2012年04月27日
藤野駅前の2軒の壁…ちょっと杉板張ってます。
藤野駅から見下ろした際に、創和建設の古い建物の横に、
白い薬屋さんとラスタータイルの3階建ての建物。
(相模原市とはいえども、ここは中央線の藤野駅。)
以前通りがかりの方が、「全部板張っちゃえばいいのに」
「じゃあ、そうしますか」みたいな感じで、今やってます。
「駅前は藤野の顔だから、良くしてくださいね」
「じゃあ、そうしますか」のような気持ちで…。
各現場で余った杉板を利用しながら(悪い材もありますが)
大工さんが張り、ペンキを塗って、看板つけなおして…
そんなにお金がかけられないので、出来る範囲で
身の丈に合ったリフォームをしていくつもりです。
駅から降りた方々が、まず目にするのが「ふじの音」
そして遠くの山に張りついている「緑のラブレター」
そこから視線を下げて駅のロータリー(?)を見た時に、
どのくらいの方が気が付いてくれるのか?
通りがかりで声をかけた方も微妙な線。
たぶん創和建設の人間(約数名)がほくそ笑むだけかも!
もう少し駅のまわりに緑があれば雰囲気が出るのにな~です。
まあ、いいか!
1階部分だけ、ゆるく余った杉板を張っています。
弊社の前に広げて、切った張ったです。
物置にもやたら張ってます。
薬屋さんの建物も、北側だけ張りました。
●現在計画検討中の「藤野・自然住宅限定宅地」ですが、
近日中に発表できると思います。
まずは、今まで弊社に足を運ばれているお客様にご連絡。
今までと同じく土地紹介や不動産系では募集はかけません。
コミュニティの要素がある土地は、誰でもという訳にはいかないので。
5月には2箇所の土地についてご連絡できると思います。
●また来月からは、念願のホームページのつくり変えに入ります。
1年先延ばし~ほったらかし にしていますので、
材料はたくさん貯まっています。
才能豊かな人達が、偶然まわりにたくさんいたことも頼もしい。
とくに「湖のいえ」「風のいえ」「季のいえ」「セルフビルド系」
そしてこれからの楽しげなプロジェクト…
などの各プロジェクトの関連がメインになります。
やりたいことがたくさんありますが、
やり散らかさないように気を付けます。
高橋さん…遅ればせながら、よろしくお願いします。
明日は、風のいえの2軒目「木組みの土壁」住宅をアップします。
2012年04月26日
「森の音楽スタジオ」…顔の見える家づくり
今日は、藤野の森の音楽スタジオの新築工事の顔合わせ。
場所は・野山の食堂(アートギャラリー内)さんに提供していただき、
設計・施工が一同に集まり、施主さんまで顔を揃えました。
初対面のセルフビルド住宅においては、必須科目の食事会。
(昨年の風のいえ以来のイベントです)
この3時間が潤滑油となり、現場の流れがスムーズに進みます。
内容どうこうより、1つの建物の関係者15人が一同に集まることに
意義があり、設計者も現場が始まってから声をかけやすいのです。
設計者が言いたいことを現場に伝える⇒それを聞く耳を持って望む。
みんなが、同じ目標をもって話をする姿はとても気持ちいいですね。
ここも地熱・蓄熱・セルフビルド住宅ということもあり、
通常の建物に比べ、工程管理や品質管理がかなり大変です。
設計者が職人さんに気軽に話しかける。(現場監督、楽できます。(笑))
電気屋さんの、大型の交通量の多い場所は電球が切れやすいなど、
専門家のプチ情報もチラホラ。雑談の中でもためになります。
前回は、直子の台所さん、そして今回は野山の食堂さん。
開いてて良かった…開けていただいて良かった…です。
長時間にわたり(施主様・設計士さん)ありがとうございました。
最近昼食を車中でかき込むことが多いので、とてもありがたかったです。
☆ こうして森の音楽スタジオ「顔の見える家づくり」の初日が開きました。
2012年04月25日
上野原2世帯の自然住宅「凛のいえ」の今です。
「上野原の自然住宅・凛のいえ」
外装は屋根が終わり、壁のガルバリウム張りの真っ最中。
現在は大工さんが無垢の床・天井をトントンたたいています。
今日も大きな無垢の式台を、細心の注意を払い取りつけてます。
この家の特徴は、藤野の自然住宅に比べると
「2世帯住宅」の関係で、かなり細かく造り込まれています。
間仕切りや、ドアや家具が多く、プライバシーが守られています。
エアコンの効きも抜群に良さそうですね。
若干工事は遅れ気味…このての家は早く上がることは
めったにありませんが、この家もやはり…ゆっくりです。
この大工さんも、2軒あとまでご指名予約が入っています。
もちろんご指名料はいただきませんが、腕のいい大工さんです。
工事の状況写真~前とあまり変わらないんですけどね。(ふ~!)
(パワービルダー系の早い住宅だったらもう引渡し時期です。)
仕上げは漆喰と白洲で化粧します。
そうそう、白洲しっくいという材が開発されたらしい。誰か使って下さい。
2012年04月24日
映画「降りてゆく生き方」の話で20分。
先日の完成見学会のおり、ご見学に来られたあるお客様と、
20分ほどですが、映画の話で盛り上がり、考えさせられました。
「降りてゆく生き方」
この映画は、私の妻や友人とも話し始めると長時間になってしまいます。
タイトルと内容から、とっつきにくそうですが、とても考えさせる映画です。
バブルがはじけて、低迷している私たちまわり…「豊かさとはどういうことか」
この映画のコンセプトの途中には、このような言葉があります。
現在でも…
「人々がいきいきとしている豊な場は、まるで、たくさんの微生物たちが
お互い繋がり関わりあって発酵し、まるでエネルギーと新しい酒を
生み出している酒蔵のようである。
そこは実に生命力に溢れ、楽しさと喜びに満ちている場なのだ。」
降りてゆくではなく…地に足を付けた生き方 のような気がします。
この映画…どこでも見れないのが難点。
2012年04月23日
「藤野の自然住宅・風のいえプロジェクト」…もうひとつの小舞土壁の家
●現在、大工さん・左官屋さん・電気屋さんにより進んでいる
もうひとつの伝統住宅。
この建物は、建築中の今でも見せ場があります。
それは小舞掻きと土塗りです。
放射線のサンプリングの検査も行い、未検出の結果に安心し、
外部~内部へと仕上げていきます。
吸湿力に優れ、建築材料としても大変優秀な土。
残すべき日本独自の建築工法の伝承。
(中部・関西ではいまだに多くはないがかなり多いらしい)
自然な材料で造られ、役目を終えやがては自然に還って行く。
施主様が設計者(創和はこの組合せ多いです)というパターンで、
これからも勉強させていただきながら造っていきます。
担当は、土壁が3軒目のハーレー小俣。
(エコ住宅造っていて、ハーレー乗ってるって?~まあいいか。)
喜んで完成見学会を開催させていただけるよう…ガンバリマス!