2019年09月02日

松本~安曇野~白馬

今年の夏は、信州松本城大手の(盆踊り)の日に合わせてちょっと遠出、松本~安曇野~白馬と足早にまわってきました。

そう、私の大好きな街のひとつに長野県松本市があります。
長野県の商業の中心、歴史もある緑豊かな大きな街ですが、その中でもとくに大手から裏町あたりの古くて懐かしい匂いのするちょっと胡散臭い感じの街並みが大好きなんです。
城下町特有の狭い道が入り組んでいるところも雰囲気があり、美味しいお蕎麦屋さんやパン屋もこれでもかとたくさんあり、今では若者たちがカフェやバーなどを営み古い建物にかっこいいリノベーションを施し元気に街おこししています。
大昔、この近くのジャズのライブハウスにも2度ほど伺ったこともありそこもいまだに健在(笑)、地元の大学の軽音楽部に場所を提供していると聞いています…とても懐かしかったです。
夜は夜で30年前にお城の下で踊った盆踊りを自分なりに楽しんで適当に踊ってきました。
昔に比べ人の数や輪の数は減ってはいましたが、外国人が何気に増えている印象でした。
松本好きな私にとっては、ここはお城や開智学校とかでなく、時計の街・バーの街そして蕎麦屋の街かな?
古い建物を壊さず活かしながら暮らしている…とってもいいところです。
栃木の宇都宮、群馬の前橋、茨城の水戸などにも共通している、地方の中心都市はいつどこに行ってもやはり楽しい。

1 松本・大手の街 2 昔の銀行をリノべしたホテル

3 松本城の広場で行われる盆おどり 4 盆踊り会場から見える松本城

翌日は、安曇野~白馬と気持ちいい景色を見ながらぐるっと往復、最終地点のジャンプ台を登って帰宅。次は、もう少し松本市内に長く滞在して路地裏をいろいろと見てまわりたいと思った一日でした。

5 安曇野の景色 6 白馬ジャンプ台

最後に、伊那~松本~長野と、高速でそう遠くないこともあり、行くことも少なくない信州全体に言えること…なにげに清く正しい教育県というイメージもあるせいか、他の県に比べるとちょっとだけお上品なのかもしれない。

藤野観光協会で定期的に開催している「まるごと藤野 体験ツアー」。
藤野に移住してみたい、実際、生活するにはどんな感じになるんだろう…と不安になる方も多いと思います。
そこで、藤野観光協会が「藤野の暮らしってこんな感じだよ、こんな風に生活している人がいるよ!」と案内してくれます。
そしてなにより、住んでいる方の生の声が聴ける!これが大きいですよね。
タイトル通りまさに「まるごと 藤野」が体験できます。

7月末に行われてたツアーに少しだけ参加してきました。

藤野駅から陣馬山登山口に向かう途中の沢井地区。
築340年の古民家の石井さんの家に、まず訪問です。
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近くに国の指定文化財の「石井家住宅」がありますが、その本家です。
石井家住宅  http://www5.plala.or.jp/ishii/index.html

お母さんの手作りのお焼きを頂きながら、藤野の歴史をご主人から伺いました。
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家の中には懐かし~いものが、たくさん並んでいます。
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この後、移住している方の家に訪問したり、お昼を食べながら質疑応答の時間があったりと有意義な一日になったようです。

次回は9月28日です。
https://fujinotaiken.wixsite.com/satoyama
藤野観光協会の「里山体験ツアー」をみてくださいね!

移住者の多い、ここ「藤野」。
「羽鳥慎一モーニングショー」という朝の情報番組の中の、石原良純さんが担当する「良純未来図」。
移住者をテーマに、創和建設が取材を受けました。

石原良純さんが、藤野観光協会の事務局長の佐藤さんと一緒に、創和建設にて「藤野に移住された方の住まい」について話をしました。
普段から「移住するなら、まず創和さんに!と聞きいてきました」と、お越しいただくことも多いです。
土地探しから、新築・リノベーション、そして賃貸。それぞれどんな風に藤野に移住されるか、それぞれの部門で対応しています。
そして、移住されてきた方が「こんな暮らしをしていますよ~」とお話ししました。

放映日は9月16日(祝月)朝8時からの予定です。

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創和建設の玄関前にて。

里まっちと創和建設とのコラボ動画はこちらから~~

藤野観光協会を中心とするこのチーム。昨年までは相模原市緑区がオブザーバー、そして今期は相模原市が参加。創和建設も役員の一人として参加しています。

空家対策を主眼に、国交省の補助金をいただきながら取り組んでいくリフォーム&新築の仕組み。
この町の素晴らしいところはいくつもありますが…“藤野観光協会”があることが大きい。
町の未来を考えたときに、絶対に無くしてはいけない部署の一つ。スタッフに移住者が多いことも素晴らしい。
少人数とはいえ、新しい血そして外から目線で町を見てくれる。
じつは、地元に生まれ育った私たちよりも、町の価値をわかってらっしゃる。

個や企業などの発展・充実は、地域が輝いてこそ実がなっていく。
横浜市・川崎市に次いで神奈川県で3番目の政令指定都市“相模原”の中で、小さくとも個性のある町として、その他一同と一緒くたにされずに埋もれずに生き続けるために…。
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2019年08月11日

“地域通貨”って?

創和建設のある藤野という町は、普通とちょっと変わってる。この地域だけで使える地域通貨なるものが存在する。
それも1つではなく(萬)と(ユール)などいくつかある。

自分の出来ること、得意なことをやる代わりに、苦手なことをやってもらうという“ギブ・アンド・テイク”の仕組みで、すべてそれぞれがもつ一冊の手帳が管理する。
トランジション・パーマカルチャー・シュタイナー学園があり、そして移住者も多いという環境がゆえに、そのコミュニティが発展してきたようです。

特に“萬”は藤野の人口のかなりのパーセントの人達が参加していると思われる。創和建設からも6名が参加。
以前、神奈川県庁での会合の折に県の役員から「そうなんだ、藤野から来てるんだ。あの神奈川の独立国ね!」と言われてしまったこともあり、政令指定都市・相模原に編入されてもそのイメージは変わらないらしい。
興味のある方は検索してみて下さい。

ただ、「何も得意なことがない僕は、どうすればいいんだ?」って話ですよね。地域通貨という1つのコミュニティ~前向きな人達の集まりでなんとなく元気がもらえそうです。

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           萬手帳