市街地の薪ストーブ火入れ式!

八王子市と町田市の境あたりの多摩境という街

         …このあたり創和建設の家づくり多いです。

そして、ここ「小山の家」は2世帯住宅の増改築。

それもリノベーションと呼ぶにふさわしい大がかりなもの。

せんじつ、そこで「薪ストーブの火入れ式」イベントを開催。

まだまだ若いおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんが、

         薪ストーブのまわりで楽しげに笑っていました。

          じつに、幸せな風景です。

長く建築をやっていると、塗装ということに考えさせられます。

一般的に自然素材の住宅は、その素材の持つ本来の色を

壊さない家づくりに向かっていき、色の変化は経年変化にお任せ

ということが多い。ただ、カフェ家のように最初からちょっと古びた

雰囲気を目指す家も良くあります。

これは、ウォルナットで塗る以外はとても難しいのですが…。

塗ったおかげで偽物感が漂ってしまうことがとても多い。

創和建設でも、全体の約20パーセントくらいが塗りこむ家があり、

そのたびに(う~ん?)と考え込んでしまいます。

化粧をこれでもかとすると、パッと見綺麗だがつくられた感が漂い、

不自然さが…。これと同じか違うかはわかりませんが。

現在新築中の相模湖の家も、悪戦苦闘しながら挑んでいます。

カフェ家そのもの住宅です。お楽しみに…自然さは出します!

話が飛びましたが、今日は「町田・小山の家」の薪ストーブ写真。

リフォームとは言え、ここは、素材そのままの色合いがいい感じ。

    
    
    
    
    

お子さんの世帯も、親世帯に薪ストーブがあるだけで、

皆ここに集まってくるんだろうなと想像できますね。

いつものことながら、家族全員が火を見つめています。

地産地消「山梨の木でつくる都留の家」…上棟!

11月5日(木)の友引のめでたい日、山梨県都留市にて

上棟式と懐かしいイベント~創和では約1年ぶりのお餅まき

自然素材・自然エネルギー・地産地消のエコ住宅の

この「都留の家」は、施主の暮らし方そのままに

陽当りと空気の流れを考えた気持ちがいい住宅。

ある意味、現代住宅の最先端と言っていいと思います。

地熱を利用し、太陽熱も利用し、パッシブで電気に頼らず、

設計の妙で風をおこし熱を抜く。すべて空間設計による。

その代りに、2階の床とすべての壁に、空気の通り道をつくる。

スケルトンまではいかないが、じつに開放的で楽しい。

現代の特化したエコ住宅のお手本のように

部屋は対角線・廊下は皆無・建具もほとんどナシ・低い階高

窓に高低差・吹き抜けと階段でぐるっと対流・そして軒は深い

そしてもう一つ、こんなに自然でも「長期優良住宅」。

長期優良が1番苦手なスケルトン住宅も…やれば出来る!

国交省の地域型住宅グリーン化事業(里まちネットワーク)

建築家は、(たぶん)壁や建具で仕切る事の大嫌いな池辺さん。

ここまで徹底していると、潔いというか、気持ちいいというか。

1軒の家に、建具が1本だけということも、もう慣れましたが…。

上棟のセレモニーが終わり、お餅まきへ…周囲を見渡し

この都留という街の面白さに触れたような気がしました。

小さなお子さんが、屋根を見上げながら餅やお菓子を拾う姿、

それを微笑みながら、きゃあきゃあ言いながら一緒に親も、

今の若いご家族の嬉しくなるほどの素晴らしい価値観に感動!

