山梨県上野原市の2軒の住宅。

本町住宅の地鎮祭が無事完了。

今にも降りだしそうな空の下…もってくれました。

数日後には松留住宅の地鎮祭も完了。

ともに木質系外装の片流れの住宅。

延床面積は総2階経済面積の30坪前後。

住宅地のため、1面の特化に気を使った間取りです。

上野原市・本町住宅
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上野原市・松留住宅
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美しい「宮が瀬湖畔」に建築中の平屋住宅の現在(いま)。

大工さんの仕事がもうすぐ完成予定となります。

塗り壁の下地(貫)が見えている通り、いつもと同じで

自然でやわらかい住まいになります。

セルフビルドの比率がとても多い建物で、

完成にはまだまだ時間がかかると思います。

今年は「吉野・郷のいえ」のOさんとこの方が、

セルフビルド大賞になりそうです。ハンパないです。

屋根なりの天井杉板の大空間も迫力があり、

この状態でもシンプルでカッコよくなりそうな予感。

経年変化もバッチリ!

間仕切りや内装ドアも少なめで、コストパフォーマンスに優れ、

軒も大きく張りだし、日本の風土にとても適したつくりです。

見るからに部屋の空気の流れも良さそうですね。

大きくなく、華美でもない。しかし本物の家。

こんな家がこれからの主流になっていくような気がします。

完成時期は…施主様の体力と有給休暇にかかっています。

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2012年07月21日

建築家と組む

弊社(創和建設)には、現在カタチだけとはいえ設計部があります。

1級建築士も2名在籍。設計・監理とも問題なくこなせます。

ただし、今年にいたっては自社設計は1物件のみ。

それもお客様に頼まれた末の1物件。

お客様の建てたい家がほぼ100%決まっていたこともあり

自社設計に踏み切りました。

(いつも以上に時間をかけてしまいましたが…)

何故、自社ですべてをしないかというと、

設計のみを生業としている建築家と私たちでは、

設計に対する取り組み方が変わってきます。

私たちは建物が問題なく完成するために全力を尽くします。

そのために、設計上無理をできないという甘さも少しだけ出てきます。

また、得意な工法・材料で同じような建物が増えてくるのも事実。

しかしお客様は千差万別…。

そんな訳で、たくさんの個性的な建築家の方たちとお付き合いをして、

利益追求の自社設計施工の道を通らず、設計施工分離の道を歩き、

施工に専念することで楽しい仕事にしていくことができればと思います。

大手ハウスメーカーとのはっきりした差別化のため、

まずはいい建築家と組み、慣れあいではないお付き合いを続ける。

そしていい材料屋さんと組み、腕のいい職人さんにつくってもらう。

ありがたいことにそうすることで、いい施主さんがこっちを見てくれる。

描く人・造る人・住まう人…いい人が繋がるといい家が出来そう。

いい意味での(欲張りな工務店)であり続けたいと考えています。

「木漏れ日のいえ」

地産地消にとことんこだわり、建物を建てる場所で

生きていた材を伐採、それを乾燥させて使います。

本物の相模原産・藤野産材木の利用ですね。

大工の棟梁がノミを使ってコツコツと加工、複雑な仕口も丁寧に拵えます。

藤野の佐野川という集落にある材木屋さんできざんでいます。

昔の子供たちは、このような仕事が普通に見ることができ、

彼らにはその姿がとても楽しそうに映ったのだと思います。

そう、大工さんはスーパーマン!

そういえば、幹線道路の畳屋さんや建具屋さんも、

普通に舗道に張り出して職人さんたちが腕を振るっていました。

ここの大工さんは、手キザミのスーパーマン(中村御大)です。

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[森の音楽スタジオ]

2棟の自然住宅がいい塩梅の距離でつくられた「地熱住宅」。

現在は、外装下地のタイべックとラス下を施工しています。

大工さんは、ココに来て2人に増えました。

8月いっぱいで木工事が完成するかどうか?もう少しするとわかります。

そののちは、これでもかのセルフビルドが待ちかまえています。

静寂の中、鳥の声がやたら大きく聞こえる土地(相模原市緑区牧野)

都会中心の物の消費の時代から、地域それぞれの蓄えの時代へ。

人それぞれの天国のような土地を見つけて住まうライフスタイル。

このような家を望まれる方の共通項…みなさん温和で個性的。

信念を持っているのに、聴き上手の方が多いですね。

人の持つ(覆っている)空気の大きさと丸さが違っているのでしょう。

悲しいかな接していると、自分のせっかちさと小ささを痛感します。

それにしてもこの現場の朝晩は…涼しいです。

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こんな写真からもシンプルな手づくり感がわかります。