2013年12月02日
大地を守る会「現代町屋・高尾の家」…もうすぐ完成見学会!
「現代町屋・高尾の家」…完成見学会開催!
「大地を守る会・自然住宅事業部」&「創和建設」が提携して数年。
高尾の地での家づくりが完成します。
「現代町屋」と名付けた通り、ウナギの寝床と呼べる土地に、
昔ながらの雰囲気と現代の趣を足して2で割ったような家が完成。
(そして藤野の新しい土地もウナギと呼べるカタチがあります。
この家のおかげで少し自信がつきました。)
「高尾の家」…変形土地を逆手にとっての、とても楽しい住まい。
家のつくりが(玄関→ホール→廊下→居室)というような、
一般的な間取りではなく、土間を抱えて直接リビングへ、
そこから先もどこへ繋がっていくのかという不思議な空間。
幅が狭いという事を感じさせない開かれた空間があります。
空気のきれいな家であることは、数分いればわかります。
外装…杉板+ガルバリウム 内装…杉板+漆喰
断熱材…羊毛 その他青森ヒバの防腐処理や自然塗装
薪ストーブ…軽井沢(くろがね工房)ストーブ 無農薬畳等
甲州街道に面するという立地で、大きな視点での光と風を取り入れる仕組み。
そして細かい素材のプロの確かな目での吟味…すべてに時間を費やした家。
12月7日(土)には、大地を守る会の会員さん方が完成見学会に来られます。
創和建設の単独のお客様も何組か見ていただこうと思っています。
10:30頃~ 14:00頃~ の2回、設計の荒川さんより「高尾の家」への
想いを語っていただくお時間もございます。(私も少しだけ喋ります)
皆さんの目にはどのように映るのでしょうか。とても楽しみです。
完成前の写真ですが、まずは雰囲気だけでも伝われば…。
工期は延びましたが、細部の仕上げもホントに良い家に仕上がりました。
上手な大工さんをはじめ職方さんたちのおかげ。工務店冥利につきます。
施主様とは、「風のいえ」ではじめてお会いして約1年半…
もうすぐ「現代民家・高尾の家」の完成です。
和材を使い、その趣をきれいに見せるのは洋に比べ難しい。
この家のように無垢の杉材と漆喰を使い、しっかりとつくりこむと、
派手ではないが落ち着いた品のある住宅になります。
現代の自然住宅の王道と言ってもいいと思います。
そしてどの部屋のどの角度から写真をとっても様(サマ)になります。
それは今までも、良い住宅と呼べるものにすべて共通していることです。