今日はお休みということで…映画の夜。

 

「シンドラーのリスト」


とても長い映画ですが、マラソンのように長い分、最後の感動も大きい。

子供たちが、大人になる前に一度は見た方がいい映画だと思います。

実話なのですが、その背景がとても強烈!


「人類最大の負の遺産…アウシュビッツとビルケナウ」

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 死の門…アウシュビッツへ続く鉄道
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ただ、ユダヤ人というだけで(大量殺戮・人体実験)その数150万人

それも、労働力にならない子供たちから…。

殺戮を繰り返したドイツ人達、彼らも家に帰れば子の親なのに。
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「オスカー・シンドラー」

ドイツの実業家でナチスの党員でもある。

ユダヤ人を助けるため、自らの工場に「ユダヤ人」を雇用、

私財を使い果たし、1200人の尊い命を救った。
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シンドラーに救われたユダヤ人たちは、彼らの持っている唯一の財産

「自分達の金歯」を集め「指輪」をつくり、シンドラーに贈ったそうです。


「杉原 千畝」

日本の外交官、リトアニア領事としてシンドラーと同じく、

ヨーロッパで迫害されていたユダヤ人を救った。
日本政府の命令をことごとく無視して…「命のビザ」…

自らの意思で寝る時間も惜しみ、ビザの許可をだした。

帰国するための動き出した汽車の窓からも休まず書き続けました。
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その数実に6000人分。帰国した杉原さん、もちろん外務省を免官。

その後、不遇の人生を送ったとのことです。…おかしな話ですが。

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イスラエルとリトアニアでは、彼の功績をたたえ、

いくつかの切手にもなっています。



「オスカー・シンドラーと杉原千畝」

この二人に共通するもう一つのこと。

二人とも「ヤド・ヴァシェム賞」…諸国民の中の正義の人が贈られ、

エルサレムの丘に記念碑が…一人の命はこの地球より重い!



世界遺産でも資料館でも「負の遺産、負の歴史」も大切ですね。