明けましておめでとうございます。

昨年末に完成した相模原市大野台の゛はじまりの家 ゛

自然素材と無垢というスタイルはいつもの創和建設の家となんら変わりはないのですが、ちょっとだけ違っているのは、そこに色があること。それも無垢のざっくりとした素材感を損なわない雰囲気を残したままに。そこには最近の無垢を真似た既製品の綺麗すぎる面材とは違う本物だけが持つ柔らかさと温かさがあります。

壁の真っ白な漆喰と外部の白洲そとんを上手に組合せ、そこに施主の手持ちのアンティークな家具や小物と手作りアイアンのランプシェイドが加わりました。

木のそのままの色を全面に押し出しスッキリとキナリに暮らすのもよし、この家のようにがらんどうでつくりドンドン足していって自分の色に染めていくもよし。結果、たくさん家を作っていると自称プロの私たちが忘れがちになること…「どちらにしても、作りすぎちゃいけないんだ」ということを思い出させてくれます。

住まい手によっては、小屋をつくるだけで十分な方もいます。良く話を聞いて、こちらの思ったことを伝えて、その方にとってどのあたりが最良なのかを考えていくことが大切。設計に入る前のほんの1ヶ月あるかないかの僅かな時間…設計者ともども丁寧に、そして肝心なところはぶれずに関わっていければと思います。(ちなみに、染色にはセンスが必要で、どちらにするか迷われた方は、素材の持つ本来の質感や色にしておくと、大きな失敗はありません)。

*みはらしの家~相模原市 藤野

藤野 みはらしの家  相模原 みはらしの家

*はじまりの家~相模大野台

はじまりの家 相模大野

はじまりの家 相模大野 創和

昨年はブログや実績写真(東京・神奈川・山梨での7軒ほど)をさぼることが多かったので、今年はもう少し頑張ってみます。

本年も、創和建設と創和リフォーム工房をよろしくお願いします。

 

一般住宅と違い自然素材の家は、時が経つと本当に良くなっていきます。

味というスパイスが加わってくるからなんでしょうか?

久しぶりにそんな日野市の街中に建てた家(無垢&杉&リシン&漆喰素材)に、

設計の市川さんと創和建設の小俣と私(志村)とで伺いました。

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塗装も、外も中も程良く自然な感じに褪せて来て、それがなぜか落ち着く。

そうなんです、この手の家はピカピカがちょっと気になる新築時よりも、

その数年後が最もいい感じになっていくんです。

 

お引渡し後に置かれた家具や小物の質感からも、

住まい手がとても丁寧に暮らされていることが良くわかります。

松ぼっくりがコロッと納まった京都から取り寄せたというランプシェイドや

生成りのカーテン生地などもとても家に似合っています。

お引き渡し後のセルフでつくった外構やグリーンカーテンもお見事。

新築時に比べてはるかに素敵になっています。お忙しい中、手をかけてくれています。

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そして久しぶりに伺った私たちにも、相変わらず満面の笑顔で出迎えてくれた施主さん御夫婦も、家に負けじととても素敵でした。

(ここの施主さん、来年あたり「暮らしのインタビュー」あたりで顔出ししてくれるかも…です。)

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家は、お引き渡しの時が完成ではないということがよ~くわかる「日野の家」の今でした。

18日の日曜日、イベント「KAOFES」に参加しました。

KAOFESとは、多摩エリアで生まれた子供たちの成長を見守るということで始まったイベント。「僕たちは心配しなくて大丈夫」=「KID ’S ARE  OK!」の頭をとって「KAO」そして、イベントの「FES」を合わせて「KAOFES」

子供達が「遊び」「学び」「仕事」を経験し、自分たちで考えながら街を創りあげていく体験型のイベントです。

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当日は朝からあいにくの空模様。開始前から雨が降り出してきました。

そんな中でも子供たちは元気です!

今回創和では、大工さん体験「カンナ削り」を企画。KAOFESは初参加です。

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そして、隣のブースでは、多摩産材の木の家ネットワークの仲間の結設計室、東京チェンソーズが丸太切り体験と木のコースター作りでこちらも初参加。

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創和のカンナ削り体験では

こんな小さな大工さんもいれば

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「昔授業でやったぞ。ちょっと削らせて」と、お父さんがチャレンジ!

大人は大工さんの補助無しです。なかなかイケてます!

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紙みたいに薄く、そして平に仕上げるのはなかなか大変。

でもみなさん、なかなか上手。

削ったカンナくずは、皆さんに持って帰ってもらいました。

ひのきの匂いを嗅いで「いいにお~い」と大人も子供も笑顔がこぼれます。

木の香りって癒されますよね。木の匂いがする家、つくってみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

9月18日(日) 多摩市一の宮公園で行われるKAOFESに参加します。

創和建設は「かんな削り体験」を行います。

小さな大工さん大募集です(^^♪

もちろん、新築・リフォームの相談もできます!

詳しくはKAOFES   HPをごらんください。

http://www.kaofes.net/

 

町田市鶴川に2世帯住宅を建て替え中の「鶴川の家」。

1階の親世帯の内装は、つるっとした仕上がりの本漆喰塗り。

2階の子世帯はセルフビルドに向いている「タナクリーム」という漆喰で施主のT様が塗ります。

子世帯のお客様に塗り方を説明するのと同時に、これからセルフビルドをされるお客様を対象に講習会を行いました。

町田  自然素材

まずは創和の職人、タナクリーム名人の「だいちゃん」が説明しながらデモンストレーション。はみだして塗ってはいけない柱や窓枠には、先に創和のほうで養生テープを貼っておきます。じつはこの養生が大変。腕に自信のある方は養生からセルフビルドされていますが、初めての方には養生と下塗りまでを創和でやっておくことをおススメしてます。

町田  神奈川 一戸建て

細かいところや、高いところはちょっと塗りにくいです。

もたもたしていると乾いてきてしまいます。上塗は2回塗りますが、1回目が乾かないうちに2回目を塗るのかコツ。夏なので乾きも早いです。

町田  新築 リフォーム 相模原 町田 一戸建

上塗りの2回目、T様が挑戦です!監督の小俣が見守ります。

だいちゃん先生にアドバイスを受けながら仕上げていきます。

 

駐車場を借りることができたので、セルフビルドの練習です。

完工間近のH様も参加。H様は家全体の壁をタナクリームでセルフビルドされます。

直近に迫っているので、真剣です。

以外と手を動かしてみると、「あれ?簡単そうに見えて、見てるほどうまくいかない」

「こんなんでいいのかな~」と言いながら、何度かぬっていくうちにだんだんと手が慣れていっているようです。

セルフビルド 相模原

自然素材 東京 神奈川   助成金 補助金 

 

セルフビルドをされたお客様は「大変だったけど、自分の家だからセルフビルドしてよかった」とみなさんおっしゃいます。

新築でも、リフォームでも、いかがでしょう。ぜひ挑戦しみては!

もしも…挑戦したけど、「や~めた」って時は、創和にお任せしちゃっていいですからね(^_-)-☆