「どうやったら価格を抑えられる?」…の巻!

設計&施工とも、少し割高になる自然住宅と呼ばれる建物。

すべの木材を集成に頼らず無垢で造り、仕上げにおいても

自然素材・天然素材を利用する。

防蟻処理・断熱材・塗装・接着剤に至るまで吟味する。

時間とコストがかかるのは当たり前の世界。

ハウスメーカーの家と比べるとお得感はかなりありますが、

ただし、ない袖は振れないという現実があります。

もう少し手の届く範囲で、大きな満足が得られる方法を考えましょう。

まずは、間取りの検討から?

壁・建具の数量を減らすこと。この方法は空気の流れや薪ストーブの恩恵

という意味でも、とても効果があります。

ただ、開放的なだけではなくそこまで考えて意味のある空間をつくること。

2番目は、水まわりや設備機器に高額なものを設置しない。

床・ドア・壁・天井などすべての素材がいいのだから、

一般住宅のように機器が目立たなくともいいのだと思います。

「いいキッチンでしょ」じゃなくて「いい家だね」みたいな。

最後に、セルフで出来るところは頑張る!

ここだけは、お客様の精神力と体力に期待。

思った以上には減額にならないことも多いのですが、やらないよりは…。

こんな感じで、理想の住まいを実現されてこられた方々がいます。

↓お手本の家を3軒ばかり(偶然ですが、すべてスタジオikbさん)

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昨年から今年にかけて建てた上記の建物は上から順に

「里の家」…「ヤマボウシの家」…「モクレンの丘・里サイド」です。

写真の照明や業務用キッチンなどをはじめ、シンプルさが伝わってきます。

このような家には、着飾った機器は逆に似合わないという面もありますが、

価格に関してもお得なんですね。

そしてこれらのすべてに家に共通すること。

はじめて、家に入った方が「こりゃ、どうなってんだー」という印象を持たれる。

そして、これだけケミレスにつくっていながら、コストパフォーマンスの優秀さ。

そしてそして、なによりも座っても立っても、素晴らしく心地よく空気も美味しい。

そしてそしてそして、これから施主さんの色が程よく加味されていく家であること。

敷物、カーテンなどが最も映える、仰々しくない自然体の姿勢を感じます。

「こうすると便利、こうするのが普通」ではなく、「こんな暮らしがしたい」の

数字には表れない快適さをよく考えてつくった家なのだと思います。

「つくられた家には住みたくない」自己主張の強~い人たちの理想形。

そして住宅とは、お引渡しの時点で100%じゃなくてもいいんだということ。

そしてそしてそしてそして…この方々は引っ越されてから自分だけの

贅沢を始めます。薪ストーブだったり省エネだったり雨水利用だったり

最初がスケルトンに近い分、ガンガン出来てしまいます。

薪ストーブもアンコールやイエルカストーブなど多岐にわたります。

ここには、時間と体力とお金をかけていくんですね。

「何年家づくりを楽しむのだろう?飽きるまででやるのだろうか??」

上記の3軒は、まだまだこれから進化していく家々です。

(注)コストパフォーマンスとは書いておりますが、別に建売のように安価な

わけではありません。高い品質の住宅を少しでも下げる方法という事です。

コストのバランス、どこにかけるのかという事なんだと思います。

世の中、いろんな方がいます。あたりまえですが十人十色。

人だけでなく、立地や周辺環境によっても家の作り方は変わります。

市販の間取り集があまり役立たないのは…あたりまえなんですね。

いきなりの昨年の建物の再登場!

だいたい「○○を考える」というタイトルで書くときは…そう私が暇なとき(笑)。                      

                      

                     以上、自然住宅のコストを考える…でした。

「カフェ・てくてく」新築工事!

相模原市緑区日連のタンポポ(カフェてくてく)さんの地鎮祭の様子。

藤野駅を下りて、日連大橋を渡り坂を上る途中に出来るカフェ。

秋なのに夏のような日差しの中、約2時間の楽しい地祭りでした。

何十人の皆さんがそれぞれ玉串の奉献に参加して、

献杯もほぼ全員…最後の1っポン締めも代表の音頭の元賑やかに…。

途中、参加者全員での拍手もおこり、これもいつもないこと。

創和建設からは、岡部と志村が参加しました。

これから始まる新築工事へ向けてココロ引き締まる瞬間です。

いつものことですが、地鎮祭とは工務店サイドにとって、

鉢巻をギュッとしめるイベントのような気がします。

それでは、今までで1番賑やかな地鎮祭の様子…来年3月頃オープン予定?

