2020年09月25日
モバイルソーラー「コロデン」(藤野電力)
相模原市緑区旧藤野町地区に生まれた藤野電力は、企業でもNPOでもない地域活動のひとつです。
持続可能なこれからの生き方を考える英国発祥の市民活動で、世界に約1,000以上、日本でも50以上の都市で行われているトランジションタウン活動の1つ「トランジション藤野」から、東日本大震災直後に生まれました。地域の自然の恵みを見直して自立分散型の自然エネルギーで地域の未来を考える活動で、2011年より有志メンバーによって運営されています。
2019年、台風19号で藤野は多くの被害がでました。
まだ災害の傷跡がそのままの所もまだあります。
残念ながらこれからもそういった災害が日本に起こることを想定し、モビリティ型のオフグリッド電源作りを進めていて、出来上がったのがこの「コロデン」。
この、モバイルソーラー「コロデン」
MORIMO(一般社団法人 さがみ湖 森・モノづくり研究所 )と藤野電力とClass for Everyone(アフリカにソーラー普及の活動)でコラボしてデザイン今年のウッドデザイン賞に応募したところ、一次審査に通りました!
二次審査に向かうにあたり、スタッフは大忙し。
創和建設も、図面作成や撮影に、ちょこっとお手伝いさせていただきました。
完成間近の物件で、お客様のご厚意により、パンフレットの撮影をさせていただきました。
このコロデン、なかなかの優れもの。
600W分の電気を溜められるバッテリーに、1時間あたり50W発電するパネルを搭載。
* LED電球(5W): 120時間
* スマホ充電(15W): 40時間
* 扇風機(20W): 30時間
* パソコン充電(30W): 20時間
もちろんアウトドアにもっていってもOK!(防水ではありませんが…)
お部屋の中をコロコロと移動して使ってもOK!
太陽の光に応じて角度も変えられます。
バッテリー付きなので、これだけの電力が蓄えられれば、停電時に安心ですね。