2014年01月27日
凄いことになってる~相模湖嵐山の木を目指して!
今日は、創和建設が水下側とすると水上側のお話しを少し。
相模原市緑区の山や森には、木がたくさんあります。
そしてお隣の山梨県も上野原市・大月市・都留市・道志村と
木がたんとあるんですね。
ただ、残念なことにどこも整備がいきとどいていません。
(どちらかというと、山梨側の方が伐採は進んでいるもよう)
先日、緑のダム北相模の石村さんや川田さんとお会いして、
「さあ、これから相模湖・嵐山へ行こう!」という現場に立ち会いました。
木を切ったり森を整備したりする水上側の方
それを搬出したり製材したりする川中側の方
そしてそれを使いものづくりをする川下側…そう私たちです。
この中で、これがなくてはなにも始まらないという水上側。
これからの森林整備・新しい森林産業を目指して頑張っておられます。
当日は、学生さんも多く集まり、寒い中、相模湖の山へ入っていかれました。
以前から面識のある麻布大の学生さんもその中におられ、
日本の学生さんも捨てたもんじゃない…頼もしい!日本の未来は明るそうだ。
前回の法政大学のときもそうだったのですが、
自分自身の学生時代のていたらくを…毎度のことながら海より深く反省。
これは、日曜日の9時にJR・相模湖駅の前の集合場所での写真です。
こうして駅前に集合し、みなさん山の中へ入っていきます。
当日のわたしは「連のいえ」の完成見学会へ向かいました。
それぞれが、本業にしっかりと勤しみ連携することも、
これからみんなで考えていかないといけないんでしょう。
私たちは、本業の住宅建築で足元をしっかり見つめて…
「みんなで出来ることを、無理せずやりましょう」
この日の一番の感想…「若いって羨ましい!」でした。
2014年01月22日
「康(こう)の家」の完成写真です…見てね!
相模原市緑区日連に完成…「康(こう)の家」
ちっちゃなちっちゃな4軒の平家プロジェクト
「平屋に暮らす…連のいえ」の1軒目の地産地消の住宅。
今年の創和建設の自然住宅限定の家プロジェクトの代表選手です。
先日の「風のいえ」や「湖のいえ」と同様に長~い時間をかけます。
自然素材、それも平屋に近い住宅限定の販売土地、
その他の要望のお客様にはご遠慮願うという変な企画。
ある方から、「この企画って半分趣味?」と言われました
…趣味じゃないです、もちろん仕事です!
このような、わがままな企画に最初に参加していただいた、
康(こう)の家の家主さん、立派な家をつくっていただきました。
(それ以前には、背の高い洋風の2階建てを望まれるお客様が数組、
首を縦に振る気持ちを抑えて丁重にお断りさせていただいたこともあります。)
こうして1軒目の完成を目のあたりにして…後悔なしです!
あと3軒が並んだ時の景色を思い浮かべながら、ニンマリしています。
100坪アッパーの土地に建つ(木の家)の存在感は、やはり素晴らしい!
↓どこまで伝わるか、それでは「康(こう)の家」の竣工写真です。
アイランドという言葉がまったく似合わない手作りの木製キッチン
建物全体が相模原(津久井)の木(杉・ヒノキ)の香りが心地いい。
無垢と漆喰で仕上げた、開放感いっぱいの「康(こう)の家」。
連のいえの1軒目を、想像以上に見事に飾ってくれました。
南に面した屋外には大きな樽の雨水利用の仕組みも備え、
そよ風のソーラーシステムや正面に構えるピキャンの薪ストーブが、
カタチだけではない性能も優れた伝統工法の骨太住宅に花を添えます。
そして、見学会が終わると同時に、ここのお隣には「連のいえ」の2軒目
「芹(せり)の家」の基礎工事がはじまりました。もちろんこちらも平屋。
最初の「連のいえ」のコンセプトに1番近い建物になります。
それほど大きくないが質の高い平屋~この言葉がぴったりの「芹の家」
1軒…2軒…と数が増えるたびに価値が上がっていくであろう
足し算の家プロジェクト。これも建築家が一人であるという産物です。
最後に、木の家は手入れが必要。便利とは少しだけかけ離れています。
そんな面倒なことも、この場所・この企画を選んでいただいた時点で、
どの施主様もご了解済?…た・ぶ・んですが。
「康の家」は、これから外構や車庫の工事に移ります。
暖かくなり植栽が完成したおりには、再度写真を撮らせていただきます。
2014年01月19日
「康(こう)の家」完成見学会…正月明けの中予想外に盛況でした。
相模原市緑区「康(こう)の家・完成見学会&勉強会」
「連のいえプロジェクト」のはじまり
「康(こう)の家」の完成見学会が、1月18日(土)に開催されました。
正月明けという事もあり、昨年の八王子や相模湖での見学会の
人数の少なさが脳裏にこびりついていて、スタッフより来場者が
少ないのでは…?の予想に反して、たくさんの方が来てくれました。
創和建設一同、皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
「ビオフォルム環境デザイン室」さんと「大地を守る会」さんの協賛で開催し、
10:00~16:00の間で、四十数名の参加者です。都内の方もたくさん見えられ、
この時期で、この人数の多さはとても珍しいことですね。
ここ「藤野」の完成見学会は、嬉しいかないつもの通り参加者が多い。
ありがたいことです。
建物見学~スタッフ紹介~私の話し(この企画についてと地産地消について)
~山田さんのお話し(伝統的な家づくりと設計について)~質疑応答など
こんな感じで約1時間ちょっと…皆さんとても真剣に耳を傾けてくださいました。
環境装機さんやDLDさんもご協力ありがとうございました。
それでは、今年はじめての「住宅完成見学会」の様子です。
寒い時期という事で家主さんから「薪ストーブ」の点火もお許しが…
オーストラリアのピキャン・オーブンという優れものです。
背面に見える壁は、タイルではなく瓦です。これも楽しい細工です。

最後に一番肝心なこと…施主様に向けてのご挨拶
「このような機会を設けていただきとても感謝しております。
ありがとうございます。末永くお付き合いを、よろしくお願いいたします」
2014年01月18日
東京都町田市「多摩境の家」…セルフビルドが徐々に始まります。
町田市「多摩境の家」…大工さん頑張ってます!
