2012年02月22日
「風のいえ」…もうひとつの小舞・土壁の家
昨年より、総合計画にて少しづつ造っている「風のいえプロジェクト」
現在は、4月の完成を目指して2軒の住宅が仕上げに入っています。
(地熱や太陽熱を利用しながらの自然住宅)
今日ご紹介するのは、「風の家」の3軒目…小舞土壁の平屋住宅。
来月の上棟に向って、大工さんが真剣に刻んでいます。
(シンプルな中にも大胆さが感じられる設計になっています)
ここも他の建物と同じように、地元「相模原」の木材を利用します。
弊社の監督と棟梁が時々確認・打合せに訪れ粛々と…。
この建物が、105坪の広い敷地にどう映えるのか?
藤野の中でも、「芸術の小路」の入り口に面し、かなり目立つ土地。
いつもながら…私たちの方が楽しみです。
ご協力をいただいている
ビオフォルム環境デザイン室さん・スタジオikbさん・大地を守る会さん
そしてこの建物の施主であり建築家でもある・きなり舎さん・
これからもよろしくお願いします。
それにしてもここの4軒…当初の想像以上(数倍)です。
相模原市緑区名倉という土地(藤野全体がそうと言えますが…)
昨年の「里山長屋」をはじめ、この利益追求の時代では珍しい町。
10年後には、この里山がどんな景観になっているのだろう。
どんな人達が地元の人達と共存しているのだろう。
「500坪の土地があれば、10軒建てよう!」…こんな…
大規模開発デベロッパーやハウスメーカー・パワービルダーの方々
ぜひご遠慮願います。勝手なことを申してごめんなさい…です。
「10年経ってもこのあたりの資産価値って、落ちないんだろうな~」
☆人が家をつくる…その場所の自然や景観を壊さないように。