「平屋プロジェクト・連のいえ」

来年1月18日(土)に完成見学会を控える「連のいえ」の1軒目に続き

そのお隣のB区画に建つ「平屋」の地鎮祭が行われました。

こちらも邸名は決まっていませんが、「連のいえ」のモデルと言って

いいような佇まいになりそうです。

サイズも高さも程々で、庭がとても広くなんでもできそう。

ビオフォルムさん&創和建設というコラボ…もう何軒目だろう?

完成形も心配なし。間違いなく良くなる…心配は工期だけ!

この住まいの名まえは「芹の家」に決まりました。理由は…秘密。

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この「芹の家」に続きC区画とD区画の造成工事も大詰めを迎えています。

どんどん広がっていく「連のいえ」のプロジェクト…とても空が広い。

手前の「つながる家」も含めて、背の低い建物の家並みを想像すると、

これからもっともっと良くなっていくんだろうなと…楽しい気持ちになります。

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「芹(せり)の家」の地鎮祭、ご苦労様でした。いい名前です。

この広さ、この雰囲気で「連のいえ・B区画」はないですから!

先月は、多摩地区(日野市・八王子市・町田市)や上野原市の

現場を中心に書きましたが、今月は藤野(相模原市)が多いです。

                                

相模原市緑区小渕(藤野)…「自由すぎる家」

相模原市(旧)藤野町小渕 「自由すぎる家」

なんて失礼なネーミングだろう。でもそれだけ自由。

施主さんの思い描いた通りにガツガツ自由にやっています。

もちろん建築法規はしっかりと厳守!

「家って、こんなにゆる~くつくっていいんだ~」の感じ。

大工さんの仕事が終わり、これからよりセルフビルドが加速します。

次はどんなになっていくんだ? 「楽しみでもあり、?でもあり」

これでも施主さん、いくらかおとなしくしたようです。

中央高速道路の相模湖と上野原のインターチェンジの真ん中あたり。

まわりはほとんど畑ばかりの立地です。

住宅業界の方なので、たくさんの新築物件を目にしているので、

自由といってもいい感じになっていきます。

素人の方が、突然ネットでいろんなものを調べてつくるのとは、

そのあたりで差が出ます。ほんとのところをわかっているので。

ネットの情報は、それぞれの会社が自身のいいことばかり書きます。

鵜呑みにするととんでもない家ができちゃいます…悲しすぎる。

気を付けましょう。家づくりは、ご自身の目でちゃんと見ましょう。

こだわるところと捨てるところを思いっきり区別した家になりました。

ご自身が教科書だったのだと思います。

この家のオーナーも「澤井の家」と同じように、

                  藤野生まれ藤野育ちの若い施主さんです。

ココ5~6年特に顕著になってきたナチュラルな「藤野の自然住宅」の数々。

通勤しながら朝晩嫌でも目に飛び込んできます。それもやたら多い。

そしてローコストと言われるパワービルダーの家は、この町に限っては激減。

最初のころは移住してくる方達がこぞって建てていたこのような無垢住宅、

そして今では地元の若い方がこのように建てています。

相乗効果ってすごいですね。洋でも和でもいい雰囲気の木の家は楽しい!

木建具はユダ木工さん、オスモと提携している建具専門メーカーです。

小渕地区では「自然住宅・小渕の家」に続いて2軒目の木の家。

それでは現在工事中の「藤野・自由すぎる家」の今の様子です。

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まだ養生シートに隠れていますが、床板にオスモの

20ミリ無垢のオークの板が使われています。

幅広なこともあって迫力満点!早くお顔を…。

オスモさん、塗装を含め長いお付き合いです。

木下さんち…オープンしました!

先日お引渡しとなった「藤野・つながる家」(日連の畑の中にて)

オーナーの木下さん、染物などのお仕事をしておられます。

建物の中に飾られた数々の小物…じつに建物に合っています。

スケルトンの状態より、建物のランクも上がったように見えます。

        「センスがいいんだよな~」

前々から書いている家づくりは100%じゃなくてもいいの見本です。

家・人・もの…すべて合致している感じで嬉しくなります。

杉板の床、セルフのラフな漆喰壁、そして1番はスケルトンの間取り。

  「この気持ちいい抜け感は、こうなるためにあったのか~」

皆さんも1度見に行ってください。その良さが体感できると思います。

目印は、玄関横にいるとっても穏やかなワンちゃんです。

そして玄関から覗く名倉の山には、見事な夕日が映ります。

周囲に背の高い建物がいっさい見えません…空がとても広いです。

 ↓きらめき間伐の地産地消の家…つながりました。

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この景色を持っているにもかかわらず、駅から15分。そして、

窓からの景色を考えるのは、設計士の1番のお仕事…大成功(笑)。

住宅完成⇒お引越し⇒家具搬入、どんどん良くなっていた見本のような家。

昨年ご紹介した「身の丈ハウス」の理想形って、こういうことなんだろうな!

