遅ればせながら、先月見学会を開催した「命が輝く家」のお披露目。

眺めのいい斜面に建築したこの建物。

建築場所は神奈川県相模原市緑区牧野地区。

地産地消の木材・スキップフロア・土間のある家・自然素材

イエルカの薪ストーブ・古材利用・セルフビルド…他にも夢がたくさん。

仕上げも、無垢杉・高千穂の白洲そとん壁・漆喰壁…など盛りだくさん。

ただ、この家の価値はそっち方面ではないような気がします。

ゴタクはならべずに、まずは完成写真を掲載します。

  「牧野・命が輝く家」…完成です。

このての家のいい所は一番最後の写真に集約されています。

家の中を通り抜ける心地よい里山から風を感じながら、

無垢の柔らかな杉の床に、ゴロンと寝転んでいる子供の姿。

とても気持ちが良さそうな…

真夏の暑い季節を忘れさせてくれるような…そんな風景ですね。

この家は…そう…どこか懐かしい匂いがします。

    
    
    
    
    
    
    
    

木の床の中でも…杉の温かみや柔らかさは格別です…ゴロン!

数年前に藤野中央小に合併のため使われなくなった旧・小渕小学校

とても雰囲気のある昭和の匂い全開の木造校舎。

牧郷ラボが入っている旧・牧郷小学校と双璧の懐かしい建物。

歩くたびにギシギシ床が鳴っている「ザ!田舎の学校」です。

正門~校庭~玄関~職員室~教室~音楽室~二宮金次郎などなど

小さいころに見ていた風景がそのまま残っているのを見ながら、

各世代たくさんの卒業生が集まり昔話に花を咲かせていたようです。

10月には無くなってしまうこの校舎…じつに残念。

校庭の隅っこでは、ミニバックホーであちこち穿り返している

怪しい一味(弊社のお付き合いしている電気屋さんの諸角君)。

じつは、ある年代のタイムカプセルを埋めた場所がわからなくなり、

頼まれてあちこち試掘しているとの事。(最後の写真)

その後、見つかっただろうか??

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

タイムカプセルと言えば…船越栄一郎がいい味出してた

すでに解散したファンモンのpvの(告白)という曲を思い出す。

この曲や「ラブレター」は、まずpvありきで…そう売れました。

お隣の八王子出身ということで、毎回依怙贔屓してました。

   

 サッシをアルミから木製の古びた感じに変えれば、すぐにでも

 映画の撮影にも使えそうな…そんな小学校でした…じつに惜しい!

古いモノを残していくのはとてもお金のかかる事。

そして今は耐震・耐火という大切であると同時にやっかいなことがある。

それでも裏に見える鉄筋コンクリートの校舎に比べ、

           歴史の重みも加わって、その佇まいは格段に美しい。

  北杜の家…上棟!

創和建設から中央高速で約2時間

ここは、大自然の真っ只中の八ヶ岳山麓。

「北杜の家」は、こう聞いただけでも素晴らしい景色が想像できます。

基礎着工から約1ヶ月半。

とてもゴッツイ基礎のため、いつもの倍以上の工期を要しました。

棟上げ日は、創和の大工さんたちがこぞって中央道を西へ…

甲府を過ぎたあたりで、エンジン全開の上り坂です。

当日は真夏の暑い中、力を合わせて組み上げました。

木材は東北の燻煙杉の乾燥材…燻煙素材では有名な栗駒山。

これから半年以上、職人さんたちはこの地に通います。

地元・長坂の職人さんにもたくさん入っていただきますが、

「もう少しガソリンと高速代が安ければいいのに」と思うこの頃です。

それにしても山梨県北杜市…凛とした空気がやたら素晴らしい!

そして湘南から北杜へ…施主様の移住の覚悟もやたら素晴らしい!!