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 現在、プレカット図面の最終チェックに入っています。

 設計図書の他に、施工用の図面が必要になります。

 ひとつの家ができるまでには、それぞれの工程で

 お客様が見ることのないたくさんの図面があるんです。

「壁塗り・ワークショップ」無事終了!

「藤野・つながる家」…漆喰壁のワークショップ、ご参加ありがとうございました。

「自分の家は自分で」「少しでも参加する」「シンプルな自然住宅を見たい」…

このような方が15名集まってくれました。

目の前にご自宅のセルフビルドが迫っている方も数組、

千葉の柏市・さいたま市・世田谷・日野・八王子・…

                  そして地元相模原の皆さんが集まりました。

皆さん和やかな中、真剣に取り組まれた「漆喰壁塗りワークショップ」

成果は今後施工されるであろうご自身の家の壁でわかります。

それにしても、工務店の私たちから見ても尊敬に値します。

ホントかどうか?

忙しい人に限ってセルフビルドをやりたがるという傾向もあるようです。(笑)

ワークショップの場を提供してくださった施主のKさん「ありがとうございました。」

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今年は、3回のセルフビルドのイベントを開催しましたが、すべて壁塗り。

来年は、他にも考えて違った工事のセルフイベントもやってみようかと?

いつもお伝えするのですが、くれぐれも怪我だけには注意してください。

この家の半分以上を塗る事が出来、とても充実した体験イベントになりました。

           そして…「つながる家」

こうあまり繋がっちゃうと、セルフばかりが多くなり、

創和建設の仕事がどんどん減っていきますね…う~ん!

☆「つながる…」と言えば、藤野観光協会さんと大地を守る会さんも

少しつながりそうです。中央線の高尾から西側で、宅配率が少ない割に

この町には会員さんや元会員さんがとても多いです。

藤野移住の一翼を担っていただいている大地さんが藤野地区と繋がることで、

私たちも楽しみにしています。

これからは、「創和建設~大地」ではなく「藤野地区~大地」という、もっと

大きな未来に繋がりそうですね。

☆ついでにもう一つ、飛び込みの薪ストーブ屋さんからのプチ情報。

(今年は、3社のストーブ屋さん飛び込み新規営業に来られています)

先日来られた営業さんの言葉

「ここ藤野は、通勤圏でもあり薪ストーブがあまり必要とは思われない

関東圏の立地環境の街の中で、もっとも薪ストーブの設置密度が高い。

どうしてかそうなっているかわからないが、薪ストーブ業界注目してます。

良くみると煙突がいたるところに立ってますよ。」…ですって、

                         「わかってますよ」チャンチャン!

「秦野・北矢名の家」…上棟!

秦野市の鶴巻温泉や東海大学駅に至近…北矢名に建った住まい。

シルバー・ガルバリウムで覆うとてもシンプルできれいな家。

(この地域は白と黒が使用不可という珍しい地域です。)

2つの片流れを持つ母屋と離れから構成されています。

建前完了時点で、かなりカッコいい家であることがわかります。

直角ではなく、鈍角の組み合わせの母屋はとても創造的です。

家が直角だけの組み合わせではなしえない不思議なカタチ。

そしてガルの欠点である素材の冷たさを、

杉板と松のピーラー材が加わり、バルコニーと玄関ドアで和らげます。

玄関ドアは、台風・強風時には無垢の特性で開けずらくなる事も

ありますが、アルミに比べてその質感や触った感じはやはり無垢。

全面ホワイトが理想的な形ですが、シルバーでどうなるか?