ここの10メートルくらい下ったところに「連のいえ」はあります。

1月18日の完成見学会を目指して、ただいま大工さん4人で追い込みです。

このあたりの2年後の風景は、まったく別物になっていく予感がします。

「藤野電力 組立ワークショップ」開催!


創和建設提携の「大地を守る会」の皆さん、そして

弊社の建物の何割かに設置される「藤野電力」のワークショップ開催。

ともに懇意にしている2組の方々のワークショップです。

(じつは、大地のスタッフさんは最初の頃参加している強者も。)

前回の「めぐる暮らし・藤野」のイベントでは、

藤野電力はセミナーのみでしたが、今回はつくっちゃいました(笑)。

私は、午前中のみの参加でしたが、午後は「シュウさん」で昼食のあと、

充電ステーションも見学されたということで、1日中ミニソーラーデイですね。

大地を守る会「顔の見えるエネルギープランコンペ」でも高い評価を受けた

藤野電力とは、再生可能エネルギーの広報という点で、メガソーラーとは

少し違った視点をもって活動しつづけている市民電力チームです。

営利企業ではない、民による民のための市民活動の集まり。

ワークショップの開催は日本全国で100か所を超え、

さらなる飛躍を遂げようとしています。とても精力的。

小田島さんをはじめチームの皆さん…ほぼボランティアに近いはずなのに、

なんだかとっても生き生きとして楽しそうです。

↓当日の牧郷ラボと、藤野電力設置の新築住宅第1号の家の様子です。

(参加された皆さんは、少年少女のように目を輝かせていました。)

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  藤野電力…新築1号「ヤマボウシの家」懐かしい。
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1月発刊の「田舎暮らしの本」でも藤野の特集が予定されています。

そして今回の「大地を守る会」さんのこのようなイベントもあり、

地域活性化という点でも、この町はまだまだ捨てたもんじゃない。

たくさんの小さな試みや市民活動が湧き出ている「藤野」という町。

だれかが言ってました…「ここは楽しい不良中年がいっぱい」(笑)!

「現代町屋・高尾の家」…完成見学会開催!


「大地を守る会・自然住宅事業部」&「創和建設」が提携して数年。

高尾の地での家づくりが完成します。

「現代町屋」と名付けた通り、ウナギの寝床と呼べる土地に、

昔ながらの雰囲気と現代の趣を足して2で割ったような家が完成。

(そして藤野の新しい土地もウナギと呼べるカタチがあります。

この家のおかげで少し自信がつきました。)

「高尾の家」…変形土地を逆手にとっての、とても楽しい住まい。

家のつくりが(玄関→ホール→廊下→居室)というような、

一般的な間取りではなく、土間を抱えて直接リビングへ、

そこから先もどこへ繋がっていくのかという不思議な空間。

幅が狭いという事を感じさせない開かれた空間があります。

空気のきれいな家であることは、数分いればわかります。

外装…杉板+ガルバリウム   内装…杉板+漆喰

断熱材…羊毛  その他青森ヒバの防腐処理や自然塗装

薪ストーブ…軽井沢(くろがね工房)ストーブ  無農薬畳等

甲州街道に面するという立地で、大きな視点での光と風を取り入れる仕組み。

そして細かい素材のプロの確かな目での吟味…すべてに時間を費やした家。

12月7日(土)には、大地を守る会の会員さん方が完成見学会に来られます。

創和建設の単独のお客様も何組か見ていただこうと思っています。

10:30頃~  14:00頃~  の2回、設計の荒川さんより「高尾の家」への

想いを語っていただくお時間もございます。(私も少しだけ喋ります)

皆さんの目にはどのように映るのでしょうか。とても楽しみです。

       完成前の写真ですが、まずは雰囲気だけでも伝われば…。

工期は延びましたが、細部の仕上げもホントに良い家に仕上がりました。

上手な大工さんをはじめ職方さんたちのおかげ。工務店冥利につきます。

施主様とは、「風のいえ」ではじめてお会いして約1年半…

                   もうすぐ「現代民家・高尾の家」の完成です。

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和材を使い、その趣をきれいに見せるのは洋に比べ難しい。

この家のように無垢の杉材と漆喰を使い、しっかりとつくりこむと、

派手ではないが落ち着いた品のある住宅になります。

現代の自然住宅の王道と言ってもいいと思います。

そしてどの部屋のどの角度から写真をとっても様(サマ)になります。

それは今までも、良い住宅と呼べるものにすべて共通していることです。