

建築中お家の構造材に生きている山の木を守ってきたお父さんをはじめご家族、

土地を紹介してくれた大月市の不動産屋さんハウジング・トラストの原さん、

長い間、施主様に寄り添い設計に励んでくれた藤野のきなり舎の桝さん、

施主伐採にそら師まで派遣してくれて見事な間伐を手伝ってくれた

上野原の北都留森林組合の中田さんと、南部町の南部森林組合の萩原さん、

それを持ち込んで難しいカットをしてくれた都留市の甲斐東部の小俣さん、

手刻みに近い立てるのがやっとのバカでかい大黒柱中心の民家、

それをコツコツと刻んでいく大工や指示を出す創和の職人やスタッフたち、

そしてなにより一番が、それを見守る施主さんの奥様や笑顔の子供たち。

そのすべてに「ありがとうの家」なんだという想いが伝わってきました。

3_R

5_R

6_R

7_R

8_R

写真は、7月3日(日)午前8時の現場の様子。

セルフビルドに向かう施主さんと、日曜日も仕事に励む平野棟梁。

玄関先の太い大黒は、この状態でも圧倒的な存在感があります。

4_R

「ありがとうの家」の完成は、今年の11月頃になる予定。

きっちり完成した暁には、関係者みんなで集まって、

施主様に「あ・り・が・と・う」です。

 

武蔵五日市の駅から少し離れた家に完成した井戸。

 

東日本の震災のおりに、「これではいけない」と一念発起した施主様。

太陽熱・薪ストーブ…そして最後にこの井戸堀でエコの3種の神器が完成。

1_東京都 五日市 

2_東京都 自然素材

3_工務店 自然素材

五日市という土地柄か、なみなみと水が溢れたこの井戸水は、

洗車や植木用の屋外だけでなく、キッチンにも引き込み浄水器やお湯も通し、

普段の生活にも十分に役立ちそうです。お客様は大地を守る会の会員さん。

そして井戸掘り作業は屋号がそのまんま「井戸屋」という藤野の佐藤さん。

創和建設では、相模原に続き今年2軒目の井戸工事でした。

4_東京 新築

 

最後にこのお客様の優しい言葉…

「もし、この街に万が一のことがあった時、そして水がとまった時には、

みんなにこの井戸を使ってもらいたい。そのために私はこれを頼みました」

 

じつに優しい胸に響く言葉でした。

 

多摩市・聖蹟桜ヶ丘の駅から徒歩10分ほど、

とても便利な立地に建替えの住まい。

 

ガルバリウムの縦平葺きの大きな屋根が特徴のこの3世帯住宅は、

大人数の住まう方のそれぞれご希望に沿って、八王子の共同設計さんが

設計をされ今日の建前にいたりました。(上棟後の感想…デカイ!)

どちらかというと、コテコテの雰囲気よりラスティックな無垢の素材感が

大好きな若い施主さん。これから、細部までいろいろと検討し

みんなでそのイメージを共有しながら作り上げていきます。

このシンプルな中にも、オシャレなラスティックな無垢感は、

住宅だけでなくマンションでも、若い方のインテリアの主流になっていくのでは

と常々感じています。

1 多摩市 自然素材_R

2 自然素材 工務店_R

3 聖蹟 自然素材_R

現場監督は高井戸から通っている山田、棟梁はあきる野から来ている石川・大塚と

創和建設の多摩地区担当の名コンビが担当しています。

迫力のあるスキーのジャンプ台のような大屋根の家…楽しみです。

 

17年目を迎えた「藤野ぐるっと陶器市」。

今年は、まだまだ新築の香りを残す「奏の家」が「日だまりの家」という名前で初参加、玄関先とリビングにて陶器と野菜のお店が出展していました。

2_R

私たち創和建設のスタッフが毎年楽しみにしているのが、陶器市と一緒に住まいも一緒に見学できること。新築されそこに住まう方々が、大好きなモノの中でいったいどう暮らされているのか興味津々…。

ここ「日だまりの家」も、じつに良い感じで暮らされていました。スタジオ・イエスのテーブルと椅子、大和さんのオーガニックカーテン波多野裕子さんのランプシェードなどなど、木漏れ日の中でゆったり暮らす自由なご家族にぴったり。充実した2日間でした。最後の写真は、施主が可愛がっている羊さんです。

3_R 4_R 1_R

5_R