先日、藤野自然住宅限定土地の土壌診断を実施しました。

(ガイガーカウンターによる放射線の検査に引続き…)

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●結果はきわめて良好でした。((笑))

初秋の清々しい風が吹き始めたこの頃…

朝晩すずしく、夏の景色が少しづつ薄れていきます。

「藤野」はこれから一番美しい季節を迎えます。

まわりの里山もきれいに色づき、空もだんだん高くなっていきます。

次回は「風のいえ・構造見学会」の予定をお知らせしますので、

秋の香りを含んだ透明な空気を吸いに…ぜひこの町へ足を運んで下さい。

「焼き杉と土間のある自然住宅」の現況ですが…

相模原市緑区吉野の高台にてせっせと造っております。

現在基礎工事が完了…あとは足場そして棟上げとなります。

深基礎と広い土間を持つ自然住宅で、いろいろな実験を含め

たくさん楽しいことを予定しています。(ガルの大空間住宅)

古材の利用・浴室天井の解放化・土間の墨モルタル・…

そしてコンクリートブロックの目地なしキッチンの製作など。

外壁も焼き杉と黒ガルバで「まっ黒な長方形の箱」になる予定。

艶消しの黒と自然は不思議とバランスがとれるんですね…

というより「黒い家は樹や草を植えるべき」…壁が背景になります。

この個性的なセルフビルドの平屋住宅

完成のさいは、(車が近くにあまり停められないので)小さな

見学会を開きたいと思います。(施主様了解済みです(笑))

では、現在の状況…とてもゴッツイ「ベタ基礎」の写真です。

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(まわりの畑や木々、そして遠くに望む山々…ある意味すごく贅沢。)

きょうは長年連れ添った夫婦愛の洋画 「いつも2人で」のご紹介

無理があるオードリーの若い頃の回想シーンを除いては❀マルです。

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少し忙しく、間が空いてしまいましたが…

「楓のいえ」が無事完成です。

相模湖に面した自然住宅限定土地「湖のいえ」の最後の一軒。

杉・桧・栂と来て…この企画の最後は、優しい樹種「楓」となりました。

軸組み…大地を守る会の中温乾燥材(杉・桧)

防蟻剤…自然素材森林恵

屋 根…ガルバリウム横葺き

床 板…楓無垢

外 装…高千穂白洲そとん壁

内 装…高千穂白洲薩摩中霧島壁及び杉無垢

玄関ドア…楓無垢

建 具…楓無垢付板

塗 装…自然塗料シオン

方向性がはっきりした「メープル」らしいしなやかな住まいになりました。

施主様はじめ近隣の皆様、そして設計士さんや職方さんに感謝です。

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●次回はやはり、東京から藤野へ移住される方の住まい

平屋・大スパンの土間・間仕切りほぼゼロの焼き杉壁を持つ住まい

…見どころがたくさんあるので「焼き杉と土間のある家」と呼びます。

10月5日に上棟を予定しています。(大工さんは関戸君です。)

楓のいえと対照的な黒主体のイメージで…メリハリ住宅になりそうです。

イベント欄とブログ⇒最近またサボり気味。反省してます。

今日は、ガイガー・カウンターの話。

先日、建築士の助言もあり弊社の新築現場の材料の放射線測定を実施。

(材料は風評被害になるので、どこの土地産とは言いませんが)

この材料を「ガイガー・カウンター」にて検測、ついでに土地も検測。

通常のグランドライン+1メーターの位置と地盤「ベタ付け測定」で…。

現在打ち込んであるコンクリートも同様に…。

もう1カ所(材木の産地~青野原の地盤とその木材)もしっかり測定。

同じ相模原市緑区とはいえ、かなり距離が離れ環境も異なるので。

結果…若干高い数値が出た材はトンボ帰りですぐ返品。京都産にすぐ切替え。

   …地盤に関してはかなり安心な数値が検測されました。(ホッ・(笑))

   …材木に関しても問題がなく、藤野・青野原の地盤や材も全く同じ数値。

   …コンクリートも安全な数値が検測されました。(ふ~・(笑))。

以前は、工務店の私たちが放射線を測るなどとても考えられないことで、

医療被曝や自然界の放射線くらいしか考えられなかったのに…。

測定方法として、その物質に密着させているので、危険側には出ている

とは思います。それにしても、正直に出るものだ。(誤差を差しひいても) 

この検査により、ここ藤野の土地が「問題ない土地」と確認できました。

…予想はしていましたが、実際数値を目にすると胸をなでおろします。

          

●他の町に比べ自然住宅の多い「藤野」という町は、どういうわけか

高性能の「ガイガー・カウンター」を持っている方がたくさんいます。

いつも緊張感をもって(材の産地)を冷静に見ていきたいと思います。

そう、あまり過剰にはならずとも…粛々と冷静に…安心な材を使う!

(健康に住まう自然住宅をつくる者にとっては、とても大切なこと)

今回2度目の放射線測定でしたが、被災地の皆様の心情を考えると、

地元の材や土地が安心とは言え、素直に喜べないのも事実です。

見学会では、相模原市で公表している線量の資料も見ていただきます。

 

 

         

相模原市緑区寸沢嵐(旧・相模湖)に計画している「季のいえ・プロジェクト」

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この企画を実施することにあたり、いろいろな決めごとを考えています。

それは、「こんな家をつくって下さい」という緩やかなお願いでもあります。

曲線道路・植樹植栽・車庫と玄関アプローチの離隔・外観の大まかな統一性

自然素材の許容範囲の決まりごと・神奈川県産材や相模原産材のススメ

そして住まう方が、ここ相模湖の寸沢嵐で健康で豊かな暮らしが出来る事。

最近の分譲住宅が、間取り優先の積み木住宅化した弊害のため、お客様の

頭の中が「間取り」でいっぱいになってしまい、30坪が35坪になってしまう。

よくある話で、5年に1回使うかどうかの客間をつくるためリビングを小さくする。

(布団が一組置ける、ロフトや畳コーナーがあればいいと思うのですが?)

建物は小さくても仕切りを減らすことにより、実際より広い空間が可能になり、

窓の大きさと配置により「光と風の通り道」をつくることで、快適でエコな生活が

出来ます。最終的にそれが健康と自然住宅のわりにローコストになります。

35坪のどこにでもある住宅より、考え抜いた30坪の住宅のほうが(笑)です。

このプロジェクトに賛同し、住んでいただけるお客様は、第一回の打合せのさい

「どんな暮らし方をしたいですか?」と聞かれることと思います。

くれぐれも、ご自分で間取りは考えてこないでください。

いつも目にする、今の御自宅やお友達の家の間取りが基本路線になって

あまり創造的な住まいになりにくいような気がします。

また、ネットで調べもほどほどに⇒頭デッカチになり本物が見えにくくなりそう。

間取図の変わりに 「私は家族とこんな暮らしがしたいです」 了解です。(笑)

   ↓こんな景色を望みながらの暮らしもいいですよ。↓

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ぜひ「芯がしっかりした生き生きと呼吸する家」をつくって下さい。

そう断熱性能より、まずは風の通り道をつくってあげること。

(藤野で始まった「自然住宅限定土地・風のいえプロジェクト」でも…もうすぐ

…お客様方と建築家達による「風通しのいい家」のカタチが現われます。)

                                   楽 し み デ ス !

        今日はジャズじゃなく   久石 譲
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      ブログの内容に合わせ   「風のとおり道」