2011年12月05日
お山のお仕事して来ます。
3回目の登場となります。
創和建設土木部 ミノルくんです。
今、創和建設土木部では、神奈川県発注の丹沢山の森林保全工事を始めております。
いろいろとありまして、11月の中旬に、やっとヘリコプターによる荷揚げが行われました (°∀°)b
ちなみに、仕事の内容は、丹沢の自然林が鹿などに食べられないようにする植生保護柵を約2300mほど設置
することです。
では、現場に行きましょうか・・・・・といっても、現場は神奈川県最高峰の蛭ヶ岳山頂のちょっと下です。(;^_^A
とりあえず、半日かけて蛭ヶ岳を目指します。
これが結構キツインデス (;´Д`)ノ 登った日は疲れて仕事になりません。
宿泊地に到着(o^-‘)b
ここで、仕事が終わるまでお世話になります。(2食&お弁当付き but 風呂なし)
さて、生活資材(酒付き)もヘリで上げてあるので、記念の宴会でもしますか。
山荘の生活は、とっても健康的です(なんたって、朝6時起床&午後8時消灯ですから・・・・・)
さあ、朝ごはんも食べたし、現場にGO!((((((ノ゚⊿゚)ノ
通勤路です・・・・・(徒歩片道30分・クサリ場あり)
そして、現場です。
クマさんには、まだ会っていません。(((( ;°Д°))))
とりあえず、こんな感じでクリスマス前には現場を終わらせるようにガンバって来ます。
また、現場が終わったらブログにアップするかもです (‘-^*)/
PS:皆さん山からの景色はホント最高ですよ。(特に夜景がサイコ~)
○創和建設は不動産・建築だけでなく、このような土木工事や、道路・下水・駐車場・外構も
手掛けております。お見知りおきを…簡単な測量なら自分たちでやっちゃいます。
2011年12月04日
「REGAL 八王子」
いつの時代のどこの街にも「その街の顔」になる建物があるようです。
受け取る側の感性にもよりますが、それぞれの想い出とラップして、
セピア色の風景と酸っぱい匂いと一緒にいつまでも心に残っています。
特に10代後半の、あまりに自由だったころのその場所は鮮明です。
そこは、学校であったり、喫茶店であったり、デパートかもしれません。
近々、八王子そごうが閉店となります。
八王子といえば、学生の街で変化が大きいせいか、古き良き建物が
いつのまにか無くなっていることもしばしばです。
オジさんやオバさん達のヤンチャな頃の想い出がそれといっしょに…。
駅近の「朋松」という名喫茶店がなくなってがっかりした方も多いはず。
この駅の周りには、顔になる喫茶店も多かったような気がします。
今は、個人的に「リーガルショップ」は、いつまでも残って欲しいかな。
集合ビルの一角ですが、その古レンガの具合が何とも言えず良い。
ここのローファーに憧れつつも、高校生のおこずかいでは手が届かず、
いつか「コインローファー」をこの店で買うんだ、と心の中で呟きながら
ショーウィンドの前を通り過ぎ、手にした時は鼻がピノキオ状態。
いまでも、たまに店の前を通りながら横目でしっかり
「REGAL」の文字を確認すると…何故かうれしくなります。
昔も今も、古くなればなるほど価値が上がるって、なんかいいですね。
↓今日はリーガルなのでイギリスの香りムンムンの「エルトン・ジョン」
(ユア・ソングをはじめ、名曲ぞろいですが、ベ二―&ジェッツや
この歌がおさめられているアルバムがまず頭に浮かびます。
黄昏のレンガ路 (グッバイ・イエロー・ブリック・ロード)
2011年12月03日
宮ヶ瀬住宅(2地域居住の家)の基本設計もうすぐ完了。
創和建設は不動産部・建設部(建築・土木)の他に…
表には出ませんが、「設計部」なるものも存在します。
なぜ表にでないかと言いますと、
まわりに優秀なたくさんの設計士さんがおられるから(笑)。
だったら設計能力も生かしつつ施工に全神経を注ぐことにしています。
今回の「宮ヶ瀬の住宅」は、1年振りに弊社で基本設計を実施。
今までのノウハウと気合いとで「小さく建てて、大きく住もう」を目標に
(実は、コレ昔からの私の口癖ですが)しています。
とにかく、楽しく暮らせる住まいになればいいなあと思います。
神奈川県で唯一の村(清川村)。山の中のわりに空が広く感じます。
電車やバスも便利とは言えないが、通勤・通学をあまり気にしない
「終の住処」や「2地域居住」を求められる方はとても多い地域。
「小さく建てて、大きく住もう」って、言うのは簡単、やるのは難しい。
ただ、たまにあるんですよね。完成見学会を開催したおりに、お客様より
「この建物は40坪くらいですか?」と実際より大きめに聞かれることが。
それも10坪近く大きく。
このような建物の特徴は、まず空間のとり方が非常に上手い。
間仕切りやドアの数が少ない割にとても計算されているんですね。
(まず間取りありきの計画ではとても出来ない事です)
OBのお客様のこの相模湖の住宅を(ご参考に)見ていただきました↓
これは、庭にも言えることで、窓からの景色やリビングの繋がりで
とても広く見えたりします。(トリックアートのように?)