ちなみに、薪ストーブはイエルカ⇒造作素材すべて自然な

ホンモノだからこそ、開放的だからこそイエルカが良く似合う。

イエルカを選択するお客様の特徴は、間違いなくやりたがり。

そして家よりも暮らしを考えている方がほとんど。

これから、工事がすすむにつれびっくりすることの多いこの家。

創和建設のスタンダードにしてもいいくらい面白いのですが、

立地と暮らし方はやはり限定され、ここ都留だから出来ること。

そしてなにより、この施主さんだから出来ることなんでしょう。

    
    
    
    
    
    
    
    

とても楽しい上棟でした。ありがとうございます。

この先、平野棟梁はじめ、職人さんみんなが力を合わせ

一生懸命頑張って、胸を張れる家を造っていきます。

明日、日曜日10:00~15:00 相模原市緑区日連

          「柿渋の家」にて

   小さな家とセルフビルドのエコ住宅内覧

必要最低限の壁と建具  低い階高  いい感じの曖昧さ

外部との豊かな関わり  イエルカ薪ストーブ  などなど

エコな暮らしをされている作家の木下さんの住まいを

その柿渋染めの作品ともども見ていただけます。

ご興味のある方はどうぞ…創和も隅っこで地味に座ってます。

    
    
    
    

今回は、何も宣伝していないのでとても暇なような気がします。

お時間のある方はぜひ世間話をしに来てね…雨っぽいけど。

     ☆ 書籍「奇跡の村」のご紹介


今日は、書籍のご紹介、奇跡の村(集英社)~相川俊英著

         地方は「人」で再生する

日本の3つの小さな村や町のことが書いてあります。

小さいながらも個性的で元気な自治体の紹介本。

そして何故?ここでこの本をご紹介するかというと…

そうなんです、その3つ目の「奇跡の町」が「藤野」なんです。

地方再生・活性化に関する実例本に載る…いいですね~。

都心に近いこと、人口の半数以上を移住者は占めること。

いろいろとその要因はあると思います。

それにしても「奇跡の…」って、凄いタイトル。

       .これも、住人みなさんが頑張ってるおかげです。

この町だけは、お役所主導ではなく、住民主導なんです。

地方の再生は、名産や観光だけではないんですね。

短期的にはそれでいいが、長期的な活性化を考えると

そこに何があるかではなく、どんな人たちがいるかが大切。

  

堂々と紹介していますが、実は私まだ読んでない。

地元の町づくりがとりあげられているので、

創和建設、スタッフ一同こぞって読まなければ。

11月いっぱいは藤野・サニー・サイド・ウォークの月。

日連地区の秋の長期イベント。陶器市やぐるっと篠原、

そしてサニー・サイド、その他にも各所で勝手にバラバラ

1年中イベントが…このあたりも「人で再生」の所以。

勝手ってところもいいですね~。

11月8日(日)には、私たちも「柿渋の家」にいます。

別のミニイベントの一環で、「食と住」の楽しみイベント。

お暇な方は、ぜひ「柿渋の家」に来てください。

簡素で小さな家の心地よさ・素晴らしさが実感できます。

自然で小さな家こそ最大のエコであることも含めて。

(最近、とくに露出が多い建築家の伊礼さんのように)

当日の「柿渋の家」はサニーサイドのイベントと合同です。

  

          ではでは…「奇跡の村」のご紹介でした。

   上野原のガルハウス上棟!

山梨県の最西端(神奈川県との境)の上野原市

ここ上野原市内では、創和建設では6軒目のガルバリウム

を利用した家が上棟しました。

ベストホームの専務・中村棟梁をはじめ関係者も集まり、

このちょっと目立つ家の上棟をお祝い。

そして創和建設の原監督が全体を仕切ります。

先日もここで書きましたが、ガルバリウムの家は難しい。

何が難しいって柔らかくない分格好をつけるのがとても難しい。

金属がトタンに見えるかガルに見えるかは、

その設計のデザインセンスにかかっています。

細かい納まりは、ちっとだけ置いといて…

全体の外観イメージを崩さないことを一生懸命考える。

キリッと引き締まった外観と同様に、

内観もイメージ通りぶれないで最後まで突き進む。

このあたりは「カフェ・スタイル」の家と同じ。

成功すると大化けする…そんな「ガルハウス」です。

この家は、「ガルの王道」のデザインなので間違いなし。

それでは、「上野原のガルハウス」の上棟の様子です。


「相模原・城山のガルハウス」の完成公開は、

もうすぐです。(こちらの外装は、シルバーカラー)