2012年06月21日

捨て目 と 捨て耳

☆ (捨て目)と(捨て耳)という言葉があります。

これは、弊社に昔からいた長老の口癖でした。

どんな仕事にも言える事ですが、

例えば私たちのような仕事の場合、建築現場を1周した時に、

(捨て目)の利く人間は、必ず何かに気が付く。

目に入ったモノをちゃんと拾えるんですね。

逆にボーっとしている人間は、ただ歩いて終わり。

同じ間違いを何度もする…見てないから身にならない。

(捨て耳)も同じで、人のちょっとした言葉から何も勉強しない。

感受性という言葉で置き換えてもいいような…気が付かない。

気がつかないから、お客様の意図がわからない。

(捨て口)という言葉はないかもしれないが、

話しかけないと、何事も始まらないし…。(コミュ能力?)

そこんところの(個人のプライド)なんかは○○くらえ!

そして見て聞いて話しかけて、1番いい答えがわかる。

それを早めに決断して、造った家が益々いいモノになっていく。

この即効性も仕事にとってはとても大切なこと。

自分が歳を重ねるにつれ、長老の言ってたことが身にしみます。


☆ この(目)と(耳)が備わっている奴は、間違いなく伸びそうだ!