「閑の家」…着工!


神奈川県相模原市緑区日連、今季の目玉の創和プロジェクト

「こんな我儘な企画も、藤野だったらアリだろう?」から始まり、

              つ・い・に

平屋プロジェクト「連のいえ」のオオトリ「閑の家」が着工!

この企画は「平屋の町をつくる」という大それたことではなく、

里山の一角に見渡せる小さなエリアに平屋の佇まいの家々が

いい感じでバラバラっと建っている…3年前に私たちが思い描いた

「こんな町があったら素敵だな~」のたわごとからはじまった企画。

それが現実となり、想像以上の風景になっていきました。

そして今年の7月についに最後の1軒にこぎつけました。

年内には完成を迎えるこの「連のいえ」の4軒、

偶然手前にあった2軒と昨年完成した「柿渋の家」、

その3軒も何故か平屋、合計7軒の平屋の町並みになります。

いまどき7軒の平屋が連なる場所って、けっこう贅沢。

平屋特有の広い空と、地べたにしっかり踏ん張った住まいたち。

じつに見事な、落ち着きのある和のエコヴィレッジになりそう。

この企画の最後の家の名称は、施主様自ら名付けられた

「閑の家」…(康・芹・樺)と続き、最後は閑で締めるという、

すべて意味のある素敵な漢字一文字の邸名。

    年末には完成する予定の「閑の家」

「閑の家」の完成をもって「連のいえプロジェクト」も千秋楽。

それでは、最後の連のいえ…「閑の家」のはじまりの時です。

   
   
   
   
   

プロジェクトが完成の際は…創和でもお祭り騒ぎになりそう。

(プチ情報)

100坪を超えるこの場所、周囲を畑に囲まれて…

このような静かな土地でも、駅までは徒歩15分。

そして駅から新宿まで約1時間…立派なトカイナカ。

ここを通勤圏と言わずなんと言おう。

都心に通勤する方がとても多いこの「藤野」という町の、

早朝6時台の駅のホームは田舎の割に人がいっぱい。

電車の本数は少ないが、みなさん、とくにお父さん方

がんばって都心まで通勤されています。

都会と違って電車の時間を意識すればいい話です。

来年も一つ「自然住宅・家プロジェクト」を考えています。

そのうちにここで発表します。お楽しみ…。

今日は、ちょっとした家具(テーブルと椅子)のお話。

無垢と自然素材の家にはホンモノが似合う。

古くても新しくてもホンモノ、紛い物を置く位ならない方がいい。

ここでお引渡しをした2軒の自然住宅「奏の家」と「果樹のある家」

創和建設のある地元・藤野に建てられた家です。

偶然ですがともにスタジオ・イエスさんの

                    手作りの家具が納まりました。

イエスさん、楢の家具が好きなようで、

家を邪魔しないというか、それ以上にレベルアップしてくれます。

味があり清々しく、無垢特有の野暮ったさも少ないこともあり、

どんなタイプにも合う万能選手ですね。名脇役と言っていい。

そんな2軒を家具を主役に写した写真を5枚ほど…

                       それぞれがいい感じです。

ここで外の景色を眺めながらの珈琲は、なぜか美味そうだ。

   
   
   
   
   

いかがですか?きっちりインテリアになっています。

それも素材感のある…名脇役、家具って大切ですね。

長~く使えることを考えるとそんなに高くないですよ。

そう自分の寿命よりずっと長~く生きてくれます…きっと。

先日ここでお知らせした「南大沢の家」の外構が完成。

建物の正面全体に渡るウッドデッキとフェンス。

周囲は、アルミ&スチールのフェンスばかりの家が続くだけに、

この質感とこのサイズはやはり目立ちます。

家がシンプルなホワイト系なので、その色合いはとてもいいです。

年間20を超えるウッドデッキをつくっている創和建設ですが、

やはり「イぺ&ウリン」のデッキは特別で、

価格もそれなりに高額にはなりますが、

長寿命と洋風な設えという点では特別なようです。

開発が著しい新興住宅街の中、外と繋がる暮らしも考えられない

立地とはいえ、このように一つの家で完結する家づくり。

ポカポカした週末のお休みの日、ご家族がこのデッキの上で

仲良く笑いながら遊んだり…お茶を飲んだり…酒を飲んだり…

            「いいですね~。」

    
    
