2011年11月07日
川崎「百合ヶ丘の住宅」・上野原「蔵の改修」…ともに完成です。
川崎市の百合ヶ丘に建つ住宅(もとは住友林業さんの建物)
上野原市に建つとても古い蔵(母屋とともに素晴らしい趣)
ともにリフォーム(リノベーション)の工事が完成しました。
新築が多く、リフォームが目立たない創和建設ですが、
じつはリフォームも年間かなりやっています。
ペンキを塗り替える、クロスを張りかえるだけではなく、
壁や天井をちょっとだけ抜いて空間を広げるなど…
面白いリフォームをいつもみんなで考えています。
今回のように「古い蔵を壊さず残す」…じつに嬉しいですね。
横浜や八王子、また群馬の伊勢崎には、古い蔵を喫茶店や
洋服屋さんに再生しているオーナーもいます。
壁が大谷石なので、夏も涼しく気持ちがいいですね。
(相原の駅近にいい蔵があり…なにかやらないかな~と、
前を通るたびに見ています。そこだけドキドキの異空間)
↓百合ヶ丘の住宅です
↓上野原の蔵です
2011年11月04日
上野原市内にて…「自然住宅・凛(リン)のいえ」始まります。
半年ほど前から計画していた、上野原市内の2世帯自然住宅。
4つのブロックを真ん中のリビングを介してつなぐという、
個性的な平面プランを持つ住まい。平面バランスもとても強い!
外壁は、漆喰と黒ガルバに無垢の木を加えた(半)和風住宅。
内装は、桧・杉に漆喰壁と白洲壁と和紙を使います。
1階は桧、2階が杉の造作材でつくります。
建具も全て無垢材(桧・杉)。でっかい大黒柱も鎮座します。
天井部分の梁・垂木がほとんど化粧になり、敷き瓦を含め
とても迫力のある仕上りになると思います。
水廻りも、1・2階ともキッチンは無垢材加工の手作りに決まり、
浴室は、ハーフユニットに桧の羽目板を張り良い感じに、
無垢カウンターや家具と合わせ、これでもかの「自然素材」。
接着剤の少ない、体に負荷を与えない住まいになります。
この建物、外観(特に2重屋根のトップの部分)がお城っぽい。
少し面倒な細工が必要ですが、ある意味外観の大きな見せ場!
ソトの白と黒の彩色に、杉板とスリムな手摺のバランスが絶妙です。
さあ、どんな名称にしようかな?と考えたところ、
「凛(リン)」という字が浮かんできました。
優しい雰囲気というより、キリリとした感じの建物の印象が強く、
とても凛凛しい(りりしい)たたずまいの2世帯住宅。
凛とした○○、凛凛と○など、その「緊張感」私なりにけっこう好きです。
12月着工予定の無垢の住まい 「自然住宅・凛(リン)のいえ」…楽しみです。
(上野原市内では、昨年の ブラックガルバとミモザの家 と お木楽ハウス
に続き、3棟目の自然住宅となります。市内の住まいづくりの起爆剤になるよう、
創和建設スタッフ1同気合いを入れて臨みます。~いつも気合いは100%!)
この住宅の持つ「スキルとポテンシャル」言うことなし!
設計は堂本建築設計さん。このタイプの住宅設計を得意としています。
お知らせです…上野原市内のオギノというスーパーの近くにて、11月19日に
日頃からお世話になっている「ベスト・ホーム」さんの地熱・蓄熱住宅の
完成見学会が開催されます。建築に携わった弊社のスタッフも現地に
張りつきますので、家づくりにご興味のある方はぜひお越しください。
地熱以外にもいろいろ聞いて下さい。
(今回はセミナーは実施せず、個別にご相談のカタチをとらせていただきます。)
2011年11月03日
「藤野・セルフビルド住宅…お客様 ただいま壁塗り練習中+焼き杉本番!」
この、左官ゴテとバーナーを持っている方
職人さんではありません。実は施主様。
経験値ゼロの俗にいう「ド素人」さん(笑)。
今回の「おもいっきりセルフビルド住宅」の建て主さん。
弊社の監督と左官屋さんについて、漆喰塗りの練習してます。
とても器用な方で感心します。やる気があるということですね。
続いて、焼き杉の本番です。バーナーでとてもいい色です。
こんな風に建てた家は、さぞ思い入れがあり楽しいでしょうね。
この写真を見ただけでも、こちらの気持ちがホンワカします。
メンテナンスもご自分でイケそうです。
セルフビルド住宅⇒別名:商売あがったり住宅(笑)⇒でも楽しい!