窓枠が額縁になり、外の景色が庭を通して一体になる感じ。
創和では、藤野「風光山荘」という別荘がその代表です。
外構や植栽やアプローチも大切な材料です。
家や車庫やアプローチが敷地に沿ってなかったりする。
一見非常識、でも実は合理的。
来年の春に着工予定のこの「宮ヶ瀬の住宅」
2地域居住の平屋住宅…まわりの建物が○○ホームさんも建っていて、
少し残念なところもありますが、来秋にはほぼ完成となります。
嬉しいことにその熱心な八王子のお客様は、
わざわざ「ホームページを見てきました」と弊社へ突然見えられました。
(今年は他にも八王子・藤野・上野原3組の方が突然同じように…
皆さんハウスメーカーやパワービルダーをかなり見尽くしたあと、
私たちを選択していただき、とてもありがたく思っています。)
長い時間をかけ(ご迷惑をおかけしましたが)施主様と打合せがほぼまとまり、
あとは、細部の修正と材料選びと色決めくらい。
別荘の空気感満載で、とても楽しそうな家。
アウトリビングのデッキに腰かけ、趣味の畑を眺めている風景が浮かんできます。
↓もうひとつの宮ヶ瀬の顔 「クリスマスのイルミネーション」です。
この地域では相模湖プレジャー・フォレスト(東日本最大級)と双壁!
そしてそして…小さく建てて大きく住もう!!!です。
(そうそう)この住宅も「かなりのセルフビルド住宅」になります。
2011年12月02日
セルフビルドの必需品…タナクリーム
「焼き杉と土間のある住宅」 にて、セルフビルドによる壁塗りで大活躍。
田中石灰工業の「タナクリーム」という材があります。(漆喰の一種)
この商品は誰でも(?)蓋を開ければ簡単に塗れ、準備も片づけも楽。
粉末顔料を混ぜれば好きな色も可能。
そして一番いいところ…自然素材の中でも安価であること。
こんなに良いところばかりなのに、藤野の「湖のいえ」や「風のいえ」で
使えなかった理由は…自然素材の純度と平滑に出来ないことによります。
こだわり抜いての、土佐漆喰・薩摩中霧島(白洲)もいいが、
タナクリームの自ら施工で、ご自分の家の壁を塗る。
10年後20年後のリフォームも自分でやる。
このような家づくりも大変魅力のあるものです。
ご自分にとっての№1がセルフビルドであるとしたら…
「タナクリーム」お試しあれ!
来年1月~「思いっきりセルフビルド完成見学会」で見て下さい。
簡単とは書きましたが、やはり練習した方がいいです。
2011年11月29日
現在の「風のいえ・プロジェクト」の様子
相模原市緑区(旧藤野町)「自然住宅限定土地・風のいえプロジェクト」
(地熱のいえ・土壁のいえ)の現在の工事状況です。
ともに、時間のかかる住宅で、ご近所の方には
「なかなか仕上がらないね~」などと言われながら、
「最低でも半年はかかりますよ~」などと答えてます。
今年の夏に着工し、仕上りは来春(3月予定)サクラの咲く頃です。
●地熱のいえ
大工さんが、軸組みや外装の下地を1人でトントンとがんばっています。
また、屋根屋さんもガルバリウムの屋根を綺麗に葺いています。
この建物は通気クンというおもしろい名前の通気シートも採用しています。
健康な自然素材に合理性を加味し、ふるいにかけた材を集めた結果、
地熱住宅であることを忘れるほど、いろいろな楽しい実験的なモノも
これから登場すると思います。ただし完成形は落ち着いたたたずまいです。
●土壁のいえ
現在は、大工さんと左官屋さんと電気屋さんです。
小舞土壁の名の通り、竹で編んだ壁に土を塗っています。
「そよ風」や「素焼きの藤岡瓦」も届き、そろそろ次の工程へ。
伝統工法のため、一般の住宅と工程が少し違います。
竹を割っている左官屋さんの写真を載せておきます。
こちらも名が示すとおり、落ち着いたたたずまいの家となります。
自然住宅が、ブロック塀やフェンスもない広い敷地の中で、
植栽や畑や木々の中に建っている景色が…来年の今頃に。
みんなが同じ方向を見据えることで、趣は数倍・数十倍に!