    
    

宅地造成のコンクリートの質感も、このデッキの木の質感で

いい具合に柔らかくなっています。

とにかく広い面積を持つこのテラスデッキの下には、

端から端までポリカの集水装置を吊り下げて樋に集めて道路へ。

あと2年くらいすると、いい感じに色が褪せてくると思います。

今年の創和建設は、リフォームの比重も増えています。

新しいスタッフも加わり、リフォーム・リノベーションのサイトも

そのうちに起ち上げる予定。もちろん大切なのは…素材感です。

八王子市のJR中央線高尾駅からまっすぐ北へ

高尾台の住宅街に建築予定の「高尾台の家」

施主様は建築士の資格も持つインテリアデザイナー

(創和はこのようなインテリア系の施主さん多いです)

周囲の建物に馴染みながらも、個性的な外観を持つ

そんな綺麗な家になると思います。

里には里の、街には街に似合った家があり、

それはカタチだけでなく木のパーセントだったりします。

この家は、いつもの創和の家と少し違っていて、

床とドア以外は木の質感を少しおとなしめにしています。

このあたりで、お洒落な雰囲気が醸し出されるのでしょう。

偶然今月は高尾の家の2軒のご紹介からはじまりました。

先日お知らせした見学会のご報告。

化学物質過敏症(シックハウス)の方のための勉強会の結果です。

勉強会といっても、施主様ご自身の家づくりでの苦労話や、

どうやって暮されているかなど、生きた言葉で語っていただきました。

それだけ化学物質のケミカルな家は厳しいということ。

素材を丹念に吟味し、お会いしてから1年半以上の月日をかけて…。

参加されたお客様、創和のスタッフともども「目から鱗」の勉強会。

確か2年ぶりの企画かと記憶しています。前回同様今回もウロコです。

家とは人が暮らす場所。いい家を造るためには、

十人十色のそれぞれ違った家づくりがあることを前提に、

お客様ご自身が一番気持ちよく暮らせる家を探すために、

「ショールームではなく実際に建てられた家の完成見学会や

住んでおられる住み心地見学会などに数多く参加しする」こと。

ここまでは、いつもの家づくり~シックハウスにおいては

この空間だけでなくそれ以上に「大丈夫な素材を探すこと」。

いろいろな家を見て、たくさんの住まい手さんの話を聞いて、

その家の空気をいっぱい吸い込んで「これなら大丈夫!」と、

それぞれの家づくりに、どうぞいっぱい役立てていってください。

「暮らしの見学会」はOBの施主様のご協力が無ければ叶いません。

今回は、土壁の家とくんえん杉の家の施主様にご協力を仰ぎました。

ありがとうございました。みなさんたいへん参考になったようです。

    
    
    
    

 多摩産材の桧と杉、そして高知県の土佐栂と土佐漆喰

 木舞土壁で全面囲われた良質な住宅です。シンプルで、

 伝統工法により金物・釘・接着剤がとても少ない家です。

 モノが少ないことも写真からわかります。匂いの発する

 モノは出来る限り回避するスケルトンの暮らしがベター。

 最後の縁側スペースは、外気とワンクッション置くという

 施主様の考えだったそうです…素晴らしい考えですね。

今回の見学会の2軒は、年月を重ねた今でもいい家でした。

何年経っても丁寧につくられた木の家の価値は変わらない。

次回は、来週の「里まちの家・住み心地見学会」です。

こちらの結果報告は再来週あたりになります。