家もこれだけ住まわれる方に愛されれば本望ですね。
壁塗りの本番は12月⇒いつもながら楽しみです。(がんばって下さい!)
終わったら、施主様メインのサブで弊社と池辺さんが付く見学会、
ぜひぜひ、開催させていただければと思っています。
「おもいっきりセルフビルド見学会」…初めての試みです。
この味のある平屋に興味のある方は、ぜひ創和建設までご一報。
2011年10月27日
フジノ「小舞・土壁のいえ」 構造見学会~11月3日(木)pm1:00より実施
神奈川県相模原市緑区名倉の自然住宅限定土地内にて
伝統工法でつくられる民家「小舞土壁のいえ」の
構造見学会が実施されます。(11月3日・木)祭日です。
1時までに現地に集合してください。…自由参加
(JR・藤野駅から12時頃より送迎もしますが、歩くのもいいですよ)
圧倒的な「木」の存在感を体感できると思います。
参加者が多いため2部構成とさせていただき、
お待ちしている間は、土地情報や自然住宅の解説などを、
関係者で説明させていただくなど…考えております。
相模湖の土地×2箇所、藤野の土地×2箇所、上野原の土地×2箇所。
100坪~250坪の広い土地(いずれも、自然住宅を建てていただきます。)
なかには中古の良質な2世帯住宅物件(延床面積70坪)もございます。
お隣の前回見学会を開催した「地熱・蓄熱の家」もご覧いただけます。
SRC基礎・高千穂白洲壁・…土壁とは一味違った自然住宅の趣。
ただし、目指している方角はほぼ一緒。
また、10月20日の神奈川の経済新聞に「風のいえ」の記事が載りました。
地産地消にガンバっている人たちや町~のようなことが書いてあります。
創和建設(相模原市・藤野の工務店)
ビオフォルム環境デザイン室(国立の設計事務所)
大地を守る会・自然住宅事業部 の共催で行います。
住宅が、機能やデータではなく、まず暮らし方や生き方の上に成り立って、
そこには美味しい空気と水があり、ついでのところに機能がある。
長持ちする骨太のホンモノの建物の良さを体感できると思います。
協力者として、相模湖の塚本さん、上野原の田中さんに
土地情報をお願いしております。
将来は、藤野・相模湖・上野原の中央線3駅の町が協力して、
「面白そうだ」と立ち寄る方がたくさん来るように(リピーターも)
資産価値の高い家づくり・町づくりをしていきたいものです。
「大地を守る会」の会員さんが、この地に来て約半年。
今年の春から、すでに200名近い方々に藤野を見ていただいています。
その人たちの眼にはここがどんな町に映っているのでしょうか?
生活感たっぷりだが、その中に馴染むように工房やカフェがあり、
「なにか仕掛けよう人間がたくさんいる」悪くないと思いますが…。
「東京に近い田舎」…ってことは「田舎」ですね~。不便を楽しも~。
見学会の詳細は、以下の資料を見て下さい。
藤野に、志村・岡部・小俣・後藤がまわり、
相模湖に、原・志村・加藤・小沢がつきます。
みんな黒のスタッフジャンパーを着ていますのでわかると思います。
首をなが~くして、お待ちしています。 担当:岡部・志村
2011年10月26日