現在創和建設は、都内の新興分譲地「多摩境」の街の一画で、
着工から竣工まで3か月程度という、まわりのとても忙しい
住宅づくりに反して、1軒のとてもゆっくりな自然素材の家を
コツコツとつくっています。(約半年超え)
セルフビルド(塗装・左官・タイルの3工種)も、ぼつぼつと…。
施主様ご夫婦の雰囲気は、お洒落な少し洋風な感じなのですが、
建物はパッと見の外観より中身は(和)のテイストが混じっています。
仕上がりがとても楽しみな「町田・多摩境の家」の中間報告でした。
それにしてもこのあたりは、八王子・町田・多摩・相模原の4市がゴッチャ!
古い家(たぶん昔は農家?)と新しい家もやはりゴッチャ!
やはり人口が増えているということなんでしょう。少し羨ましいですが…。
大型店舗や美大もある「多摩境」の街の駅近の眺望の家。
セルフビルドが軌道に乗りましたら、積極的にご紹介します。
…写真は来月
今のところまだ計画段階ですが、
今年もう1軒ここ「多摩境」にて住宅建築の予定があります。
こちらも、私自身とても楽しみにしています。
2014年01月15日
平屋に暮らす「連のいえ・プロジェクト」…「康(こう)の家」完成見学会。
藤野「康(こう)の家」完成見学会!
神奈川県相模原市緑区日連に建設中の「康(こう)の家」完成見学会
2014年 1月 18日 (土) 10:30~14:30 (勉強会は13:30~14:00)
「康(こう)の家」は、
ご家族が健やかに暮らせるようにと施主様が自ら名づけられました。
地元・相模原市(旧)津久井町の木材を利用した正真正銘の地産地消。
環境創機のパッシブソーラーシステムの「そよ風」もとりいれ、
夏、暑くなく、冬、寒くなく~という、自然エネルギーを利用しています。
そのために、ビオフォルムさんが薪ストーブや蓄熱土間も含めて、
その効力を最大限生かせるような間取りや空間構成を考えました。
また、この家は、単に「エコ」なだけではなく、その雰囲気が素晴らしい。
やや低めの日本家屋らしい外観、そして土間には敷き瓦が敷き詰められ、
そこに繋がったリビングから見上げる骨太の木組みの美しさ。
床の杉板や壁の漆喰など、自然素材の柔らかさが溢れています。
500坪近い「連のいえ」の土地の1軒目に、このような家を建てていただき、
創和建設スタッフ一同、施主様に感謝しております。
「一戸の家から、周囲の環境へ…そして家並み、街並みへ」
そんな笑っちゃうくらいのだいそれたことの可能性が
ちょっとだけでも感じられるような設えになっています。
2軒目・3軒目・4軒目とすべて完成するのには、まだ2年以上かかります。
すべてが足し算もしくは掛け算のようにいい景色になっていくと思います。
そのうちの何軒かは、パーマカルチャーの庭も取り入れられそうです。
(そして2軒目の芹の家も、そう遅くなくには着工します…お楽しみに)
昨年の「つながる家」からはじまり、今回の「康の家」、
もうすぐ着工の「芹の家」…すべて背の低い無垢な自然素材の家。
1つの道にポツン・ポツンと落ち着いた家が出来ていく…工務店冥利。
皆さん今年の1月18日(土)は、ぜひここに来て見てください。
人それぞれ感じることは違いますが、何かを感じて帰ってください。
あたりまえですが、いまどきの便利なことや手間いらずの大好きな方も、
「こういう暮らしがあるんだ、こうした生き方を望む人もいるんだ」
という事がわかるだけでも、これからに役に立つような気がします。
誰にでも合った生き方・暮らし方ではありませんが、
成熟した社会において「多様な価値観を知ること」は…う~ん面白い!
それでは18日(土)に、見学会場でお待ちしています。
創和建設・担当(志村・小俣)



