どうなるのか?ここも楽しみな1軒です。このお施主さん、

八王子の建築家・エヌプランシステムの並木さんからのご紹介。

分譲系の設計者が多い八王子市内では、

               あまり多くはない注文系の設計者です。

裏に広がる秦野の山に抱かれたデザイナーズハウス「北矢名の家」です。

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この日は駐車場が不足のため、東海大学駅から歩きました。

上に登るにつれ、街並が大きく広がりそれはそれで気持ちいい。

…とはいえ遠い、2度と歩くのはやめようと思った1日でした。

            完成後は鶴巻のお湯にでも浸かっていこう。

☆「藤野・自由すぎる家」の木工事が今少しで完成します。

少し軌道修正でおとなしくなっていそうですが、もとがもとなので

自由さは半端ないです。来月にはその雰囲気が伝わる写真が撮れそう。

相模原市緑区小渕に建築中の無垢・無垢・無垢のなんでもありの

セルフ30パーセントの「自由すぎる家」…公開を楽しみに。

ラフな質感の無垢材を多用した少し変わった家です。

今月はなんだか「セルフビルド」の月になってしまいました。

                    皆さん、怪我だけは気を付けてください。

そして20日は「藤野ふるさと祭り」です。イベントの多い町ですが、

どんな方でも楽しめる一番普通(笑)のイベントのような気がします。

高幡の家

日野・高幡の自然住宅に組み込むテーブルカウンター

お客様の要望にて「耳付きカウンター」剥ぎ材ではなく無垢材で。

創和の地産地消の家づくりに多大な協力をいただいている

相模原市緑区青野原(丹沢の北面)の材木屋さんを視察。

施主・設計者と創和の3者にて約2時間。

空気のいい緑の里山「青野原」で…とても気持ちのいい時間です。

杉&桧&松&欅の4つの樹種で検討…他にもいろいろお宝あります。

最終的には、松と欅に決まり、日野の家づくりに利用します。

1か月に1回のペースで訪れる青野原地区ですが、

その季節季節で楽しみがあります。果樹も豊富。

高圧線の多さを除けば、住むにはとてもいい所。

巨大な政令指定都市・相模原の中、

とてもそうは思えない空気のいい開けた明るい田舎です。

「今回もとってもいい木が見つかって良かった。立派なテーブルに…」

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プリントより集成材 集成材より剥ぎ材 

そして剥ぎ材より無垢材です。あたりまえですが…!

反っても、少しくらい曲がっても無垢の質感にはかなわない。

だいたい木がまったく反らないこと自体がおかしいことで、

近年の住宅事情からか、変に洗脳されているのだと思います。

無垢材…それを職人が丁寧に磨いて取り付けることの大切さ。

近年、あちこちでそんな言葉を目と耳にします。

ひと昔前と贅沢の価値観が変わってきているのだと感じます。

ここ青野原で十何年・何十年と眠っていた木々が再び、

新しく「高幡の家」のあちこちに生まれ変わって生き続けていきます。

上野原の美容室

☆もう一つ上野原市内の「カフェのような美容室」では、

お客様によるセルフビルドでの漆喰壁の仕事が始まりました。

「藤野・里の家」でのセルフビルド体験に参加され実習を積まれた

この家のオーナーが、いよいよご自宅の新築工事で実践です。

白が基調のこの美容室では、施主ご夫婦とご友人とで力を合わせ、

もくもくとそして楽しそうに作業をされておりました。そして上手です。

このご家族、もっとセルフをやっても良かったですね~。

たぶん、セルフが終わるころにはとても上手になって、

もっと広範囲にできるかもと思われるに違いない。

でも、このくらいが調度いいんですけどね。

(ご夫婦が協力して一つのことに向かうことって普通そんなにないですよね。)

完成がとても楽しみな「上野原・カフェのような美容室」です。

創和建設の上野原市内では、はじめてのセルフビルドの住宅。

今月末には完成となります。手づくり感の漂う雰囲気のいい美容室。

ここに植栽・デッキ・そしてたくさんのオーナーの色が加わって、

素敵な白い家になっていくのでしょう。中も外も緑が映えます。

白がバックになっているので、これからの質感と色の加え方で、

とんでもなく大化けする家になっていきそうです。

1枚の絵画が雰囲気をガラリと変える…そんな白い家になりました。

この白いスケッチブックに、これからどんな絵を描いていかれるのか、

お父さん、お母さん、お子さん…10年後は10年後の素敵な色に…。

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    上野原市内の東側にオープンします。

   開店のさいには、こちらでまたご案内します。

「カフェのような美容室」は市内の不動産会社ベストホームさんの

お仕事です。上野原市内で土地をお求めの方は、そちらへご連絡を。

社長をはじめ、とても親切に対応していただけます。

パワービルダー&ハウスメーカーの比率のとても多い上野原市ですが、

地元密着のベストホームさんのような会社が地元力で頑張っています。

そして地域ブランド「里まちネットワーク」にも参加されております。

上野原の山から上野原の林業の方が切り出し製材、もちろん建材も…

そして上野原のお客様の家が上野原の会社の手によってつくられる。

半径のすごく短い流通で無駄がなく、燃料コストもかからず空気も汚れない。

昨年から、日本中で活発に使われている補助金利用の無垢住宅。

上野原市内ではじめての「地域ブランド」は、ここベストさんから始まる予感…