2011年04月22日
「藤野の蔵…経過報告」
約一カ月前より始まった「蔵…倉庫」がもう少しで完工です。
ここは、甲州街道に接し母屋が「古民家」であるという
条件のもと、仕上げ変更の希望を施主様に伝えました。
最終的に「杉板と塗り」になり、かなり高評価をいただいて、
施主様も大変喜ばれております。
「倉庫にするにはもったいないな~」…と。
どうしても、板壁と塗り壁は(割れる・反る)とネガティブに
考えがちですが、メンテナンスやリフォームに対しては、
これ以上のものはないと思います。
なにより、味のある経年変化が素晴らしい。
少しくらいの色あせは、お釣りがきます。
何百年もの歳月をかけて、「成熟してきた日本のいえ」。
たとえ倉庫といえども
「100人乗っても壊れない」には負けられないですね。
…屋根に100人乗ることもないですし。(笑)