2013年06月18日
「高幡の家」「多摩境の家」…もうすぐです。
現在、細部の設計に入っている多摩地区の2軒の自然住宅。
高幡不動駅の近く「高幡の家」と多摩境駅の近く「多摩境の家」
ともに半年弱の設計期間を経て、なんとかここまで来ました。
地べたの価格が高い場所での無垢の家づくりは負担も大きい。
そんな中、シンプルな設計でお客様の夢うを叶えられるよう…。
いちかわつくみ建築設計室のつくみさんと二人三脚で
お客様と少しづつ前に進み、約95%の設計完了です。
着工はまだまだ先の住宅ですが、そのうちにここでご紹介します。
ともに(コストパフォ-マンスに優れた)素晴らしい家になりました。
施主様の色がたっぷり反映された、開放的な空間を持ってます。
イスの生活でも座卓の暮らしでもどちらでも心地良さげ。
もちろん、寝転んでもあり、無垢の杉板の匂いを感じながら快適。
建築家と施主様の時間をかけたお話合いにちょっとだけ私が口を挟む。
仕切りの多い間取り優先ではなく、ここでどう暮らすかを考えながら、
可変性の高い将来を見据えた家になりました。
以前から多摩地区の住宅街での無垢住宅を考えていた弊社ですが、
ここに来て数軒…大分カタチが出来てきたように思います。
このての住宅が多い日野市、そしてちょっと少ない八王子市と、
2つの自治体での家づくりを、これからも頑張っていこうと思っています。
今日は、八王子の高尾駅の近くにて「大地・高尾の家」の上棟です。
鷹取棟梁を頭に腕のいい若手の大工さんたちが一生懸命棟上げです。
こちらは後日ということで。
それでは「高幡の家」と「多摩境の家」のパースと模型です。
ともに落ち着いた佇まいながら無垢の質感と個性もたっぷり。
床と天井に杉板や和紙を利用。壁も漆喰や和紙で仕上げます。
ケミカルな素材を排除した、とても空気の美味しい住宅です。