内郷の里…粟(あわ)の家・火入れ式

先日、お引渡しが済んだ粟の家で、薪ストーブの火入れ式を開催。

緑の広大な土地の中での火入れ式です。

薪ストーブが活躍するのはまだまだ先ですが、

施主さん、設計者さん、ストーブ屋さん、お友達が

見つめる中、火がだんだんと大きくなっていく様は、、

いつもながら楽しい時間です。

 
 
 
 

そしてここ「粟の家」では、ゴエモン風呂に続き、

               2つ目の薪が熱源の装置です。

相模湖・ドッグランカフェ…着工!


夏の暑さも少しだけ和らぎ、朝晩は気持ちがいいこの辺り。

相模湖の千木良地区にて、古い納屋がカフェに変わります。

それもドッグラン併設!

まさにセルフビルドいっぱいのリノベーション。

改修前のお浄めは、神主さんの代わりに創和の志村がタクトを振って行い、

施主様ご家族・設計者さん・現場監督・大工さん・解体屋さん・

基礎屋さん・水道屋さん・電気屋さんと打ち合わせを兼ねて参加。

当日の打ち合わせでは「これはもったいないから残そう」など、

最初の予定より少しだけ変わったこともありました。

このような古い家を活かして何かを始めるということは、

つい最近までは移住者の専売特許のように感じていましたが、

ここの施主様のように、この近くで生まれ育った地元に近しい

若い方が自らの意志で再生を望むという方も最近では増え、

むかしに比べ価値観も変わったな~と、たいへん嬉しく思います。

これから数か月…この納屋がどんな風に変貌を遂げていくのだろう。

施主様の満足いく家になりますように…。

現場監督は、最近ではリフォーム・リノベーションの比重が増えた

原監督が担当します。

リノベーションは新築に比べ、各社個人の力量がものを言う。

そして、現場での良い方向への決断もものを言う。

参加したみんなの顔も、嬉しそうでもあり、そして厳しそうでも…。

    
    
    
    
    
    
    
    

日本全国、家に対する価値観も徐々に変わっていってます。

リノベーションに耐えうる家は、そう新築時にホンモノである事が条件ですね。

遅ればせながら、先月見学会を開催した「命が輝く家」のお披露目。

眺めのいい斜面に建築したこの建物。

建築場所は神奈川県相模原市緑区牧野地区。

地産地消の木材・スキップフロア・土間のある家・自然素材

イエルカの薪ストーブ・古材利用・セルフビルド…他にも夢がたくさん。

仕上げも、無垢杉・高千穂の白洲そとん壁・漆喰壁…など盛りだくさん。

ただ、この家の価値はそっち方面ではないような気がします。

ゴタクはならべずに、まずは完成写真を掲載します。

  「牧野・命が輝く家」…完成です。

このての家のいい所は一番最後の写真に集約されています。

家の中を通り抜ける心地よい里山から風を感じながら、

無垢の柔らかな杉の床に、ゴロンと寝転んでいる子供の姿。

とても気持ちが良さそうな…

真夏の暑い季節を忘れさせてくれるような…そんな風景ですね。

この家は…そう…どこか懐かしい匂いがします。

    
    
    
    
    
    
    
    

木の床の中でも…杉の温かみや柔らかさは格別です…ゴロン!

数年前に藤野中央小に合併のため使われなくなった旧・小渕小学校

とても雰囲気のある昭和の匂い全開の木造校舎。

牧郷ラボが入っている旧・牧郷小学校と双璧の懐かしい建物。

歩くたびにギシギシ床が鳴っている「ザ!田舎の学校」です。

正門~校庭~玄関~職員室~教室~音楽室~二宮金次郎などなど

小さいころに見ていた風景がそのまま残っているのを見ながら、

各世代たくさんの卒業生が集まり昔話に花を咲かせていたようです。

10月には無くなってしまうこの校舎…じつに残念。

校庭の隅っこでは、ミニバックホーであちこち穿り返している

怪しい一味(弊社のお付き合いしている電気屋さんの諸角君)。

じつは、ある年代のタイムカプセルを埋めた場所がわからなくなり、

頼まれてあちこち試掘しているとの事。(最後の写真)

その後、見つかっただろうか??

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

タイムカプセルと言えば…船越栄一郎がいい味出してた

すでに解散したファンモンのpvの(告白)という曲を思い出す。

この曲や「ラブレター」は、まずpvありきで…そう売れました。

お隣の八王子出身ということで、毎回依怙贔屓してました。

   

 サッシをアルミから木製の古びた感じに変えれば、すぐにでも

 映画の撮影にも使えそうな…そんな小学校でした…じつに惜しい!

古いモノを残していくのはとてもお金のかかる事。

そして今は耐震・耐火という大切であると同時にやっかいなことがある。

それでも裏に見える鉄筋コンクリートの校舎に比べ、

           歴史の重みも加わって、その佇まいは格段に美しい。

  北杜の家…上棟!

創和建設から中央高速で約2時間

ここは、大自然の真っ只中の八ヶ岳山麓。

「北杜の家」は、こう聞いただけでも素晴らしい景色が想像できます。

基礎着工から約1ヶ月半。

とてもゴッツイ基礎のため、いつもの倍以上の工期を要しました。

棟上げ日は、創和の大工さんたちがこぞって中央道を西へ…

甲府を過ぎたあたりで、エンジン全開の上り坂です。

当日は真夏の暑い中、力を合わせて組み上げました。

木材は東北の燻煙杉の乾燥材…燻煙素材では有名な栗駒山。

これから半年以上、職人さんたちはこの地に通います。

地元・長坂の職人さんにもたくさん入っていただきますが、

「もう少しガソリンと高速代が安ければいいのに」と思うこの頃です。

それにしても山梨県北杜市…凛とした空気がやたら素晴らしい!

そして湘南から北杜へ…施主様の移住の覚悟もやたら素晴らしい!!